初めまして、夫婦・男女問題法務手続専門の行政書士のsupertontonでございます。
それは大変お困りのことと存じます。
ご心痛お察し申し上げます。
離婚理由としては、ご相談者様が風俗に行かれて不貞行為があったと
言うことでしょうか?
基本的に、風俗と言えども不貞行為にはなりますが
実務的には、1度ぐらいであれば反省していますと言うことで
調停でも離婚までは勧めないようです。
また、風俗であれば当然、火遊び的なものでしょうから
慰謝料は20~30万円、多くても50万円と言うことろでしょう。
当然、風俗嬢にも慰謝料請求は可能でしょうが
バックに何がついているかわからないので、請求をしないことが多いですね。
あちらも仕事としてやったと主張するだけでしょう。
仮に、離婚するとしても
財産分与は、婚姻中にできた財産はどちらの名義でも折半になります。
退職金も対象にはなりますが、そもそも奥様も働いていれば
奥様の退職金も対象になります。
計算方法としては、最終的に出た額でも可能ですが
普通は、今、自己都合で退職したらいくらになるかの計算です。
そうなると定年で退職するよりもかなり低くなります。
また、年金は、一般的には年金分割を受け入れることになりますが
これも奥様も働いているとなると、多い方から少ない方に分けるだけで
もし奥様が多ければ、損をすると思います。
また、慰謝料に関しては、奥様がご相談者様のご両親を嫌っていると言うのは
ある意味、ゆゆしき問題です。その部分で慰謝料の減額等の可能性はあります。
いずれにしろ、仮に風俗だけなら、不動産を無条件で譲る必要はないと言えます。
お子様に関しては、もう意思能力はあると思いますので
親権はお子様ともご相談されると良いですね。すでに7か月も別居されていますから
ご相談者様の親権の取得は難しいかもしれません。
養育費に関しては双方の年収で額が算定表で決まります。
もし、ご相談者様が離婚をされたくないのであれば
市役所に「離婚届の不受理の届」を出しておくことですね。
それと、修復の調停を家庭裁判所に申し立てても良いでしょうね。
もしかしたら、風俗のみで離婚をしたいと奥様が思っているのであれば
もともと、離婚したいと思っていて、これ幸いと動き出したのかもしれませんね。
ご相談者様も、離婚をお考えであれば、離婚条件を有利に離婚をすることを
お考えください。
頑張って下さい。