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blue_rose2017
blue_rose2017, 獣医師
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経験:  小動物臨床11年、1.5次診療施設で外科部長、企業病院で院長の経験がある獣医師です
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夜分に恐れ入ります。 猫の悪性リンパ腫について先生のお力をお貸しくださいませ。 13才半のメスの雑種猫です(避妊手術済)

ユーザー評価:

夜分に恐れ入ります。
猫の悪性リンパ腫について先生のお力をお貸しくださいませ。
13才半のメスの雑種猫です(避妊手術済)
B細胞性低分化型消化管型リンパ腫(grade.Ⅳ/b)と診断され、
3月27日の月曜日に猫のリンパ腫プロトコールの抗がん剤治療を始めました。
投与二日後(29日水曜日)より、かなりの水下痢、餌やお水を全く取らない、グッタリする等(気持ちは悪そうなものの吐きはしませんでした)の副作用があり、
29日の水曜日(夜間救急)、30日の木曜日、31日の金曜日は半日入院で皮下点滴、抗生剤の注射、下痢止め、鎮痛剤の投与の対処療法をしていただき、お陰様で、4月1日の土曜日からはお水もご飯も自力でたべられるようになりました。
私的には、かなりひどい副作用に見えたのですが、こんなものなんでしょうか?
もちろん、かかりつけの先生から、副作用等の色んな説明を受けた上での抗がん剤治療でしたが、
正直、この副作用が毎回続いてしまうのかと思うと、
(先生からは、一番最初の週が一番副作用が強く出やすい事や、効き目は落ちるけど次からは投与量を少し減らして投与する等の説明は受けました)
正直、身を引き裂かれる…と言いますか、辛くてみていられないのが本音です。
(本当にだらしない飼い主ですみません。)
今現在、ステロイド剤の効果なのか、わりと元気にしている愛猫を見ていると、たとえ寿命が短くなっても(一カ月以内と言われました)緩和ケアだけでいく方が良いのか、
それとも、寛解を目指し、抗がん剤治療を続けた方が良いのか、
(続けた所でそんなに長くない事も説明は受けました)
そんな事、この場で相談されても先生方も困る事や私が決めなくちゃいけないのは重々承知なのですが、
もう頭の中がパニックで、先生方のお知恵を拝借できたらと思い相談させていただきました。
先に書いたように、あずみ(猫の名前です)のリンパ腫の種類やgrade等からご判断いただき、寛解する可能性がどのくらいあるのか、おおよそ平均でかまいません、どのくらい生きられるのかなど、
かかりつけの先生からも説明はあったと思うのですが、正直、頭に入らなくて…
こちらの先生方のご意見を聞かせていただきたく思います。
本当に一番辛いのはあずみです。
だらしなくて情けないばかりですが、
どうかどうか気持ちを察して頂き、ご回答いただけたら幸いでございます。
よろしくお願い致します。
質問者: 返答済み 1 年 前.
65288;質問者からのリクエストをサイトが代理投稿)こんにちは。次の追加サービスを希望していますが、ご提供いただくことは可能でしょうか?サービス名:電話でのやり取り。 もう少し情報が必要な場合は、どういった情報が必要なのかお知らせください。また別の追加サービスをご提案いただければ、検討します。

あずみちゃんのご家族様

化学療法は色々な種類があるので、どの治療をしてこういった副反応なのか?をお知らせください

また、副反応について、消化器症状が出る場合、減薬で対応すると思いますが、どの程度のを使われたのか?がわからないとご返答しかねます。

質問者: 返答済み 1 年 前.
12372;返信ありがとうございます。
私の書き方が悪かったようで申し訳ありません。資料によりますと、
NCSUプロトコールと書いてあります。
25週に渡り治療していくものです。
1週目の治療としましては、
デキサメタゾンメタスルフォベンゾエートナトリウム0.5m/kg静注または筋注Lアスパラキナーゼ400U/kg筋注ビンクリスチン硫酸塩0.025mg/kg静注プレドニゾロン5mg/頭(1日2回)
と書いてありますが、初めての治療でしたので、正規の量の投薬だと思います。
(正確な投与量は聞いておりません)
かかりつけの先生からも、次回は7〜8割に量を減らしてみましょうといわれましたが、量を減らした所で、どの程度の副作用が出るのか、やってみないと分からないとの説明もありました。

こちら→http://jsamc.jp/dr_info/info/pdf/rinpa02.pdf

の手技ですね、確かに初回は消化器毒性が出やすい方法です。

年齢的に副反応が強いのか、基礎疾患由来かは判断つきかねますけども。

下血や吐血がない部分で状態判断悪くないのではないかなとも思います。

予後については夕方くらいにご回答出来たらと思いますので、お待ちください

質問者: 返答済み 1 年 前.
26089;速のご回答、本当にありがとうございます。猫白血病、猫エイズ共に陰性で、
元々の病気は、特にありません。状況判断だけでも悪くないとおっしゃって頂き、ホッとしております。またのご返信お待ちしております。お手数ですがどうぞよろしくお願い致します。

ご連絡遅れました。

誠に申し訳ありません。

問題点として

  1. 13歳半 メス 避妊済み ネコ
  2. 消化管(B cell type)低分化型リンパ腫(Grade IV/B)
  3. NCSUによる化学療法3/27開始→消化器症状あり

ご質問内容として

  1. 副作用の程度について
  2. 寛解を目標にするのか?それとも緩和ケアで行くのか?
  3. 寛解の可能性、平均余命

でお間違いないですね?

