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ocean-sky, 整形外科医
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 178
経験:  日本体育協会公認スポーツドクター、救急医
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50代の女性です。 先日、右足の付け根の痛みが引かないので、整形外科にかかったところ、 MRIを測定し、突発性右

質問者の質問

50代の女性です。
先日、右足の付け根の痛みが引かないので、整形外科にかかったところ、
MRIを測定し、突発性右大腿骨頭壊死症と診断されました。
装具を作るか、松葉づえで、右足に体重をかけないようにして、
半年くらい様子をみようといわれました。
手術もあるといわれましたが、どのような手術があるのか、
また、手術に踏み切る時期はいつごろなのか、教えていただけますか。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  ocean-sky 返答済み 3 年 前.
こんばんは。


大腿骨頭壊死の治療について説明させていただきます。

壊死の大きさや位置から予後がよいと判断できる場合や症状がない場合は保存療法の適応です。

関節症性変化が進むまで可動域は比較的保たれるため、積極的な可動域訓練は必要ない場合が多く、疼痛が強い時期にはリハビリテー ション的アプローチなどにより安静が大切です。
杖による免荷が基本となり、適正体重の維持、長距離歩行の制限、重量物の運搬禁止などの生活指導を行います。
疼痛に対しては鎮痛消炎剤の投与で対処します。

しかしながら、これらの方法では圧潰の進行防止は大きく期待できないため、
圧潰進行が危惧される病型では骨頭温存のための手術療法の時機を逸しないことが重要です。

つまり、自覚症状があり壊死の進行が予想されるときは速やかに手術適応を決定します。

症状が出現すれば、変形が進む前に手術療法を受ける方が治療効果が高くなります。


若年者においては自分の関節を残す骨切り術が第一選択となりますが、
壊死範囲の大きい場合や骨頭圧潰が進んだ症例、高齢者などでは人工物置換術が必要となることもあります。


手術方法は、以下の方法があります。
A.内反骨切り術
転子部で内反させたときに壊死部が荷重部からはずれる場合に適応があります。
骨切りの形状に工夫をした転子間弯曲内反骨切り術では合併症が少ないとされています。

B.大腿骨頭回転骨切り術
大腿骨頚部軸を回転軸として大腿骨頭を前方あるいは後方に回転させることで壊死部を荷重部から外し、
健常部を新しい荷重部とする方法です。
また、同時に大腿骨頭を内反させることにより、寛骨臼荷重部に対する健常部の占める割合をさらに増やすことができます。

C.人工物置換術
圧潰した大腿骨頭を人工骨頭で置き換えたり、股関節全体を人工股関節で置換します。骨切り術に比べて早期から荷重が可能で、入院期間も短期間ですみます が、人工物自体に耐久性の問題があり、将来再置換術が必要になる可能性があることを念頭に置く必要があります。
若年者の場合は骨切り術の可能性をできるだけ追求し、人 工物置換術の適応には慎重でなければなりません。


ご質問者様の骨頭壊死の場所、程度により手術適応、手術時期を主治医とよくご相談なさることが何よりも重要です。

セカンドオピニオンとして他の股関節専門医に意見を聞くということも有効かと思います。
日本股関節学会の研修病院のリストをご紹介いたしますので、。
股関節専門医がおり、治療経験も豊富です。
お近くの医療機関ををお探しいただけるかと思います。
http://hip-society.jp/training.html

(クリックしてサイトが開かない場合はコピーアンドペーストしてお使いください。)
質問者: 返答済み 3 年 前.


ご回答ありがとうございました。追加でお尋ねいたします。


・53才という年齢ですが、「若年者」には該当しないということでよいでしょうか?


本人の意向としては、①できるだけ手術はしたくない、②手術をするなら、リスクやリハビリ期間、術後の生活への影響を知りたいと思います。


53才だと、自分の骨を残す骨切り術より、人工関節の方がよいのでしょうか。


 


・それぞれの手術の場合、必要となる入院日数や、具体的な手術のリスク、リハビリの期間等について概要を教えていただけますか。webサイトで見れるようでしたら、サイトをご教授いただくことで結構です。


術後の生活として、スポーツをしたりできるのでしょうか? 人工関節だと、正座できないとか、可動域が狭くなる、10年後には再手術が必要となる等、友人からのネガティブな話を聞いております。


 


宜しくお願いいたします。

専門家:  ocean-sky 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。


手術的治療は大きく分けて骨切り術と人工関節置換術の2通りありますが、どちらも利点と欠点があります。
壊死の病型・病期と患者さんの年齢、社会的背景を考えに入れて治療方針を決定します。

