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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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お世話になります、宜しくお願い致します。アマゾンで物を販売しています。中国人のライバルセラーに私が次官をかけて考えて作っ

ユーザー評価:

お世話になります、宜しくお願い致します。アマゾンで物を販売しています。中国人のライバルセラーに私が次官をかけて考えて作った文章をそのままコピーされ使われています。
やめさせる方法はありますでしょうか?
宜しくお願い致します。

知的財産権を専門とする者です。

まず、ネットに著作物たる質問者様の文章を無断で掲載する行為は、著作権のうちの複製権(著作権法21条)及び公衆送信権(送信可能化権を含む。同法23条)を侵害することになりますので、著作権者である質問者様は、相手方に対して、差止請求(同法112条)や損害賠償請求(民法709条)などをすることができます。また、かかる行為は刑事罰の対象ともなります(著作権法119条等)。

通常であれば、いきなり訴訟を提起するのではなく、まずは相手方(行為者)に対して警告書を内容証明郵便で送り、侵害行為を止めさせ、損害賠償交渉をするのですが、相手方が警告してもなお、侵害行為を止めないような場合に初めて訴訟を提起するという流れになります。

ただし、本件では、実際の行為者と争う前に、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」(通称「プロバイダ責任制限法」という)に基づき、ネット運営者に対して、その文章の掲載をやめさせたり、その行為者の情報を開示させることが必要になってくると思われます。

この法律は、ウェブ管理者が、自ら提供する特定電気通信による質問者様の著作権を侵害する情報(本件では短編漫画)の送信を防止するための措置を講じなかった場合に、管理者が損害賠償責任等(民法709条等)を負う場合(又は負わない場合)について規定したものです。

管理者が損害賠償責任を負う場合(プロバイダ責任制限法3条1項)とは、

「(1)送信の防止が技術的に可能である場合、かつ、

(2-1)管理者が侵害とされる情報の流通により他人(質問者様)の権利(著作権)が侵害されていることを知っているとき(同項1号)、または

(2-2)管理者が侵害とされる情報の流通を知っており、かつ、情報の流通により他人(質問者様)の権利(著作権)が侵害されていることを知ることができたと認めるに足りる相当の理由があること(同項2号)。」

の要件を満たすときとなります。

そのため、単にプロバイダ管理者に対して、流通している情報が自己の著作物であるという連絡のみで、その主張について何の根拠も提示していないような場合は上記(2-2)でいう「相当な理由がある」には該当せず、管理者が情報の流通を防止しなくても本法律に反しているとはいえない可能性がでてきます。

そのため、質問者様としては、管理者に対して、行為者の掲載している文章が質問者様ものであること、行為者の行為が複製権(著作権法21条)および公衆送信権(同法23条)を侵害するものであることを、管理者が応じなければプロバイダ責任制限法3条1項に違反することになり、不法行為による損害賠償責任(民法709条)を問われる「可能性」があることを内容とする連絡をするという方法が考えられます。

このような方法で管理者に請求しますと、管理者は掲載防止措置をとらなかった場合には、自らが損害賠償責任を負うことになりますので、そのような措置をとる可能性が高まってくるものと予想されます。

質問者: 返答済み 1 年 前.
12362;世話になっております、ご回答ありがとうございました。もう少し詳しく教えて下さい。
>そのため、単にプロバイダ管理者に対して、流通している情報が自己の著作物であるという連絡のみで、その主張について何の根拠も提示していないような場合は上記(2-2)でいう「相当な理由がある」には該当せず、管理者が情報の流通を防止しなくても本法律に反しているとはいえない可能性がでてきます。とございますが、流通している情報が自己の著作物という事の根拠とはどのように提示すればよいのでしょうか?具体的に教えて下さい。
またもし特許庁等のお役所に申請する必要があるのであれば、どれくらいの期間がかかると予想されますでしょうか?
またその時の概算費用もお教えください。宜しくお願い致します。

例えば、プロバイダ責任制限法著作権関係ガイドラインでは、以下のような証拠資料を提示することとされています。

① 著作物等に関して著作権法に根拠のある登録(海外におけるものを含む。)がされている場合には、当該登録が行われていることを証する書面

② 著作物等の発行・販売等に当たって著作権者等の氏名等が表示されている場合は、その写し

③ 申出がなされる以前に一般に提供されている商品、カタログ等であって申出者が著作権者であることを示す資料がある場合は、当該資料又はその写し

なお、①の登録につきましては、著作権法上以下の規定があります。

「第七十六条
  著作権者・・・は、その著作物について第一発行年月日の登録又は第一公表年月日の登録を受けることができる。
 2 第一発行年月日の登録又は第一公表年月日の登録がされている著作物については、これらの登録に係る年月日において最初の発行又は最初の公表があったものと推定する。」

この登録をしますと、登録に係る作品が著作物であること、登録に係る権利者が著作権者(質問者様)であることを公証する機能があり、それらの目的で利用されることが多いといえます。

さらには、この登録により、その著作物が少なくともその年月日以前に創作されたという事実を公示、立証することができます。
 登録手続きは、文化庁長官官房著作権課 に対して行うことになります( 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
03(5253)4111(内線2849) FAX 03(6734)3813 )。

具体的な申請手続きは同機関が発行している「登録の手引き」を参考にされるといいと思います。インターネット上でも公開されています。

「http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/toroku_seido/pdf/tebiki.pdf」

登録費用につきましては、著作物(質問者様が創作した文章)1個につき3000円とされています(文化庁のホームページより)

また、文化庁に登録の申請をしてから審査に要する標準処理期間は30日程度となります。

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