ご質問の1については、獣医腫瘍科で脱毛についてはほぼ議論になりません。人の場合は頭皮に毛が多いので、美容上問題となるのですが、動物は無視されています。

それ故に、副作用で我々が議論をするのは消化器毒性と骨髄毒性です。

すぐに骨髄毒性はなかなか出ないので、1回目でよく議論になるのが消化器のほうが多いと思います。

また、今回のプロトコルで使われていたL-アスパラギナーゼは膵炎が後発することで知られていますので、29日の問題はそちらから来たものと思われます。

ただし、このプロトコルにしても、他のプロトコルにしてもそれぞれの抗癌剤の副作用(欠点)と作用点(利点)をカバーしあって、腫瘍細胞をできるだけ多く殺す、遺伝子の変化で耐性を獲得しにくくするというための治療方法となりますので、ある程度のものはご容赦いただけいたほうが良いのかなとも考えます。

また、年齢も13歳だし、最初から少なくても良かったのでは?とお考えになったり、獣医師側からもそういった提案が出ることもあるのですが、コレについては現在の腫瘍内科では否定的な意見となっています。動物が耐えられないから経験的に減らすとかそういう発言をすると、これらのプロトコルから外れることとなってしまうため、

先にお伝えした腫瘍細胞をできるだけ多く殺すかつ、遺伝子の変化で体制を作ることを防ぐ、寛解を狙うができなくなってしまいます。

また、残念なことですが、抗がん剤の継続で今後、経鼻から中程度の骨髄抑制が出ることも予測されますので、抗生物質の使用やその他のお薬の使用も必要となります。

ご質問の2と3について

問題点2の【消化管(B cell type)低分化型リンパ腫(Grade IV/B)】を日本語にしようと思います。

消化管(の中にある、リンパ節の中の)Bリンパ球若い状態で増えてしまった瘍で肝臓脾臓いずれかの浸潤を疑い(ステージIV)全身症状を伴う(サブステージb)と言いかえられます。

これはB cellと呼ばられるリンパ球が骨髄で作られて、リンパ節で成熟化をするのですが、その作業をしない若いリンパ球が異常に増えていますよという意味になります。簡単に言うと、めちゃくちゃ悪いという意味です。

また、厄介なのが、低分化型=High gradeで、高分化型=Low gradeでたまにこんがらがるという日本語の罠もありますが、低分化型ではしこり状になることも多いため、消化管閉塞をすることもあります。

加えて、完全寛解率は発生部位で異なりますが50〜80%程度、完全寛解期間の中央値は4〜9ヶ月です。

これは半分から8割のネコでとりあえず救命できます。

完全寛解=しゅようが

また、再燃したときのレスキューと呼ばれる抗がん剤の使用選択幅が狭いため、ある程度一気にがツンと叩いておいて方が良いのかなと考えます。

確かにあずみちゃんのご家族様がおっしゃられる部分でステロイド単味という治療法もあるのですが、それか、海外から薬を買ってきてステロイド(1日2回)+クロラムブシル(1日1回から2日に一回)みたいなやり方ですけども、なかなか判断には困ります。

ステロイド単味では腫瘍が耐性を作りやすかったりもすると考えられているので、再燃、消化管閉塞でさらに苦しむとか、そういう問題が出るかもしれませんし、クロラムブシルは常に供給がないという問題もあります。

また、別の治療代替案として、免疫療法(腫瘍免疫を使う)、いわゆる再生医療としてHP等に書いてあるもの、またBRM療法というもの、サプリなどがありますが、

代替案と書いてますが、化学療法を補助したり、外科治療の補助であって、それが治療の主役ではないです。

そういったことよりも、適切に栄養管理をして、蛋白主体の食餌にすると言ったことのほうがより良いとは思いますが・・・

そのへんはかかりつけの先生とご相談ください。

質問者: 返答済み 1 年 前.
12362;忙しい中、大変分かりやすいご回答、本当にありがとうございます。かかりつけの先生からは、ビンクリスチンの方が副作用が出やすい…とは聞いていましたが、アスパラギナーゼの副作用で膵炎…は聞いてなく(私が覚えていないだけかもですが)
そういう可能性もあったのだろうと、すごく参考になりました。
本当にありがとうございます。治療代替案も分かりやすくご説明いただき、本当にありがとうございます。もう一つだけ…何度も申し訳ありませんが、ご質問させて下さい。
毎回、抗がん剤治療の前に血液検査をしますが、膵臓の数値の検査は検査の中に入っていなかったと思います。
これも合わせてやっていただいた方がいいのでしょうか?
それとも、今現在は副作用の症状も落ち着いているので、必要ないのでしょうか?

いえいえ、問題ないです。

膵炎の数字については数社から出ていて、猫の膵炎の数字は中々上手く出ないことがあります。

それゆえ、膵炎陽性/陰性の検査キットしか判断がつくものがないものから数字で出るもの、ただは後者は猫に特異的と言って猫の膵臓からの酵素量と比例するキットでない使われていないのかもしれません、

猫の膵炎は慢性化したり、元々潜在していて発症したりなどのパターンがあるので、ご心配であれば外部検査でフォローするのもひとつかもしれません

blue_rose2017をはじめその他名の猫カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 1 年 前.
12362;忙しい中、何度も本当にありがとうございました。きっと、かかりつけの先生からも説明があったのでしょうが、私の理解力が悪く、
また焦ってしまい、ちっとも頭に入らなくて…
こうして文章で分かりやすく説明いただけましたので、何度も読み返すことができ、大変助かりました。なにかありましたら、また改めてご相談させていただきたく思っております。
よろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。

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