健康診断で本当に病気がわかるの?

著者: Satomi Kubo

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4月となり新年度が始まりました。職場やお子様の新学期など忙しくされている方が多いことでしょう。

そんな春から夏にかけての行事には健康診断があります。学校や企業、地域では健康診断や人間ドックが実施される季節です。何気なく受診する健康診断ですが会社や病院が指定した日時に出向き、また前日からの食事制限などもあるため面倒くさいと思いがちです。また以前受けた健康診断で「最近食欲が減ってきて」と話をしたら別室につれていかれて、、という経験から症状を正しく申告されない方もおられます。ただこれらの行動には「健康診断で病気が見つかることが実際にあるのか?」という疑問が心のどこかにあるのが原因しているからかもしれません。

「健康診断の受診で見つかりやすい病気や見つかりにくい病気はあるのでしょうか?」


健康診断はみんながうけてる?その受診率は?

企業においては企業規模が100名を超える会社ではほぼ100%の割合で健康診断が一般社員や契約社員向けに実施されており、受診率は85%~94%という調査結果がでています。10名以上の事業所でも80%以上が実施をしており、その受診率は76%以上です。その反面、自営業や年金受給者となると受診は義務付けられておらず、その受診率は30%前後と予想されています。

健康診断の目的は?

健康診断は病気の予防や早期発見を目的として実施されていて、健康診断は本人が自覚をしていないものの進行している病気の発見に有効です。健康診断の検査内容は労働安全衛生法や老人保健法にて定められている規定にそって行われます。日本人に多い疾患や生活習慣病のデータをもとに組まれています。

健康診断でみつかりやすい病気は?

健康診断では不整脈や狭心症、高血圧症、高脂血症、肝炎、肺がん、糖尿病などが挙げられます。食道がんや胃がん、肝臓癌や胆石などは人間ドックの受診により発見できる可能性が高くなります。

健康診断や人間ドックではみつかりにくい病気は?

子宮がんや乳がん、膀胱がん、前立腺がん、脳腫瘍、白血病などはマンモグラフィや細胞診、血液検査、脳MRIなどがあれば見つかる可能性が高くなりますが、一般の健康診断ではその早期発見は難しいでしょう。

日常生活では一切異変がなくても体の中では何かが進行している可能性もありそれが見つかる可能性が十分あるのが健康診断と言えます。また健康診断は予防を目的としており、毎年検査を受診してデータをとり傾向を把握することで将来の異変を見つけやすくなるという役割もあります。長期的な健康維持のためにも健康診断や人間ドックのみならず眼科検診や歯科検診も含めた定期的な検診の受診がおすすめです。

すでに気になる症状がすでにあり、何か見つかるとわかっているから行きたくないという場合は、一度 JustAnswer サイトで医師に相談をしてみましょう。医師が一対一で症状をお伺いして可能性のある病気やその症状の緩和方法など個別の悩みにお答えします。