こんにちは。
きじちゃんは17歳とご高齢の雌の猫ちゃんですね。
できれば血圧を測定することをお勧め致します。また甲状腺ホルモンの測定もお勧めします。
高齢の猫では高血圧による突発性の網膜がございます。
その原因として腎不全による高血圧や甲状腺機能亢進症による高血圧などがあります。
血圧が高すぎると網膜剥離以外にも心肥大や脳梗塞など起こしやすくなります。
今かかられておられる病院では恐らく血圧を測定できないのではないでしょうか。
できれば血圧を測定できる病院を探していただき治療されることをお勧めいたします。
血圧は当然病院で測定する場合には猫ちゃんも興奮するので1回の検査だけでは高血圧を診断できません。一般的には週一回の間隔で3回位測定して200をすべて超えていれば高血圧と診断してもよろしいかと思います。
その時に血液検査も合わせて行い、腎臓の数値やできれば甲状腺ホルモン(T4)を測定されることをお勧め致します。
それで血圧が高い場合には少しずつ血圧を下げるお薬を飲ませてあげて血圧を測定しつつちょうど適量となる薬の量を決めます。血圧測定はその後も定期的にされることをお勧めしまします。
最高血圧を160に前後に保つことで今後脳梗塞による発作や心臓への負担を軽減させることができます。
眼が見えるようにはなりませんが、猫ちゃんも楽になりますし眼が見えなくても生活はできますでの、生活を質を保つうえでも検査や治療をされることをお勧めしたします。
血圧を下げすぎるのもよくありませんので、普段から血圧測定して治療をされている病院にて診察されることをお勧め致します。