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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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黄色靭帯骨化症(T4)でT4以下完全麻痺の筋緊張について

解決済みの質問:

黄色靭帯骨化症(T4)で手遅れと診断され症状は固定化していると言われている71歳男性。診断後約2年、在宅独居。リリカ、漢方など内服継続していましたが、度重なる失神発作、気管支炎があり某大学病院内科に入院。内服薬をすべて中止されたところ下肢の不随意運動、筋緊張増強し褥創が悪化してしまいました。退院後,


往診医からT4以下の完全麻痺だから痛みは感じないはずだからと入院前の薬は中止となりました。本人は、「痛みはな いと言われても内側で感じるんだ」と言い、薬を全部切られてからおかしくなったと感じています。往診医が、筋緊張を取るためにデパケンを処方しやや筋緊張、不随意運動は軽減したのですが食欲減退、胃部症状出現したため中止。再び筋緊張、不随意運動アップしている状態です。 T4以下完全麻痺の場合、筋緊張、不随意運動に対してはどのような治療がなされるのでしょうか? このままだと、両踵部、臀部の褥創は治りそうにないし今後の予後について不安を覚えています。現在、エアマット(オスカー)に寝ています。ギャッジアップ時などにググッと筋緊張がきます。

投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

「黄色靭帯骨化症(T4)で手遅れ」、「T4以下の完全麻痺」ということは、黄色靭帯骨化症によってその部位の脊髄が圧迫を受け続けた結果、不可逆性の(=元に戻らない)変性を起こし、脊髄損傷と同じ状態になってしまったことを意味します。

よって、この患者様が呈している「下肢の不随意運動、筋緊張増強」は脊髄損傷患者が呈するそれと同じもので、痙性麻痺と呼ばれます。
「痙縮(痙性、spasticity)は、中枢神経または伝導路の傷害により上位中枢からの抑
制が減少し、脊髄での反射が亢進する病態であり、筋緊張の亢進ならびにスパスム
(筋攣縮)やクローヌス(間代性痙攣)による運動障害や不随意な運動を特徴とし、脊髄損傷、脊髄変性疾患、脳性麻痺、頭部外傷などによる痙性麻痺患者で問題となる」(http://www.info.pmda.go.jp/shinyaku/P200700002/40001400_21700AMY00174_D100_1.pdf より引用)。

治療には、痙縮薬と呼ばれる薬剤、

ミオナール
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se12/se1249009.html

ダントロレン
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se12/se1229002.html

バクロフェン
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se12/se1249006.html

などが用いられます。
受診可能ならば、脊髄損傷の診療をしている神経内科などを受診されるのがよいでしょう(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。
難しいようであれば、往診医にこれらの薬剤の使用をリクエストされるのがよろしいかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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