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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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昨年より、腰椎変性すべり症の診断を受け、リリカ、トラムセット服用による保存治療を実施しております。約1年近く実施して

解決済みの質問:

昨年より、腰椎変性すべり症の診断を受け、リリカ、トラムセット服用による保存治療を実施しております。約1年近く実施しておりますが、残念ながら改善の兆しが見えません。症状としては、間欠歩行症状が出ており、薬が効いていない場合は100メートル程度の連続歩行距離で、尿漏れなどの症状は出ておりません。ただ、もともと週末に野球を趣味として楽しんでいたので今後できれば趣味を再開したいと考えています。現在医師からは、脊髄固定術が必須なため術後数年以内に再発する可能性もありあまり薦められないとのアドバイスを受けています。今後のこの方針を続けるか、どこかの専門医で手術を受けるべきか判断しかねております。アドバイスをいただけますと幸いです。ちなみに、MRI,レントゲン写真を持っているためそれを送付することも可能です。
よろしくお願いいたします。
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。
間欠性跛行がありますから、相談者様は「腰椎変性すべり症による腰部脊柱管狭窄症」を起こされていると言えるかと存じます。
専門医の間でも手術開始のタイミングについては議論があるところですが、遅かれ早かれ種実は必要になります。
①「どこかの専門医で手術を受けるべきか判断しかねております」とのことですが、現在の主治医は脊椎の専門が高い整形外科医ではないのですか?
まず以上、確認させていただけますと幸いです。
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【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】
質問者: 返答済み 1 年 前.
現在は、夏山先生に診断いただいております。
http://www.shima-clinic.com/original12.html
主治医としは専門性が高いと思われます。
相談の意図は、セカンドオピニオンとして、他の治療方針や手術になった場合の術式の選択枝を広げたいということもございます。 どうぞよろしくお願いいたします。
念のためレントゲン写真を添付させていただきました。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
ご返信ありがとうございます。 添付していただいたレントゲン写真を拝見する限り、腰椎3番と4番の間のずれも大きく、側湾も呈しています。この写真を見れば、手術を勧める専門医が多数派なのではないかと考えます。 手術をしても再発するリスクは確かにありますが、進行してずれがもっと大きくなる=神経症状が強く出る可能性の方が高そうだからです。 脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。脊柱管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。相談者様の場合は、「腰椎変性すべり症と黄色靭帯骨化症による脊柱管狭窄症」ということになります。いずれの疾患も加齢に伴う背骨の変形、もしくは、背骨のずれ、軟部組織の骨化によって生じますので、進行することはあっても、非手術的治療で治ることはありません。リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、 運動療法やブロック注射といった対症療法が行われますが、次第に進行し、最終的には手術が必要になります。 手術は、脊柱管の狭窄が骨の変形によるものであれば、骨を削る、あるいは切除することで、神経の圧迫を解除します。腰椎変性すべり症によって脊柱管の狭窄が起きている場合は、椎体の固定術が行われます。これが従来治療ということになります。狭窄した脊柱管によって圧迫され続ける神経には、時間経過とともに不可逆的な変化が起こり続けます。不可逆とは、元に戻らないという意味です。脊柱管狭窄症は、もちろん、初期には保存的治療(非手術的治療)が行われます。手術に踏み切る際のひとつの目安になる症状は、安静時にしびれや痛みが現れているかどうかです。 「持続した圧迫による不可逆性の神経障害のために起こる安静時のしびれは手術でも改善が得られにくい。手術を考慮するのであれば、安静時のしびれが出現する前 が適応であることを常に念頭におくべきである。久留米大学における調査では、手術を受ける患者の約95%が、安静時にも常に痛みやしびれを感じている重症 例で、約70%が歩行距離が100m以下という結果であった。高齢者が多いため、手術を望まない患者が多い現実が反映されているものと考えられる」(http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/ds-pharma/prorenal1113.pdf より引用)。 「手術では神経を圧迫しているものを取り除きますが、取り除くだけでは背骨のずれなどが余計にひどくなりますので、金属を使って背骨を固定しなければなりませ ん。除圧だけの手術よりも規模がやや大きくなります。手術の結果、8 割程度の症状はなくなり、たいていの方には満足、あるいはほぼ満足と答えていただけます。不満足と回答された方の問題は、手術の時期が遅すぎたために神経が麻痺してしまったことによる遺残症状、あるいは他の病気が合併していることから腰の問題が解決しただけでは日常生活動作が改善しない方々です。 (中略)骨粗鬆症がひどくなると手術後にトラブルが生じる危険性があります。年齢が高くなりますと、内臓の予備能力が低くなりがちです。今回、お話しいた します病気は自然経過が大体判っている病気ですので、体力があまりなくならないうちに、また、症状が不可逆性にならないうちに手術を選択するグループが出現し始めました」(http://www.fujita-hu.ac.jp/~fushimin/11th.pdf より引用)。http://www.fujita-hu.ac.jp/~fushimin/11th.pdf の6ページに脊柱管狭窄症の手術の絶対適応と相対適応について説明されたスライドがありますが、相談者様の主治医は、旧来の絶対適応までは手術をしないという意向なのだと思われます。昨今は、上述のように、ここで言う相対適応、すなわち、「日常生活に支障はあまりない」うちに手術に踏み切る方向に舵が切られ、これが主流となっています。その方が後遺障害が遥かに少なくて済むからです。 他の専門医を受診されて、セカンドオピニオンを受けられることをお勧めいたします。 下記のサイトから、日本整形外科学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。 【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医名簿】http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html 以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 1 年 前.
丁寧な解説とアドバイスをいただきましてありがとうございました。
一点、再度確認をさせてください。
目安としての安静時における痺れ、とありますが、この安静時とは、薬を服用していない状態でのことと思いますが、間違いありませんでしょうか? また、この安静時とは具体的には横になっている、あるいは椅子などに座っている、といったことになりますでしょうか? ご教示いただけますと幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
> この安静時とは、薬を服用していない状態でのことと思いますが、間違いありませんでしょうか?
⇒ご理解の通りです。
> また、この安静時とは具体的には横になっている、あるいは椅子などに座っている、といったことになりますでしょうか?
⇒これもご理解の通りです。足の筋肉を使っていない時、荷重がかかっていない時、という意味です。
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質問者: 返答済み 1 年 前.
最後になりますが、セカンドオピニオンしていただく専門医あるいは病院をご紹介いただくことは可能でしょうか?
いただいたリンク先にはたくさんの専門医の方がおり判断がうまくできないためになります。
ご紹介いただく意図は、コンタクトはあくまで、私自身がする、という前提を考えております。
ちなみに、私は、横浜市旭区に在住しておりますので、通いやすいところがよいかと思っておりますが、実績のある専門医のいる病院があれば、そちらを優先したいと考えています。
よろしくお願い致します。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
院紹介のご要望は多いのですが、JustAnswerでは、大多数の専門家は特定の医療機関の紹介・推薦を行っていません。
医療カテゴリの専門家が、日本全国の全ての病院の内情を把握できているわけでもありませんし、相談者様を実際に診察しているわけでもありません。医師と相談者様の相性の問題もあります。そういう状況で、 こうしたサイトを通じた病院紹介は、病院側、相談者側の両方からクレーム を受ける可能性があるからです(実際、そういったトラブルは、他の専門家が手がけた事案も含めて過去に何回か起きています)。
JustAnswerは病院紹介サイトではありません。これに関してはご了承いただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 1 年 前.
猫山様。状況理解を致しました。
連絡いただきありがとうございました。

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