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dr-yamamoto
dr-yamamoto, 医師
カテゴリ: 眼科
満足したユーザー: 3201
経験:  国立大学医学部卒業。国立大学病院や総合病院の勤務経験あり
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初めて連絡をさせて頂きます。55歳女性です。

質問者の質問

初めて連絡をさせて頂きます。55歳女性です。
7年前に正常眼圧緑内障と診断されました。当時の眼圧は20mgくらいでした。点眼薬を使い、今は12~14mgで安定しています。それなのに、視神経は確実に消えているらしく、見えない部分(暗く見える部分)は増えています。つまり症状は進んでいるらしいのです。この場合進行を食い止めるのに、何か他の方法がありますでしょうか?実は私はカナダに在住しております。(現在日本に一時帰国中です)正常眼圧緑内障の症例が少ないので、詳しい事が分かる眼科医がこの国にはいません。眼圧をおさえても症状が進行することに大きな不安をかかえています。どうか宜しくお願いいたします。
投稿: 1 月 前.
カテゴリ: 眼科
専門家:  dr-yamamoto 返答済み 1 月 前.

質問ありがとうございます。

現在の治療内容を教えてください。

専門家:  dr-yamamoto 返答済み 1 月 前.

返信がまだですが先に回答させていただきます。

正常眼圧緑内障は眼圧が正常であるにもかかわらず視神経障害が起こる病気で、日本人の緑内障患者の約7割を占めるといわれている病型です。

眼圧が正常なのになぜ視神経障害が起こるその病態は全て解明されているわけではありません。

視神経が圧力に強いか弱いかには、個人差があります。眼圧が正常でも緑内障を発症する正常眼圧緑内障は、もともと視神経が脆弱であることが、発症原因の一つと考えられています。

これに対し、いくら眼圧が正常であっても、さらに眼圧を下げることが治療の第一歩となります。元の眼圧(無治療時眼圧)よりも低い眼圧にすることによって、弱い視神経でも生き延びやすい環境をつくるのが治療の目的です。

ただ残念ながら、緑内障の治療においては「これさえしておけば絶対に進行しない」という方法はありません。まずは1剤の点眼薬で経過観察し、不十分であれば点眼の変更または追加を行う。それでも進行するならさらに治療を強化する、という地道な治療を繰り返していくことになります。

緑内障点眼薬の効果には、眼圧を下げることを主として、循環改善や神経保護が報告されているものもあり、それらを組み合わせて治療していきます。

きちんと毎日点眼していても視神経障害が正常に戻るわけではないため、「点眼していても、していなくても一緒じゃないか」治療をやめてしまう方も実際には多くおられます。しかし、この地道な治療を継続していくことで、無治療で放置した場合よりも視野進行は抑えられています。ですので、質問者様の場合も無治療に比べたら効果が出ている可能性もあるわけです。

いろいろな種類の点眼薬を使用しても眼圧が十分に下がらない場合は、緑内障手術を検討します。手術による合併症もあるため、点眼で経過を見るべきか、手術に踏み込むべきかは、年齢、視野の進行程度、点眼でどこまで眼圧が下がっているか、他眼の状態-などによって検討します。

一見眼圧が十分下がっているように見えても視野狭窄が進行する場合は、眼圧日内変動といって、入院の上24時間(3時間ごと程度)の眼圧検査を行うこともあります。その結果、夜間のみ高眼圧を示す方がたまにおり、その場合は日中の眼圧がよくコントロールされていても点眼を強化したり、手術を検討したりします。

質問者様の場合は、点眼薬強化が必要か、手術が必要か、すでに十分な治療はされているか、帰国時に眼科を受信して相談されてください。

専門家:  dr-yamamoto 返答済み 1 月 前.

返信がまだですが先に回答させていただきます。

正常眼圧緑内障は眼圧が正常であるにもかかわらず視神経障害が起こる病気で、日本人の緑内障患者の約7割を占めるといわれている病型です。

眼圧が正常なのになぜ視神経障害が起こるその病態は全て解明されているわけではありません。

視神経が圧力に強いか弱いかには、個人差があります。眼圧が正常でも緑内障を発症する正常眼圧緑内障は、もともと視神経が脆弱であることが、発症原因の一つと考えられています。

これに対し、いくら眼圧が正常であっても、さらに眼圧を下げることが治療の第一歩となります。元の眼圧(無治療時眼圧)よりも低い眼圧にすることによって、弱い視神経でも生き延びやすい環境をつくるのが治療の目的です。

ただ残念ながら、緑内障の治療においては「これさえしておけば絶対に進行しない」という方法はありません。まずは1剤の点眼薬で経過観察し、不十分であれば点眼の変更または追加を行う。それでも進行するならさらに治療を強化する、という地道な治療を繰り返していくことになります。

緑内障点眼薬の効果には、眼圧を下げることを主として、循環改善や神経保護が報告されているものもあり、それらを組み合わせて治療していきます。

きちんと毎日点眼していても視神経障害が正常に戻るわけではないため、「点眼していても、していなくても一緒じゃないか」治療をやめてしまう方も実際には多くおられます。しかし、この地道な治療を継続していくことで、無治療で放置した場合よりも視野進行は抑えられています。ですので、質問者様の場合も無治療に比べたら効果が出ている可能性もあるわけです。

いろいろな種類の点眼薬を使用しても眼圧が十分に下がらない場合は、緑内障手術を検討します。手術による合併症もあるため、点眼で経過を見るべきか、手術に踏み込むべきかは、年齢、視野の進行程度、点眼でどこまで眼圧が下がっているか、他眼の状態-などによって検討します。

一見眼圧が十分下がっているように見えても視野狭窄が進行する場合は、眼圧日内変動といって、入院の上24時間(3時間ごと程度)の眼圧検査を行うこともあります。その結果、夜間のみ高眼圧を示す方がたまにおり、その場合は日中の眼圧がよくコントロールされていても点眼を強化したり、手術を検討したりします。

質問者様の場合は、点眼薬強化が必要か、手術が必要か、すでに十分な治療はされているか、帰国時に眼科を受信して相談されてください。

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