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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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映画のチラシ(B5版)を集めています。近く開業予定のカフェは、映画好きが集まるカフェとしたいと思います。店内に、一般に無

ユーザー評価:

映画のチラシ(B5版)を集めています。近く開業予定のカフェは、映画好きが集まるカフェとしたいと思います。店内に、一般に無料配布されている前述のチラシや映画館で販売されているグッズを掲示、展示することは問題ないのでしょうか。
アシスタント: ありがとうございます。お客様の悩みについてもう少し詳しくご説明いただけますか?
質問者: 映画の宣伝用チラシや一般に販売されているグッズをカフェ店内に掲示、展示して映画好きなお客のたまり場的カフェにしたいと思います。問題ありませんか。

知的財産権を専門とする者です。

結論から先に申しますと著作権法上の問題は生じません。

映画のチラシにつきましては、創作性がある限り、美術の著作物として著作権が生じます(著作権法2条1項1号、10条1項4号)。

グッズにつきましては、鑑賞目的であり、創作性が高いものであるならば、美術の著作物となりますが、実用品として利用されるようなものであるならば、「著作物」とならず、そもそも著作権は生じていません。

また、著作物であっても、著作者の死後ないし公表後50年が経過しているものも著作権の保護期間が経過していますので、著作権はなく、そのようなものを許諾を受けずに利用しても違法とはなりません。

そのため、以下には、著作権が生じている場合について述べます。

著作権法には、著作者の権利の1つとして展示権という権利を認めています。以下に展示権についての規定を記載します(著作権法25条)。

「(展示権)
第二十五条
 著作者は、その美術の著作物又はまだ発行されていない写真の著作物をこれらの原作品により公に展示する権利を専有する。」

この条文から明らかなように、この展示権は「原作品」についてのみ認められ、「複製物」については認められません。

そのため、漫画喫茶や図書券等で、書籍を公衆に閲覧させることは展示権の侵害とはならないのと同様に、本件の様に「複製物」たるチラシ等をカフェで掲示・展示する行為は、展示権その他の著作権と抵触することにはなりませんのでご安心してください。

ただし、現にあるチラシ等を複製するなどして展示する場合には、その複製行為について複製権(同法21条)と抵触する可能性が出てきますのでご注意してください。

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