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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14342
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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高齢者の大腿骨頚部骨折について(長文失礼いたします)私の母についてです。大正7年1月生まれ、96歳2ヵ月です

解決済みの質問:

高齢者の大腿骨頚部骨折について

よろしくお願いいたします。(長文失礼いたします)

私の母についてです。
大正7年1月生まれ、96歳2ヵ月です。現在、介護老人保健施設に入所しております。
軽い認知症があります。
軽度の糖尿病ですが、服薬はせず、食事療法のみです。

今月(3月)12日の未明に施設内で(ベッドよりトイレに行こうとして?)しりもちをつき、同日のお昼頃にT総合病院の整形外科を受診しました。
レントゲン撮影の結果、右足の大腿骨頚部骨折との診断でした。
本件につきまして、ご相談したします。


実は、約1年半前の2012年の10月に左足の大腿骨頚部骨折で、手術を受けておりまして、その時以降の流れをまずご説明させていただきます。

●2012年9月27日(木) 夜10時頃施設内でしりもちをつく。
●9月28日(金)深夜 施設の医師の判断で、救急車でT総合病院(今回と同じ病院)へ。
あまり痛がらない。
左足の大腿骨頚部骨折と診断。
医師の話「普通は手術する。心臓が大きくなっている。麻酔に耐えられか、内科医・麻酔科・心臓科・整形外科で相談して決めたい」
29日(土)に、内科に入院した。
内科主治医「弁膜症がある。心筋梗塞をおこす恐れもある。1週間程度内科的処置をしてから、骨折をどうするか決める」
点滴・酸素吸入・投薬(専門的な内容はわかりません)

●10月4日(金)
内科主治医「心エコーの結果に問題ない。血栓があったが消えている」
麻酔科医「全身麻酔で。リスクはある。手術しないと寝たきりに」
その後、外科病棟へ。

●10月9日(火)
午前に手術した。(94歳10ヵ月)
人工骨頭を入れた。
手術担当医「手術時間は60分。骨はもろくなっている。出血150cc」

●10月10日(水) リハビリ開始。

●10月22日(月) 退院予定日。
退院前の脚エコー検査で脚に血栓が見つかり、退院延期、内科病棟へ。血栓を消す点滴。

●11月1日(木) 内科主治医「血栓は消えた」

●11月5日(月)内科主治医「内科的には問題ない。後は、整形外科とリハビリの問題」

●11月12日(月) 退院。 以前の施設に戻った。
その後は、血液検査のINR値によりワーファリンを1mmg~2mmg服用(現在まで)

《手術前は、シルバーカー(バギー)を押しながら歩行していました。手術後は、施設のマンパワーの制約もあるでしょうが、日中は車椅子での生活になりました。
トイレは、介助付きで自力でしていました。ただ、オムツは一日中していました。
施設でのリハビリ時には、手を取って10mくらいは歩けたようでした。》

◎2012年12月18日(火) トイレで転んだ。T総合病院整形外科を受診。骨に異常ない。

◎2013時1月17日(木) 右足付け根に痛み。T総合病院整形外科を受診。骨に異常ない。

◎2014年2月19日(水) 右足付け根と右膝に痛み。酸素濃度が88に下がり、救急車でT総合病院へ。
胸部レントゲンで肺炎が見つかり、内科に入院。
その後は、右足の付け根部分は痛がらない。

◎2月25日(火) 内科退院。 右足と右膝については、左大腿骨頚部の手術の半年ごとの検査の予約が3月18日に入っているので、その時に、ということになった。

●(前述のとおり)3月12日(水) 未明にしりもちをついた。右足の大腿骨頚部骨折の診断。
担当医「手術するかしないかは、最終的には、本人と家族の判断」
ただし、現在のところ(私は)判断できない状況です。

3月18日(火)の左足手術後半年ごとの検査の際に、今回の右足の「手術をする」か「手術をしないか」を伝えることになっています。


【ご教示いただきたいこと】
◆現在は右足の付け根部分はほとんど痛がりませんが(寝ている姿勢を変えたり、車椅子からベッドへの移動時には痛いと言います)、高齢で痛みを感じにくくなっているのでしょうか?

◆母のように、96歳という超高齢者でも大腿骨頚部骨折の手術を受けることはできるのでしょうか?
(左足の時と比べて、1年半加齢しているわけですが、どうでしょうか?)
また、どのような手術(施術)方法がありますでしょうか?
成功する可能性は、どうでしょうか?
(それぞれ個人の状況等によるとは思いますが)

◆(特に、超高齢者の場合)
手術する場合の、メリットとデメリット・リスクはどのようなものがありますか?
一方、手術しない場合の、メリットとデメリット・リスクはどうでしょうか?
できるだけ詳しく、ご説明していただけるとありがたいです。
また、リスクの可能性・発生割合はどの程度でしょうか?

