ご返事ありがとうございます。
たしかに長時間の移動は猫ちゃんも疲れるかと思います。
先生にも依りますが、主治医の先生と専門医の先生との間で相談しながら治療をすることは可能だと思います。
その場合には実際の抗がん剤治療は主治医の先生にしていただき、治療内容などの方針は専門医の先生に立てていただくのでもよろしいかと思います。
抗がん剤を処方するにはやはり診察は欠かせないことですので、専門医の先生から診察なしで直接抗がん剤をいただくことは難しいと思います。
検査にてリンパ節の拡大が見られるということは、今現在使用している抗がん剤が効いていないということですので、確かに症状が進行していると言えます。従って、決してよくはないです。
他の抗がん剤に切り替えるタイミングであると思います。
前回のCCNU(ロムスチン)への変更は選択肢として考えれられるものですが、効果がどの程度あるかは使用してみないと分からないです。効果がありリンパ節が小さくなる可能性も十分ありますし、あるいは効果があまり認められない場合もあると思います。
専門医の先生は抗がん剤についてもいろいろご存じですから、他にも使える抗がん剤を知っておられる可能性があると思います。
しかし飼い主様が直接専門医の先生とお話することは診察を受けないとできないと思います。
もしまだ猫ちゃんの体力があるならば、一度は診察を受けていただき直接先生とお話しをしていただければと思います。その後は主治医の先生を介して電話にてご相談されることが可能かと思います。
腫瘍はほかの病気と異なり治すことは難しいです。しかし専門医の先生は治療方法についていろいろなバリエーションを持っていますので、治療や看護の仕方について知識を持っていると思います。
治療について今後使用する予定の抗がん剤が適切か、その使用量はどのくらいで使うか、あるいは他の選択肢はないかなど、できる限り広い選択肢を用意してから判断していただければと思います。
専門医の先生も診察を1回もせずにお薬を処方することはできかねますので、たしかに長時間の移動は負担になるかと思いますが最低1回は診察をされる必要があるかと思います。