大変な状況の中ご利用下さいまして誠に有難うございます。
文面内容拝見いたしました。余りに非常識な上司の態度ですね‥
こうした上司から受ける不当な対応につきましては、パワーハラスメント(パワハラ)と呼ばれています。
厚生労働省によりますと、パワハラとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。」と定義されています。
上司の発言ですが、「人格を否定している」、「大声を出す」、「周囲に人がいる中で聞こえるように声を発する」といった3つの点で明らかに業務の適正な範囲を超えているものといえます。
貴方がこうした度を超えた罵倒によって精神的苦痛を受けているとなりますと、まさにパワハラに該当するものと考えられます。
そこで対応ですが、パワハラの場合ですと告訴されても時間と費用がかかるのに対し、貴方が病気にならない限り得られるものは微少な慰謝料に過ぎません。
従いまして、まずは会社の苦情相談窓口、または専用の窓口がなければ人事担当へパワハラ被害を訴え、この上司からの正式な謝罪及び上司の交代を要求しましょう。
貴方の場合、精神的ショックが大きいようですので、謝罪されてもこの上司と顔を合わせますとまた嫌な記憶がよみがえり、ひいては心の病を引き起こしかねません。
会社には従業員が安全かつ健康を保って働けるようにする為の安全配慮義務が労働契約法で定められていますので、まともな会社であれば貴方の要求を無視出来ないはずです。
それでも尚会社側がきちんと対応してくれない場合には、労働基準監督署に設置されている総合労働相談コーナーに行かれることをお勧めいたします。問題解決へ向けて無料のあっせん制度を利用することも可能です。或いは、自治体でパワハラ相談窓口を設けている場合もございますので、お住まいの県や市町村に問い合わせてみるのもよいでしょう。
あとショックが大きいようでしたら念の為、心療内科へ行かれる事をお勧めいたします。
いずれにしましても、このたびの件につきまして貴方に責任は全くございませんので、今後も自信を持って仕事に臨まれて大丈夫です。