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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14256
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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13歳の中学生 男子です。サッカー部に所属しています。今月(平成25年2月)の試合での接触プレーの後、腰痛を訴えたた

解決済みの質問:

13歳の中学生 男子です。サッカー部に所属しています。今月(平成25年2月)の試合での接触プレーの後、腰痛を訴えたため整形外科を受診しました。CT,MRIの画像診断で腰椎分離症と診断されましたが、画像には白い濁り(水分)がないということでコルセットで固定しても骨はつかないとのDr.の判断でした。1年半前にも同じ症状で今回とは別の病院を受診しましたが、レントゲ ンは撮っていなかったと思われます。おそらくその時に分離していたのだと考えています。今後、本当に骨はつかないのか、リスクの無い有効な治療方法がなにかないでしょうか?コアトレ等のトレーニングで体を補強するしなないのでしょうか?画像で(水分)というものが100%識別できるのでしょうか?
私としては、念のためにもコルセットで固定して暫く様子を観てみたいと思います。
今後の本人のスポーツ人生に弱点を負わせたくないと思いご相談させていただきました。
よろしくお願いします。
(中学生の父です。)
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんにちは。猫山と申します。
各種スポーツイベントで大会ドクターを務めています。

まず、MRIによる腰椎分離症の病期診断ですが、骨癒合が望める初期には、分離部位である椎弓根が、T1強調像という撮影方法で低輝度(黒く)、T2強調像で高輝度(白く)映ります。
「白い濁り(水分)がない」という表現はやや正確さを欠いているように思われますが、癒合が期待できるかどうかをMRIでかなり正確に判断できることは事実です。
MRI上で、椎弓根が分離しているのに、分離部位が白くも黒くもならずに、他の骨と同じ輝度で映っている場合、すでに終末期に入ってしまっていると判断され、骨癒合は目指さず、椎弓根が分離したまま、保存的に治療する方向で方針が立てられます。

恐らくは1年半前から分離症は起きていたのでしょうから、時間経過としても、ご子息の腰椎分離症は終末期に当たると思われます。

残念ながら分離した腰椎の癒合は望めませんし、そのためのリスクの無い有効な治療方法もありません。

少し補足情報を下さい。

ご子息はスポーツ医学を専門とする整形外科医のもとで治療を受けられているのでしょうか?

「コアトレ等のトレーニングで体を補強するしなないのでしょうか?」とおことですが、コアトレーングとは、この場合、どのようなトレーニングのことを念頭に置かれていますか?

「念のためにもコルセットで固定して暫く様子を観てみたいと思います」とのことですが、どういった目的でコルセット固定を続けられようとしているのしょう?

「ストレッチとコアトレを先週から実施させています」とのことですが、これは整形外科主治医または理学療法士の指示に従ったものでしょうか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



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質問者: 返答済み 4 年 前.

スポーツ専門医を受診しています。


弱い部分を補強し第5腰椎に負担がかからないことを念頭におかれているとまた、体が硬いと腰に負担がかかるとのことで、ストレッチも合わせて行っています。


 


骨が本当につかないのか試してみたいと思っています。


 


ストレッチとコアトレとも主治医とPTの指示によるものです。


 


よろしくお願いします。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

ご返信ありがとございます。

「ストレッチとコアトレとも主治医とPTの指示によるもの」なのであれば、その治療方針に間違いはないと考えます。指示通りの運動療法を行われるのがよいでしょう。

一方で、コルセットの使用については、こちらも主治医とPTに相談されるべきでしょう。
コルセットで体幹を支えることでコアの筋肉が廃用性に弱り、また固くなるという側面がありますから、ストレッチとコアトレという治療方針とは相容れません。

骨が癒合することの期待度は残念ながら高くありません。
現在の、骨癒合を前提としない治療の最適化を阻害する可能性があるコルセットの使用は、プラスよりもマイナスが大きいと考えます。

諦めきれないお気持ちはわかりますが、お気持ちを切り替えて然るべき治療方針に沿って治療を受けられるべきかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

ご回答ありがとうございます。


今後のスポーツへの取り組み度合(強度)は何を基準にすればよいでしょうか? 悪化が心配です。


 


また、すべり症などの症状は中学生になれば起こりにくいと言われましたが、


定期的な受診(画像診断)で部位の状況を把握することに努めるべきでしょうか?


何度も申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうござます。

> 今後のスポーツへの取り組み度合(強度)は何を基準にすればよいでしょうか? 悪化が心配です。
これはご子息ご本人の自覚症状に尽きると思います。腰に違和感や痛みを感じたらすぐに休養を取るべきでしょう。
日本の少年スポーツの特徴として、なかなか休みづらい雰囲気はあるかもしれませんが、成長期のお子様の将来を考えるならば、悪化を予防することを第一に考えられるべきでしょう。

> 定期的な受診(画像診断)で部位の状況を把握することに努めるべきでしょうか?
サッカーを一定上のレベルで続けられるのであれば、上記のような不調時+定期的受診はされるべきでしょう。
画像検査については、レントゲンやCTでは被爆の問題もありますから、状態に合わせて、どれくらいの頻度で検査を行うかを主治医と相談されるべきかと存じます。


猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
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経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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