返信いただけていませんが、先に回答をいたします。
先ほど書いた通り、顔面神経麻痺とブドウ膜炎は基本的には同じ原因から起きることはまずありません。
可能性があるとすれば、目の奥に腫瘍がある場合には、どちらも起こす可能性はあります。
顔面神経麻痺は甲状腺などのホルモンのほか、神経の圧迫(腫瘍や肉芽腫など)、原因不明の特発性などが多いです。
腫瘍があってもブドウ膜炎が出てくることがあるので、どちらも同じ原因だとすれば、目の奥や鼻の奥の腫瘍(リンパ腫や鼻腔腺癌など)の可能性があります。
それから、顔面神経麻痺ではまばたきができなくなるので、先に顔面神経麻痺が来ていれば、顔面神経麻痺⇒瞬きができない⇒目に傷が入った⇒感染によるブドウ膜炎ということが考えられます。
目の下が垂れさがるよりも前に瞬きの異常が出てくることがあるので、瞬きが正常だったかどうかがわかっていなければこちらの可能性もあります。
あとは他にはそれぞれで共通するような病気はないので、たまたま偶然2つの病気が重なったという可能性があります。
ステロイドでも多少甲状腺ホルモンを抑える作用はありますが、点眼薬で全身的に影響するくらいまでT4が下がることは考えにくいですし、そもそも顔面神経麻痺の場合はステロイドを治療として使うことも多いので、今の状態でステロイドを使うことは問題ないと思いますし、使っていくべきだと思います。
ただし、本当に目に傷がある場合はステロイドで傷がかなり悪化することがあるので、点眼のステロイドではなく、飲み薬のステロイドにするべきだと思います。
甲状腺ホルモンが低くてもステロイドを使ってはいけないということではありません。
それから点眼麻酔でT4が下がるとか、顔面神経麻痺がおこるということは聞いたことはありませんので、関係ないと思います。
私は、まずは目の表面の傷が大丈夫かどうか見てもらい、大丈夫であればそのまま様子を見てもいいと思います。
傷が広がってきているようなら、飲み薬に切り替えるべきですし、抗生剤も飲んだ方がいいと思います。