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uslawyer2004
uslawyer2004, 弁護士
カテゴリ: アメリカの法律
満足したユーザー: 216
経験:  ワシントン州及びハワイ州弁護士。シアトル空港近くにて、同じく弁護士の夫と法律事務所を共同経営。元検事。法務博士(Juris Doctor)。William Mitchell College of Law及び同志社大学卒業。
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はじめてまして。 このたびアメリカジョージア州で離婚の手続きをすることになりました。 そこで子供2人(10歳、7

質問者の質問

はじめてまして。
このたびアメ リカジョージア州で離婚の手続きをすることになりました。
そこで子供2人(10歳、7歳)を共同リーガル親権、フィジカルを私ということになり、主人も日本へ連れて行くことに合意しています。

ハーグ条約では共同親権の場合相手の合意が必要となっていますが、その同意書はどのような物がいいのか分からないので教えていただければと思いました。
(notarizeedが必要とか、規定の用紙があるのかなど)

また州によっては国外に連れ出すにあたって裁判所のオーダーが必要だったりするようですがジョージア州では必要なのかがわかりません。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: アメリカの法律
専門家:  uslawyer2004 返答済み 4 年 前.

1. お子様達を日本に連れて行かれるというのは、一時的な訪問ですか?それともこれから将来ご主人は米国に残り、奥様とお子様達だけ日本に住まれるということですか?

2. ご主人の国籍は米国ですか?日本ですか?その他ですか?

3. 「離婚の手続き」をされることになったということですが、現在どのような段階ですか?ご主人と奥様が話し合っているという段階ですか?すでに弁護士を雇っていますか?法的手段を開始しましたか?書類関係を作成しましたか?

4. ご夫婦とお子様達は、ジョージア州にはどのくらいの期間継続して住んでいらっしゃいますか?ジョージア州に来たばかりという場合、その前は、ご夫婦とお子様達はどこに住んでおられてその州にはどのくらいの期間住んでいらっしゃいましたか?

質問者: 返答済み 4 年 前.


回答ありがとうございます。


 


1.旦那はアメリカに残り、子供と3人で日本に住む予定です。


 


2.旦那はアメリカ国籍、子供は2重国籍、私は日本国籍


 


3.旦那が弁護士を雇いUncontested DIvoceでアグリーメントを作成してサインするのみですか、これでいいのかまだ決断できずに要る段階です。


 


4.ジョージには2006年9月から住んでいます。結婚した2002年から2006年までは日本に住んでいました。


 

専門家:  uslawyer2004 返答済み 4 年 前.

ジョージア州裁判所規則24.10では子のpermanent custodyについて、親は原則判事にparenting planを提出する義務があると規定しています。そして、JACUSTOMER-8ubc8yd7さんのように両親が子のCustodyについて合意している場合についてジョージア州の法律は次のように定めています。

The judge shall ratify the agreement and make such agreement a
part of the judge's final judgment in the proceedings unless the judge makes
specific written factual findings as a part of the final judgment that under
the circumstances of the parents and the child in such agreement that the
agreement would not be in the best interests of the child.

どういうことかと言うと、両親が子のCustodyについて合意していても、判事がその合意は子にとって最善(best interests of the child)ではないと判断するとき、判事はその合意を認めないことができます。

日本に住むため、離婚後母親が子供を連れて行くというparenting planは、日本がハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)の加盟国ではないことから、判事が認めない可能性があります。

現在、日本はハーグ条約加盟国ではありません。それは何を意味するかというと、もし子のPhysical Custodyを持っている母親が日本にいて、アメリカにいる子のPhysical Custodyを持っていない父親に対して、子に対してアクセスさせない、電話などに出させない、会わせないということをした場合、ジョージア州で作成したparenting plan agreementを日本で強制的に執行できない可能性を意味します。平成24年9月時点で、アメリカ合衆国から日本に対して81件の抗議がなされています。

ですから、判事は子のPhysical Custodyを持っている母親が子を連れて日本に行く予定だと言えば、子がアメリカに残る父親に会えなくなってしまうなどの危険性を心配します。JACUSTOMER-8ubc8yd7さんのご主人が弁護士を雇ったら、その弁護士もご主人に、子供に会えなくなってしまう危険性を指摘すると考えられます。

ですので、このご希望の方式での離婚と子のCustodyの合意は、判事が認めず、たとえ夫婦が合意していても、成立しない可能性があります。では、どうしたらよいか、という疑問がわくでしょう。

夫婦がともに日本国籍であれば、ジョージア法ではなく、日本法で離婚するという選択肢もありますが、そうではないということですので、日本法での離婚は不可能です。いつ日本はハーグ条約加盟国になるのかは、まだ決まっていませんが、現在、日本はハーグ条約加盟に向けて審議中です。

ですので、離婚後日本に子供を連れて行き日本に住みたいという希望をかなえようとすれば、日本がハーグ条約加盟国になるまで、例えば別居などにより、離婚を見合わせることが選択肢の一つとしてあげられます。今離婚をこの取り決めで裁判所に申請すると、先に説明しましたように当事者が合意していても判事が認めない可能性があります。

U.S. Customs and Boarder Protectionは、片方の親だけが同行して子供をアメリカ合衆国から、一時的にであれ、出国させるとき、誘拐罪を疑われないためには、もう片方の同行しない親の書面による同意を携帯しておくことを強く勧めています。特定の書式はありませんが、次のようにに用意することを勧めています。

1.英語で書く。

2.公証notaryは必須ではないが、強く勧める。

3.同意の有効期限を一年以内とするべきである。

4.Who, What, Where, When, Whyと同行しない親の連絡先を書くべきである。

5.同意書の文言は、「"I acknowledge that my wife/husband/etc. is traveling out of the country with my son/daughter/group. He/She/They has/have my permission to do so."」とすべきである。


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