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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14365
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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男性79才数年前から1km位歩くと.右足底がシビレが出て.膝から下まで感覚がなくなり.近頃は左足までシビレて歩くこと

質問者の質問

男性79才数年前から1km位歩くと.右足底がシビレが出て.膝から下まで感覚がなくなり.近頃は左足までシビレて歩くことができなくなります.5分間くらい休むと治りますが.時には10km位歩いてもその症状が出ない場合もあります.足の血行など調べてもらいましたが異常はありませんでした.宜しくお願いします.
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.

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おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

下肢に痺れや痛みがある場合、神経性の病態と血管性の病態を想定する必要があります。
実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、相談者様は「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」をお持ちのようです。
https://www.ohta-hp.or.jp/n_etc/80med/dep/dep50/d50_02.htm
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

「足の血行など調べてもらいましたが異常はありませんでした」とのことですから、「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」を起こされている可能性が高いと考えられます。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。

脊柱管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。
いずれの疾患も加齢に伴う背骨の変形、もしくは、背骨のずれ、軟部組織の骨化によって生じますので、進行することはあっても、非手術的治療で治ることはありません。

リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、 運動療法やブロック注射といった対症療法が行われますが、次第に進行し、最終的には手術が必要になります。

手術は、脊柱管の狭窄が骨の変形によるものであれば、骨を削る、あるいは切除することで、神経の圧迫を解除します。腰椎変性すべり症によって脊柱管の狭窄が起きている場合は、椎体の固定術が行われます。
通常、椎弓切除術、開窓術、脊椎固定術という術式が採用されます。

骨の中を脊髄が通る脊椎は、整形外科の中でも専門性が高い領域です。脊椎・脊髄専門医を受診されることをお勧めいたします。
下記のサイトから、日本整形外科学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を行ってもらえる可能性が高いと考えます。

【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医名簿】
http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html

以上、ご参考になれば幸いです。

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