壊死の病型・病期は手術を考慮する上で非常に重要です。
主治医にお聞きいただけるとよろしいかと思います。


骨切り術は壊死を免れた健常な関節面を荷重部(体重がかかる部分)に移動させて股関節機能を回復させる手術です。壊死を免れた部分がどの部分にどの程度残っているかによって骨切り術の方法を選択します。
大腿骨頭壊死に対して行われる骨切り術としては前方回転骨切り術、後方回転骨切り術、内反骨切り術があります。
骨切り術を行い荷重部から移動した壊死部は健常な骨に置き換わるとも言われていります。また骨切り術は自分の骨を利用して行う手術であるため若い年齢で行っても一生関節機能を保つことができる可能性があります。将来的に人工関節にも移行可能です。
リハビリ期間が長期必要であることや関節の動きが多少悪くなる可能性はありますが、若年者に対しては極めて有効な手術方法と言えます。人工関節という治療カードを後々まで残しておくことに大きな意味があると言えるでしょう。

一方、人工関節は壊死した骨頭を除去して、股関節に人工の関節を埋め込む手術です。人工関節術には大きく二通りあります。一つは人工骨頭置換術で、もう一つは人工股関節全置換術です。
人工関節は安定して痛みが取れ、関節の動きが確保され、入院リハビリ期間も短くてすむ大変優れた治療法です。
手術したその週から歩行訓練を開始できるため高齢者などでは極めて有効な手術です。
しかし欠点もあります。徐々にゆるみやすり減りが出現するために15年から20年程度で何らかの入れ換え術の必要性が生じる可能性があることや、感染に弱いことなどが挙げられます。
また、特定の下肢の姿位をすると股関節が脱臼する可能性があることも欠点の一つです。
人工関節術後に様々な問題が生じた場合入れ替え術を行うことになりますが、入れ換え術は何度も行うことができません。このため50歳代以前の比較的若い症例では、多少条件が悪くてもできる限り骨切り術を検討する必要性が出てくるのです。

ご質問者様は53歳でいらっしゃるので、手術方法についてはよく考慮する必要があります。
骨頭壊死の状態、部位(病型、病期)により骨切り術の適応となるかもしれませんが、
この点は主治医とよく相談なさっていただく必要があります。

(若年者という表現は非常に曖昧で、通常50歳以前にというボーダーラインです。ご質問者様はボーダーラインギリギリに乗っているかどうか、、、ぐらいの状態です。)


術後のリハビリについて、経過を写真入りで詳しく説明されております。
ご質問者様の状態や、主治医の方針で内容は変わる可能性はありますが、
概略は理解いただけるかと思います。
http://fujisawatokushukai.jp/department/rehabilitation/reha05.html

手術に関するリスク、注意点など、スポーツに関しても詳細に渡り以下に説明されております。
ご参照下さい。
http://koshiitai.com/kokan/syujutu_kotukiri6.html

(クリックしてサイトが開かない場合はURLをコピーアンドペーストしてお使いください。)







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質問者: 返答済み 3 年 前.

 


大変お世話になりました。


頂いた話を主治医の先生とも相談しました。


・現状ではレントゲンで観察されるレベルではなく、MRIで漸く見えるレベル


・現時点では、保存治療。


①松葉づえで体重を右足にかけない生活を6か月をめどに実施する。


②悪化しないかどうか1~2か月に一度、レントゲンをとる。


③6か月後にMRIを測定し、壊死部分の改善状況をみる。


・改善が見られない、悪化した場合は人工骨頭を検討する。


 骨切術については、本人の意向もあり、手術のリスク、長期のリハビリ等を


 勘案して、選択しないこととしました。


 


・このような進め方にもし問題点があればご指摘いただければ幸いです。


 


・また、保存療法についてですが、正直、なかなか松葉づえの長期生活も体のほかの部分への負担も、少し心配です。車でパートタイムに出ていますが、業務内容を体に負担のないすわり仕事に限定すれば問題ないでしょうか。


・装具もあると聞いていますが、どのくらいの費用がかかるのか、装具を装着した場合の問題点とうありましたら、教えていただけますでしょうか。


(今回、just answerでお伺いするのが初めてで、システムが分からず、こちらに継続して質問してしまいました。別のフォームでの質問が必要でしたらご指示いただけますでしょうか。


 


よろしくお願いいたします。


 


 

専門家:  ocean-sky 返答済み 3 年 前.
こんにちは。

(別のフォームが必要か私にも分かりませんので、このままお話を続けさせていただきましょう。)

>・このような進め方にもし問題点があればご指摘いただければ幸いです。
→ご質問者様も納得されておられるようですし、現在の主治医との方針でよろしいと思います。


>・また、保存療法についてですが、正直、なかなか松葉づえの長期生活も体のほかの部分への負担も、少し心配です。車でパートタイムに出ていますが、業務内容を体に負担のないすわり仕事に限定すれば問題ないでしょうか。
→歩き回る機会を少しでも減らすため、すわり仕事、デスクワーク主体をおすすめいたします。
すわり仕事でパートタイムのお仕事は問題ありません。



>・装具もあると聞いていますが、どのくらいの費用がかかるのか、装具を装着した場合の問題点とうありましたら、教えていただけますでしょうか。
→以下のサイトに、写真付きで装具のことについて(費用なども)書かれております。
問題点としては、装具の装着に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~tshibuya/yougo/sougu.html
質問者: 返答済み 3 年 前.