◆母の場合、今後10年・20年ということは考えにくく、5年程度と思われますが、この点を考慮して手術する・しないの判断や手術の方法などについて、アドバイスをお願いいたします。

◆前回の左足の入院時に、点滴を抜いてしまったり、トイレに行こうとして(尿の管を装着している)ベッドの柵をはずそうとするなど、(言わば大暴れの状態)ことがしばしばありました。
このため、約3週間家族が交代で夜泊まり込みました(過保護の感はありますが‥‥)。
また、やむを得ず、手袋やベッドに固定のベルトをしてもらいました。
このような行動は普通なのでしょうか?
もちろん、本人にストレスがあったでしょうが、家族のストレス・疲労・負担は大変なものがありました。
あの負担が今回も‥‥と思うと、気が重くなります。
すべて病院にお任せしてよいものでしょうか?

◆これも前回のことですが、昼夜逆転症状が起き、夜に寝ないので睡眠導入剤を飲ませたところ、急に言動が荒っぽくなり、服薬を中止してもらいました。
睡眠導入剤には、このような副作用があるのでしょうか?

◆手術するかしないかを判断するにあたって、上記のほかに注意すべき点があれば、ご指導ください。

◆以上の事柄や、その他、私の思い至らない事柄などを総合的に判断すると、どのようにするのがベストまたはベターであると、ご指導いただけますでしょうか?


◆以上、長文になり大変恐縮です。
「手術する」か「手術しない」かを病院に伝えるのが、3月18日(火)と迫っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
おはようございます。猫山と申します。

ご質問が複数項目ありますから、まず回答可能な部分についてお答えいたします。

◆現在は右足の付け根部分はほとんど痛がりませんが(寝ている姿勢を変えたり、車椅子からベッドへの移動時には痛いと言います)、高齢で痛みを感じにくくなっているのでしょうか?
⇒これは高齢者の頚部骨折ではよくあることだと思います。

◆前回の左足の入院時に、点滴を抜いてしまったり、トイレに行こうとして(尿の管を装着している)ベッドの柵をはずそうとするなど、(言わば大暴れの状態)ことがしばしばありました。
(中略)
すべて病院にお任せしてよいものでしょうか?
⇒これはせん妄を起こしたものと考えられます。ご高齢の患者様においてはしばしば見られる現象です。
http://www.nissoken.com/jyohoshi/bk/2013fuyumihon/2.pdf
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

病院側に任せられるかどうかは病院側の看護方針次第です。
せん妄が生じた場合に家族が付き添えないのであれば手術は行えないという方針の病院もあります。

◆これも前回のことですが、昼夜逆転症状が起き、夜に寝ないので睡眠導入剤を飲ませたところ、急に言動が荒っぽくなり、服薬を中止してもらいました。
睡眠導入剤には、このような副作用があるのでしょうか?
⇒これは睡眠薬によるせん妄の悪化であったと推察されます。せん妄状態における昼夜逆転は一般的な不眠とは異なります。睡眠薬の投与はむしろ睡眠を悪化させます。
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~rehabil/koza/window/000320.html

前回入院された病院はせん妄に対する適切な対処ができない体制であることが推察されます。今回も同じ病院に入院されるのであればご家族の付き添いが必要となる可能性は高いのではないかと考えます。

その他のご質問ですが、
◆母のように、96歳という超高齢者でも大腿骨頚部骨折の手術を受けることはできるのでしょうか
◆(特に、超高齢者の場合)
手術する場合の、メリットとデメリット・リスクはどのようなものがありますか?
◆母の場合、今後10年・20年ということは考えにくく、5年程度と思われますが、この点を考慮して手術する・しないの判断や手術の方法などについて、アドバイスをお願いいたします。
◆手術するかしないかを判断するにあたって、上記のほかに注意すべき点があれば、ご指導ください。
◆以上の事柄や、その他、私の思い至らない事柄などを総合的に判断すると、どのようにするのがベストまたはベターであると、ご指導いただけますでしょうか?
⇒これらは全て、手術前のインフォームド・コンセントの段階で主治医から説明がなされるべき事柄ではないかと考えます。
実際にお母様を診察・検査できないインターネット相談では一般論しか申し上げられず、それはおそらく相談者様ご自身がインターネットで検索することができる内容と変わりがないでしょう。
「手術する」か「手術しない」かを病院に伝えるのが、3月18日(火)と迫っているとのことですが、手術内容・手術の可否・メリットとデメリットの説明を受けられて、ご本人またはご家族がそれに基づいて手術に同意するかしないかを決めるという、ごく当然のプロセスを経ておられず、インターネット相談でご質問されているということでしょうか?

このことにつき、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.


