猫
猫の獣医が今すぐ的確回答&即解決!
心中お察しします。
ご質問ありがとうございます。
回答を担当致します獣医師です。よろしくお願いします。
後ほど回答しますので少々お待ちください。
なお、回答者は、本業、食事、睡眠等の合間の時間に回答業務を請け負っておりますので、時間帯によっては返信を長時間お待たせする可能性もあることを予めご了承ください。
年齢は何歳でしょうか?
猫の鼻の症状は、細菌性、ウイルス性、真菌性、高齢だと腫瘍が多いです。
今、抗生剤とイトラコナゾールで効果がなかったことからも細菌性や真菌性ん可能性は低いです。
そして点眼点鼻でよくならなかったということはウイルス性の可能性も低く、鼻血が出ていることからもかなり腫瘍の可能性は高いです。
腫瘍がレントゲンに写るのはかなり進行して、大きくなってからです。
まずはCT検査や鼻腔内ブラシ検査、内視鏡検査をお勧めします。
別の専門家です。
病院では何か検査は行っていますか?
上記で他の専門家が記載しているような、CT検査や鼻腔内ブラシ検査、内視鏡検査は全て鎮静または全身麻酔が必要となる検査で、16歳と高齢の場合はいきなりそのような検査を行うことはあまりお勧めできません。
特にレントゲン検査で明らかな腫瘍塊が認められていないのであれば、まずは鼻汁の細菌培養および感受性試験を行うことをお勧めします。
数種類抗生剤を試されたようですが、増殖している細菌に効果がなければ、改善は期待できませんので、上記検査を行って効果のある抗生剤を特定した上でそれを使用することが望ましいです。
培養の検査は無麻酔で容易にできる外注の検査なので、まずはそちらを依頼されてはいかがでしょう?
細菌性の鼻炎や歯周病からの症状がやはり疑わしいため、適切な抗生剤を選択できれば、改善の可能性は十分あります。
他に鼻汁の分泌を抑えるリゾチームなどの薬剤もありますので、上記に加えて必要であればそれの投薬も検討されても良いでしょう。