Ocean-sky先生


 


ご回答ありがとうございました。


 


大変恐縮ですが、追加でお伺いしてよろしいでしょうか。


 


体重の維持が重要とうかがっておりましたが、松葉づえ生活に入って、早速体重が増え始めました。家の中でできるような運動(たとえば、自転車をこぐような運動)は、やはり骨頭に負荷をかけるでしょうか?患者のみなさんはどのように工夫されているか、ご教授いただけますでしょうか。


 


松葉づえでの、生活を半年続けることに、(今回、地元での大雪もありまして)いろいろと不安を感じております。温存するのがベストとは思いますが、人工骨頭や、人口関節の場合、飛んだり跳ねたりするような運動は、できなくなると覚悟したほうがよいのでしょうか。


(骨切り術の場合もそうでしょうか?)


 


よろしくお願いいたします。


 


 


 


 

専門家:  ocean-sky 返答済み 3 年 前.
こんばんは。

股関節に負担をかけないような運動、自転車を室内でなさるのは問題ありません。

その他、ストレッチなどの運動をゆっくり、呼吸と合わせてゆっくりすることで
カロリー消費することはできます。

以下のページでストレッチなどの体操が紹介されておりますので、ご参照ください。
http://www.jinko-kansetsu.net/hip/07_selfcare/stretching.html


骨切り術でもそうですが、人工骨頭、人工関節でも、
飛んだり跳ねたり、、、というのは、例えば軽いジョギングなどは問題ありませんが、
飛んだり跳ねたりに加えて、ひねりが加わると良くないです。

ですので、ご質問者様がなさるというスカッシュは本格的になさると、ひねり、ツイストなどの動作が頻繁に出てきますので、軽目にしていただくか、
もしくは対人のゲームは控えていただく方が安全かと思われます。
ocean-skyをはじめその他名の整形外科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 3 年 前.
お世話になります。また、本メールに、継続して、ご相談させていただいて、宜しいでしょうか。
(改めた新規入力が、必要でしたらご指示ください)
約五ヶ月経ちましたので、MRIを測定しました。壊死部分は、2センチ程度と、小さくはなっていませんでしたが、その周りの部分は、改善しているようなので、あと、半年、松葉杖で、頑張ってみようといわれました。骨の代謝は、四ヶ月はかかるので、簡単には、改善しないと言われました。
半年後に、悪化して、人工骨頭の手術をする可能はないか、ききましたが、それは無いだろうと言われました。
家内は、松葉杖生活で、かなり参っていますが、このまま、温存療法を続けることが、適切でしょうか?また、半年後、少し壊死部分が、改善した場合、体重をかけて、壊死部分が大きくなってしまうことは無いのでしょうか。
元気な左足も、負担で、やはり関節が時々いたんだり、むくんだりして、気分が落ち込んでいるようです。例えは、エアーマッサージャー モミのようなマッサージ機は、使わせても問題ないでしょうか?

宜しくお願いします。
専門家:  ocean-sky 返答済み 3 年 前.
こんばんは。
(新規入力が必要かどうか当方もよく分かりませんので、このまま続けます。)

>約五ヶ月経ちましたので、MRIを測定しました。壊死部分は、2センチ程度と、小さくはなっていませんでしたが、その周りの部分は、改善しているようなので、あと、半年、松葉杖で、頑張ってみようといわれました。
、、、温存療法を続けることが、適切でしょうか?
→温存療法で良いと思います。
壊死部分の周りの改善が見られるということですので、これはいい兆候です。
松葉杖での生活は楽ではありませんが、壊死部分への負荷を減らすためには必要なことなので、
なんとかやってみていただけるとありがたいと思います。


>また、半年後、少し壊死部分が、改善した場合、体重をかけて、壊死部分が大きくなってしまうことは無いのでしょうか。
→骨壊死が発生しただけでは痛みは出ません。壊死した骨 組織が圧壊(つぶれること)すると痛みが発生します。
いったん 大腿骨頭壊死が発症したあ とは、その骨壊死領域の拡大はみられず、また、骨壊死の再発が起こること は稀であることがわかっています。

>例えは、エアーマッサージャー モミのようなマッサージ機は、使わせても問題ないでしょうか?
問題ないです。少しでも気分がよくなるようでしたらお使いいただいてよいと思います。

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