猫山先生

こんにちは。お答えありがとうございました。

はじめまして、寺澤幸雄と申します。よろしくお願いいたします。

インフォームド・コンセントの件につきました、お答えいたします。

12日に受診した際の、医師の説明は概ね次のようでした。これがインフォームド・コンセントなのかはわかりません。(私自身冷静でなかったこともあり、曖昧で申しわけありません。)

レントゲンをみて、「骨折している。普通は手術する」‥‥手術は可能と、私は理解しました。(この段階では、内科的なチェックはしていません)

「高齢でもあり、手術しない場合は?」と質問すると、「歩けなくなる可能性が高い」

それ以上の手術する・しない場合のメリット・デメリットの説明はありませんでした。(私が質問しなかったこともあるかもしれません。)

手術の具体的な内容についての説明はありませんでした。

前回は、(内科的な処置・チェックの後)手術当日の3日前に担当医よりもう少し詳しい説明がありました。


手術する・しないの判断にあったては、「超高齢である」ことはそれほど重要なファクターではないのでしょうか?


「せん妄」について
ご指摘の病院の対応については、通常どのような対処が行われるのでしょうか?
家族が付き添った場合、どのように対応すべきでしょうか?


以上、取り急ぎお答えいたします。
なおご不明な点がございましたら、お知らせしただければと思います。

よろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
> 手術する・しないの判断にあったては、「超高齢である」ことはそれほど重要なファクターではないのでしょうか?
もちろん重要なファクターです。
ただし、大腿骨頸部骨折を受傷される患者様の大半が高齢者であって、中には後期高齢者の方もおられ、そういった患者様におかれましても手術は行われます。
骨折の仕方だけではなく、呼吸機能、心機能、肝機能、腎機能といった、手術でかかる身体的な負荷や、麻酔による負荷に患者様が耐えられるかどうかを評価した上で手術の可否が決定されます。

お母様は前回、心肥大と弁膜症のために慎重な対処がなされたようです。
「レントゲンをみて、『骨折している。普通は手術する』‥‥手術は可能」ということではないでしょう。
今回も恐らく、18日に相談者様が「同意」を示した後に、麻酔科医による各種検査が始まるのではないでしょうか。その上で手術が可能であるということになれば、そこで改めて手術に関する詳しい説明(手術内容・メリットとデメリット)があって、本当の「説明と同意(インフォームド・コンセント)」が交わされ、相談者様が同意文書に署名捺印をされることになるのだと推察します。
どういった段取りを踏まなければ手術は出来ません。18日に同意したら19日に手術、というスピードでは話は進まないでしょう。

大腿骨頸部骨折にも折れ方やその部位により様々なタイプのものがあります。
http://www9.plala.or.jp/sophie_f/referene/daitaikotu1.html

手術法としては、スクリューやボルトで折れた骨頭を固定する方法と、人工大腿骨頭に置換する手術とがあります。骨折のタイプによって治療方法が変わってまいりますが、お母様のご年齢ですと、骨の再癒合の可能性が低いので、恐らくは人工大腿骨頭置換術が選択されるのではないかと考えます。
http://www.hamawaki.or.jp/shinryo/ope_details/ope_05.html

手術のメリットは歩けるようになるかもしれないことです。
デメリットは歩けなくなることで、それによって認知症や他の身体合併症の悪化が予想されます。

術後のせん妄に対しては、薬物療法としては、少量の抗精神病薬が有効です。
かつ、ご家族・看護スタッフの働きかけにより、日中の刺激を増やして覚醒度を上げる努力が回復を早めます。
以下は個人のブログの記事ですが、内容は医学的に妥当で、参考になる部分が多いと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/reforest1962/36986889.html

以上、ご参考になれば幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございます。
しかし評価もご返信もいただけていないようです。

お役に立てなかったのであればオプトアウト(回答辞退)して他の専門家に回答権を譲りますが、いかがいたしますか?
質問者: 返答済み 3 年 前.
ご連絡が遅くなり、大変失礼いたしました。
申し訳ございません。

このたびは、ご丁寧かつ詳細なお答をありがとうございました。
『期待以上の回答に大満足』しております。

お答えを踏まえて、手術をするかしないかを決めたいと思います。
現時点では、病院が手術可能と判断された場合は、お願いしように傾いております。


以下は、事務局?におたずねすべきと思いますが‥‥
最終的に、どのように決断したか。
その後の経過報告。
本件に関し、追加の質問。
は、どのようにするのでしょうか?

本返答で、評価させていただいたと理解してよいでしょうか?

重ねまして、このたびはありがとうございました。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
システム上でご評価いただかなければ私は報酬を受け取れませんので、この後に現れる画面からの評価をお願いいたします。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
その後の経過報告。
本件に関し、追加の質問。
は、どのようにするのでしょうか?
⇒これらは、別途、新たなご質問として投稿していただくことになります。
猫山司をはじめその他名の整形外科カテゴリの専門家が質問受付中

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