返信遅くなり申し訳ありません。
前回の質問が閉じられていたため、確認遅れてしまいました。
動物病院により色々と診断が異なる理由や副腎の異常が発見されなかった理由に関してですが、ALKPの上昇がいつからみられていたのかわかりませんが、高齢であるので症状の見られない上昇であれば深く追求せずに様子をみる病院も多いでしょう。
またレントゲン検査では副腎の腫大は発見しづらい場合も多いですし、診察を受けた時点ではまだ小さかったという可能性もあります。
超音波検査に関しては、当てる術者によって検出力にかなり差が出ますので、診断に違いが出ることも多いです。
特にエコーが苦手な場合は右側の副腎の描出が難しいことがあります。
両側の副腎が大きい場合は、摘出して解決するわけではないですし、下垂体が大きい場合などは放射線治療はありますが、毎回全身麻酔をかけて6~7回照射するような負担の大きいものとなる可能性があります。
CT検査であれば、左右の正確な副腎の大きさはもとより、肝臓に腫瘍がないかなども精査することができるので、確認のために一度検査を受けてみるのも良いかもしれません。
ACTHの結果によっては副腎皮質ホルモンに異常がある場合は投薬して症状が治まるかまず内科療法を行って反応を見てから今後の対策を考えるという方法もあるかもしれません。
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