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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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100年以上前に出版された本の挿絵を使いたいと思っているのですが、出版社がまだある場合は著作権が存在しているという事で、

ユーザー評価:

100年以上前に出版された本の挿絵を使いたいと思っているのですが、出版社がまだある場合は著作権が存在しているという事で、使用は不可でしょうか?
アシスタント: ありがとうございます。お客様の悩みについてもう少し詳しくご説明いただけますか?
質問者: ドイツの出版社が1790年に出版していたもので、今はドイツの図書館に既存されているそうです。その本の中の挿絵を使いたいと思っていますが、挿絵を描いた方が誰なのかは分からず、出版社も分からないのですが、、当時自費出版だったようです。

知的財産権を専門とする者です。

結論から申しますと、使用しても問題はございません。

著作権の保護期間は、昨年の12月30日にTPP11(環太平洋経済連携協定)の発効に伴い、従来の著作者の死後50年ないし公表後50年であったものが、それぞれ70年に延長されました(改正著作権法51条~53条)。これは外国の著作物においても同様の保護期間となります。

保護期間が延長されても、本ご質問にあります様に1790年に出版されたものにつきましては、すでに著作権の保護期間が消滅しておりますので、それを許諾なく使用しても問題は生じないこととなります。

ただし、一点だけご注意が必要なことは、財産権としての著作権の保護期間は切れていましても、著作者人格権は存在しています。

著作者人格権とは公表権(同法18条)、氏名表示権(同法19条)、同一性保持権(同法20条)をいいます。

このうち、公表権につきましてはすでに出版されている本の挿絵を利用するので問題はございませんが、氏名が表示されている場合にはその氏名を表示することと、作家の意に反して改変しないことが必要となります。

なお、この著作者人格権につきましては、著作者の死後におきましても保護されることになっています。

著作権法では以下のように規定されています。

「(著作者が存しなくなった後における人格的利益の保護)
第60条
 著作物を公衆に提供し、又は提示する者は、その著作物の著作者が存しなくなった後においても、著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならない。ただし、その行為の性質及び程度、社会的事情の変動その他によりその行為が当該著作者の意を害しないと認められる場合は、この限りでない。」

したがいまして、挿絵は改変せずにご使用されることをお薦めします。

質問者: 返答済み 2 ヶ月 前.
25407;絵をそのまま加工せず使えば問題ないという事でしょうか?
マルっと切り取ってランダムに配置し、柄に使いたいと思っているのですが、イラストそのものに加工(加えたり消したり)しなければ問題ないでしょうか?

挿絵の配置の問題ではなく、挿絵そのものに改変を加えなければ問題はありません。

質問者: 返答済み 2 ヶ月 前.
26377;難うございます。
イラストに対して記名も無いので、そのままイラスト本来のまま使えば問題ないという事ですね。

そういうことになります。

質問者: 返答済み 2 ヶ月 前.
12381;のイラストを使った物を販売する事も問題ないですか?

著作権が切れていますので、販売することも贈与することも貸与することも問題ございません。

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質問者: 返答済み 2 ヶ月 前.
26377;難うございます!

評価していただきありがとうございます。

また何かございましたらご質問してください。

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