ご質問有難うございます。
住宅ローンに関して「固定金利」と「変動金利」のどちらが良いかという事については、個人
の価値観の問題にもなりますので、一概にどちらがよいかと言う事は言えませんが、固定
と変動のメリット・デメリットを下記しますので、ご参考にしてください。
①固定金利
■メリット:毎月の返済額が確定しているので、返済の資金繰りなど生活設計が
立てやすい。
金利上昇局面では有利になる。
■デメリット:見かけ上、変動金利よりは高めに設定されている。
②変動金利
■メリット:借入時に固定金利よりは低めに設定されているので、借り入れる側
から見ると魅力的。
■デメリット:金利水準見直しのタイミング毎に金利が変動するので、将来の返済
計画資金繰りが予想し難い為、生活設計が立て難くなる。
金利上昇局面では不利になる。
以上ですが、 近年の超低金利時代のローンは変動金利の方が一見有利に感じます。
但し、金利水準は現在ボトムに近いレベルであろうと思われますので、今後変動金利
のローン返済額は金利負担が増えて行く可能性もゼロではありません。
ご質問者の場合、固定金利部分1,000万円、変動金利部分3,550万円との事ですが、
上記で説明した通り、将来の生活設計の立てやすさという観点、将来の金利上昇リスク
の回避という観点の2つの理由から、固定部分の金額をもう少し多めにしたほうが良い
かも知れません。