猫
猫の獣医が今すぐ的確回答&即解決!
こんばんは。
猫ちゃんで緑内障は稀ですが、診断には眼圧系を使います。
眼圧という目の圧力が上がることが緑内障の特徴です。
初期であれば、眼圧を下げる目薬がありますので、それを使うことが多いです。
目薬などの内科治療は、目が大きくなっていないことが条件です。
目が大きくなっている場合は、目の中に溜まった水を抜くバルブをつける手術をすることで目の圧力をコントロールできます。
目が大きくなりすぎて痛みを伴う場合は、眼摘出が必要です。
視力があるかどうかは、目に光を当ててみる対光反射や威嚇瞬き反射という検査をしていただければ目が見えているかわかります。
これだけでは目が大きくなっているかは判断がつきません。
緑内障も悪化すると眼神経を圧迫し、痛みを引き起こし、感染して脳炎になりますので、
大きくなていると摘出をお勧めします。
内科治療でコントロールできる猫もいます。
費用はバルブをつける費用25万円前後、眼摘出:20万円前後です。
内科治療の判断は上記の通り目が大きくなっていない時です。
お願いはできますし、獣医師もいきなり手術はよほどひどくないとしないので、まずは目薬からになることは多いです。
些細なことでも構いませんので、何かご不明な点がございましたら、いつでもご質問ください。
次回またご質問がございましたら、下記urlより文頭に「Ann」と記載してご質問いただきますと、
今回の相談内容を引き継いだ、継続した相談が可能となります。
https://www.justanswer.jp/pets/expert-dr-kai/?rpt=3800
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