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houmu
houmu, 行政書士
カテゴリ: 交通事故
満足したユーザー: 975
経験:  行政書士 知的財産修士
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娘が、昨年9月に運転中後ろから追突され、当て逃げに遭いました。すぐに相手がわかり、今慰謝料の算定の最中です。相手方の

解決済みの質問:

娘が、昨年9月に運転中後ろから追突され、当て逃げに遭いました。すぐに相手がわかり、今慰謝料の算定の最中です。相手方の保険で基準上限額という内容なので、保険会社の対応には一定の理解を示せますが、本人が障害者(軽い知的障害?)ということで刑事的に責任を問えないと警察から言われ、追突されたショックと逃げられたショックに加え、仕事をかえざるを得なくなってしまった現状に対しての相手の誠意のなさ。同居の親も運転する際の不安から、鍵を隠していた中での今回の事故です。納得がいかないので、本人に対して無理なら、親に対して保護者としての責任を問えないでしょうか。民事裁判に訴える事は可能でしょうか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 交通事故
専門家:  houmu 返答済み 3 年 前.
原則はあくまで本人にしか請求できないのが原則です。
ただし、知的障害の程度によっては、責任追及できる可能性もあります。

この点は、今まさに鉄道事故の案件で争われている事件がありますので、
ニュースにごらんになられているかもしれませんが、ご参考までに紹介
いたします。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140531/waf14053107000001-n1.htm

現在高裁での判決までで、今後最高裁で争われることになりますので、
まだ、どの程度であれば監督責任があるのか、あるいはないという判決が
出る可能性もあるというのが、現在の状況になります。

また、上記の事件とは別に考えられるのが、自動車事故特有の制度で、運行
供用者責任というのがあります。
これは、自動車の人身事故に限定した制度なのですが、運転者以外にも、
自動車の運転に関して関与できる立場の人や、運転によって利益を得ている
人に対しても請求が認められています。

今回のケースでいえば、自動車の所有者が家族名義であったり、名義は
運転者本人であったとしても購入費用を家族が援助していた場合、あるいは
ガソリン代を家族が援助していた場合などに、請求が認められています。
質問者: 返答済み 3 年 前.

回答ありがとうございます。自動車はおじいさん所有で、保険もおじいさん名義です。事故に関して警察からも、本人ではなく父親と話すようにと連絡先も聞かされました。本人は、作業所で働いているようです。この場合はどうなりますか。ちなみに、事故の前あおられた上での追突です。

専門家:  houmu 返答済み 3 年 前.


一般的に、家族による無断使用による事故の場合、所有者である
おじいさんについて、賠償責任が認められます。
もっとも、鍵を隠していた、という話もありますので、この点鍵の管理が
十分だっかどうかによって、結果に変化は出てきそうです。

通常は、今回のように相手方の責任を問う場面では、請求する側が
その落ち度を証明しなければなりません。
しかし、自動車事故(人身事故に限る)については、法律上特別の
定めがあるため、こちらがわが管理上の落ち度があったことを立証
しなくても、所有者であるというだけで基本的に請求を行うことが可能
です。逆に、管理等が十分だったから責任がないと主張するためには、
相手側が証明しなければなりません。
質問者: 返答済み 3 年 前.

ありがとうございます。この場合は、父親に対してではなく、おじいさんに対して訴訟するという事になりますでしょうか。弁護士をたてて裁判所に訴えるという手続きになりますか? 確認をしたいのですが、あおったうえでの赤信号で前に何台も停止しているなか、ブレーキもかけず真後ろから追突し、帰宅ラッシュの時間帯で左に寄せれば渋滞になると考え、娘はウインカーを出して右側の広い駐車場に止めて警察に事故の連絡をしている最中そのまま走り去って行きました。事情聴取に娘の車が急に消えたと、(一車線です)左側を見てきたのにいなかったと話したそうです。その後ろの車が当て逃げだと気づきナンバーもすぐ通報してくれました。これでも刑事罰は無理なのでしょうか?障害者であれば責任は問えないのでしょうか?すぐに停めて謝罪をし、事故処理をしてくれたらこれほど大きくしようとは思わなかったのですが。

専門家:  houmu 返答済み 3 年 前.
>ありがとうございます。この場合は、父親に対してではなく、おじいさんに
対して訴訟するという事になりますでしょうか。

