7/2に脳出血を起こした14歳雑種10Ｋの犬です。昨年9月にも起こしました。かかりつけの獣医では老犬ということで、一

症状から、脳出血とはなかなかどの先生も判断できないと思われます。というのも、例えば脳腫瘍や脳梗塞 でも同じ症状は起こり得るからです。脳内出血とは断定できませんが、脳内で何か起きていた可能性というのは考えられます。確定診断をするには、脳のMRIをとらないと、出血かどうかまではわからないと思います。ただ、二回目の先生がおっしゃられるように三半規管の障害でも似たような症状が出ることはあります。頭がぐらぐらするというのは、揺れるということでよろしいでしょうか？三半規管の問題つまり前庭というところの障害だと、頭を左右どちらかに傾けたままになることが多く、その場合症状が、1-2週間続いたり、残ったりもします。船酔いのような状態になるので吐き気があったり、まっすぐに歩けない、眼が揺れるなどの症状もでてきます。倒れたときに吐き気がなかったからと言われたとのことですが、三半 規管の障害でも吐き気はあります。むしろこっちのほうが多いように思います。結論からいうと、症状から脳障害か三半規管の問題か確定することは難しいと思いますが、後ろ足が踏ん張れないなどの障害があるようでしたら、神経系の可能性は高いので、脳障害の可能性のほうがあるかもしれません。ただ、上記にも述べましたように、どちらか確定診断す るには、MRIや詳しい神経学的な検査が必要です。治療としましては、正直どちらであっても確立された治療はありません。血液をさらさらにする薬というのが何かわかりませんが、ステロイドのお薬を使ったり、点滴をすることで、症状がおさまったりすることがほとんどです。なので、今のデキサメサゾンの治療はどちらであっても間違いではないと思います。たてないのであれば、腰の辺りにバスタオルなどを通し、上からつるようにするとうまく支えられますので試してみてください。また、立たなくなると後ろ足の筋力もどんどん落ちてきて寝たきりになってしまいますので、腰から足先にかけてゆっくりマッサージをしてあげたり、関節を曲げ伸ばしするなどのマッサージはやっておいたほうがよいでしょう。