JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14381
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 整形外科 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

・脊柱狭窄管症と腰椎ヘルニアということが判明し、多少痛いが、運動や生活に支障はない。少しでも腰痛体操など指導を受けな

解決済みの質問:

・脊柱狭窄管症と腰椎ヘルニアということが判明し、多少痛いが、運動や生活に支障はない。少しでも腰痛体操など指導を受けながら手術は先に伸ばしたい。その場合は、理学療法士などのいる整形外科を選ぶのが良いのでしょうか?現在は昔からかかりつけの整形へ通って湿布などもらっています。現在74歳。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。

脊柱管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。
相談者様の場合は、「腰椎ヘルニアによる脊柱管狭窄症」ということになると思われます。

いずれの疾患も加齢に伴う背骨の変形、もしくは、背骨のずれ、軟部組織の骨化によって生じますので、進行することはあっても、非手術的治療で治ることはありません。

現在かかられている整形外科は脊椎の専門性が高い医療機関ですか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】











質問者: 返答済み 3 年 前.

現在の通院治療を受けている医者は整形が専門であるが、脊椎の専門医ではないと感じです。看板には、内科も含めたスポーツ〇〇医、ペインクリニックなどたくさんの科名が記されています。電気と湿布そしてひどい痛みの時は注射をしていただけますが、普段通り運動はやってよいしストレッチをよくするように言われています。20年以上通っています。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

「多少痛いが、運動や生活に支障はない」という状態であれば、現在の相談者様の状態に対しては、まだ手術は必要ないかもしれません。

リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、 そして運動療法やブロック注射といった対症療法は必要だと思います。
町医者お得意の「電気治療と湿布」は脊柱管狭窄症には全く効果がありません。
我流の運動療法療法は危険ですから、理学療法士の指導を受けて行われるべきでしょう。

一方で、脊柱管狭窄症に対して手術を行うタイミングは、近年どんどん早くなってきています。
それは、症状が長引くほど、手術をしても治りが悪くなってしまうことがわかってきたからです。

狭窄した脊柱管によって圧迫され続ける神経には、時間経過とともに不可逆的な変化が起こり続けます。不可逆とは、元に戻らないという意味です。
脊柱管狭窄症は、もちろん、初期には上述の保存的治療(非手術的治療)が行われます。しかし安静時にしびれや痛みが現れた場合、手術に踏み切るとする専門家が増えつつあります。

「持続した圧迫による不可逆性の神経障害のために起こる安静時のしびれは手術でも改善が得られにくい。手術を考慮するのであれば、安静時のしびれが出現する前 が適応であることを常に念頭におくべきである。久留米大学における調査では、手術を受ける患者の約95%が、安静時にも常に痛みやしびれを感じている重症 例で、約70%が歩行距離が100m以下という結果であった。高齢者が多いため、手術を望まない患者が多い現実が反映されているものと考えられる」(http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/ds-pharma/prorenal1113.pdf より引用)。

「手術では神経を圧迫しているものを取り除きますが、取り除くだけでは背骨のずれなどが余計にひどくなりますので、金属を使って背骨を固定しなければなりませ ん。除圧だけの手術よりも規模がやや大きくなります。手術の結果、8 割程度の症状はなくなり、たいていの方には満足、あるいはほぼ満足と答えていただけます。不満足と回答された方の問題は、手術の時期が遅すぎたために神経が麻痺してしまったことによる遺残症状、あるいは他の病気が合併していることから腰の問題が解決しただけでは日常生活動作が改善しない方々です。 (中略)骨粗鬆症がひどくなると手術後にトラブルが生じる危険性があります。年齢が高くなりますと、内臓の予備能力が低くなりがちです。今回、お話しいた します病気は自然経過が大体判っている病気ですので、体力があまりなくならないうちに、また、症状が不可逆性にならないうちに手術を選択するグループが出現し始めました」(http://www.fujita-hu.ac.jp/~fushimin/11th.pdf より引用)。

昨今は、このように、「日常生活に支障はあまりない」うちに手術に踏み切る方向に舵が切られ、これが主流となっています。その方が後遺障害が遥かに少なくて済むからです。

このように日進月歩の分野ですから、専門性が高い医療機関を受診されて、現在の相談者様にとってベストの治療が何であるかを相談されることを強くお勧めいたします。

骨の中を脊髄が通る脊椎は、整形外科の中でも専門性が高い領域です(脳神経外科でも扱われる領域です)。改めて脊椎脊髄専門医を受診され、診察を受けられるべきでしょう。

下記のサイトから、日本整形外科学会と日本脊椎脊髄病学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医名簿】
http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html

【日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医】
https://www.jssr.gr.jp/jssr_sys/shidoi/listInitTop.do

以上、ご参考になれば幸いです。

























猫山司をはじめその他名の整形外科カテゴリの専門家が質問受付中

整形外科 についての関連する質問