その通りです。ただし、父親にも同居親族ということで、一番最初にご紹介
した判例のような形で責任が認められる可能性がありますから、所有者で
あるおじいさん+両親をあわせて訴えるということも考えられるでしょう。

刑事事件については、どの程度の判断能力があるかが問題になってき
ます。一般的には交通事故の場合、事故後の聴取の際に処罰を希望す
れば、罰金刑などになるケースは多いのですが、今回のケースではそうは
なっていないということですよね。

警察も組織ですから、企業ではないとはいっても費用対効果、というのは
当然考えて動いています。
このような場合、警察の捜査人員的な部分もあったりはしますが、警察が
積極的に取り上げようとしない事件というのは、警察としても実績になり
にくい事件だと考えていることが考えられます。つまり、時間と費用をかけ
て捜査をしたところで、不起訴処分で終わる可能性が高い、あるいは有罪
になるとしても、該当するであろう処分に対して、捜査にかかる費用や手間
が過大になりすぎると考えてためと思われます。
たとえば、判断能力の程度について、医師の鑑定を受けさせたり、過去の
判例でどの程度であれば認められるのか、といった事例を検討しなくては
なりませんから、一般的な健常者の交通事故と同列に判断できないと考え
ているのでしょう。

警察が告訴状の提出をしようとしてもなかなか受理をしてくれないケースという
のがたびたび問題になります。弁護士等の専門家に依頼すれば、受理して
もらえる可能性はあがりますが、提出できただけでは意味がありません。
処罰を希望するという趣旨を実現させるのであれば、過去の判例を調べたり、
医学的な資料を集めるなど、警察側が「ここまでそろえてくれたのであれば、
有罪にできそうだ。やってみよう。」と思える程度には準備をする、費用と時間を
負担する覚悟が必要でしょう。

なお、仮に有罪判決がでたとしても、それが罰金刑であれば財産が減少する
ことになりますし、禁固や懲役刑であれば身柄を拘束されることになります。
これらは、本人や家族に対して経済的な負担が増加する原因になりますから、
損害賠償を請求するにあたっては、マイナスになる可能性がありますので、
注意が必要です。
houmuをはじめその他名の交通事故カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 3 年 前.

すみません、評価をした時点で終わったと思ってしまいました。


とても丁寧にお答えいただいて、よくわかりました。ありがとうございました。


最後に質問ですが、二人を訴えた場合、過去の事例などでかまいませんが、どのくらいの補償金がでると思いますか。または、このくらいは相手に請求できると考えられますか。おおよそで結構です。

専門家:  houmu 返答済み 3 年 前.
交通事故の慰謝料の算定には、任意保険会社が一般にこれぐらいの額
として提示してくる基準額と裁判などによって認められるであろう額
とがありますが、この額にはある程度の開きがあります。

裁判で争えば後者の額になりますが、示談交渉の場合は、その中間の
中で、いかに金額を引き上げていくか、という交渉になります。

裁判基準で計算した場合、たとえば入院なしで1ヶ月間、週2回通院した
場合ですと16~29万円、入院なしで1年間、週2回通院した場合ですと
106~194万円というのが基準になります。
注意していただきたいのは、1ヶ月と12ヶ月で比較した場合に、12倍には
なっていないということです。長期化すればするほど、1日あたりの慰謝
料は下がっていくということですね。

幅があるのは、個別の状況を考慮するためであり、打撲・軽度のむちうち
であれば下限の額が、大腿の複雑骨折のような治療中の拘束度合いが高い
ものであれば上限の額が適用されます。
質問者: 返答済み 3 年 前.

危険な運転をすると承知していたにもかかわらず、必要な防御策を怠ったために起きた事故に対して、保護者の過失責任を争いたい裁判なのですが、怪我の程度に左右されるものですか?


 


 

専門家:  houmu 返答済み 3 年 前.
あくまでも障害者本人が他人(maron03様)に与えた損害がベースです。

たとえば、障害者が100万円の損害を与えた場合に、保護者が管理を
怠ったことについて8割の責任がある、と判断されれば、80万円を
支払うべきだということになります。

この場合ですと、80万円は保護者に対して請求できるが、残り20万円
についてはあくまでも本人にしか請求できないということになります。
また、二重に賠償を受けることはできませんから、仮に本人から50万円
の賠償を受け取ることができた場合、保護者に請求できるのは不足分の
50万円ということになります。
質問者: 返答済み 3 年 前.

なるほど、よくわかりました。


どうもありがとうございました。

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