こんにちは。
18歳の猫ちゃんがTcell型の消化管型リンパ腫で治療中とのことですね。
Tcell型リンパ腫の診断は血液検査や腫瘤から細胞を採ったりして診断したということでしょうか。
確かにTcell型のリンパ腫は予後が悪いとされています。平均的な予後は2週間位から1か月位と思います。
有効な抗がん剤がございませんので、使うとしたらL-アスパラギナーゼとステロイドで治療することが多いかもしれません。
その他にはなるべく体の状態を整えるために、皮下点滴や静脈点滴をしたり、ビタミンBの補給など支持療法をすることになります。
今現在は食欲もあり、便も出ているということですね。
今後予想される予後はだんだん食欲がなくなり、元気がなくなって動きが鈍くなり自然に衰弱してお亡くなりになる可能性が考えられます。
18歳とご高齢で、抗がん剤が効きづらいタイプの腫瘍の場合には、上記のような支持療法をしつつ痛みがありそうな場合には痛み止めを使うなどして治療されるのも方法の1つかと思います。
抗がん剤療法についてはかかりつけの先生と良くご相談して、続けられるかどうか決めていただくことをお勧め致します。