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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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以下の質問にお答えいただきますようによろしくおねがいします。 一昨年の夏に脊椎管狭窄症、第四腰椎すべり症と診断され

解決済みの質問:

以下の質問にお答えいただきますようによろしくおねがいします。
一昨年の夏に脊椎管狭窄症、第四腰椎すべり症と診断され、しびれが出るようになったら脊椎の手術が必要になるといわれました。去年の一月にトレッキングから帰ってしばらく後の朝、布団から立ち上がれないほどの痛みに襲われました。以降、二か所の整形外科で診察と投薬と治療を受け 、三月からは月に一度の通院でAKA博田法という治療を現在まで受けています。この数か月の間、布団から離れる前に自分で選んだストレッチや軽い筋トレをしていて、治療と相まって痛みはだいぶ軽減されているように感じています。今、気になる痛みは股関節の痛みとももの後ろ側の痛み、座面に当たるおしりの痛みで、他に足の指が凍えているような感覚と足裏に豆がついているようなぶつぶつ感です。
最近考えていることは、スポーツ医の指導で運動療法を強めてみようかということです。
以上のようなことに、ご指導とご意見をいただき、病院等についてもお教えいただけるとたいへんありがたく存じます。
私は、東京都に居住しています。よろしくお願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。

脊椎管狭窄症と腰椎すべり症とは、並列診断されるべき疾患ではありません。
脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。
脊椎管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎すべり症、黄色靭帯骨化症と複数の理由によって起こる狭窄の総称です。
よって、相談者様の場合は、腰椎すべり症によって脊柱管狭窄症が起きている可能性が高いと考えます。

「今、気になる痛み」である「股関節の痛みとももの後ろ側の痛み、座面に当たるおしりの痛み」は坐骨神経痛でしょう。
坐骨神経痛は病名ではなく症状名で、坐骨神経が背骨を出るところから足を下り始めるところまでのどこかで圧迫されると臀部や、太腿の裏側、下肢の裏面・足の裏のだるさやしびれ、痛みなどが現れます。
http://www.oleg-oasis.com/zakotutuu/ZAK1.JPG

坐骨神経は4番目と5番目の腰椎の間から出て足の後面を下降する太い神経ですから、第4腰椎のすべり症をおもちの相談者様でこの症状が起こっているのは、すべり症が進行していることを示唆する所見です。
http://www.ou-hari.com/jpg/a-zakotu.jpg

少し補足情報を下さい。

AKAを行っている医師と、「しびれが出るようになったら脊椎の手術が必要になる」と言った医師は同一人物ですか?

なぜ「、スポーツ医の指導で運動療法を強めてみようか」と考えられているのでしょうか。

手術を受けられることは考えられておられないのですか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 4 年 前.

猫山先生


早速のご回答ありがとうございます。


 


第四腰椎すべり症としびれが出たら手術が必要という診断は、脊椎手術が専門の整形外科医の先生がらいただきました。


整形外科の先生お二人からは脊椎管狭窄症と診断されています。


AKAの治療をしていただいている先生からは手術の話はありません。一回目の治療では驚くほどの効果がありました。現在、治療当初からは痛みの割合が1/3くらいに減っています。


 


脊椎の手術は術後の経過が思わしくないとの不満を耳にすることが多く、最終の手段と考えています。つらさはありますが、我慢できる範囲の痛みなら手術は控えたいと思っています。


メコチバールとロキソニンを各2錠/日 を服用しています。


 


スポーツ医のことは筋力や姿勢を整えることで、痛みを軽減できるのではと考えるからです。


 


以上です。よろしくお願いします。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

私の見解としては、「としびれが出たら手術が必要」という診断を述べた脊椎専門医の立場を支持いたします。

前述したように、脊椎管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎すべり症、黄色靭帯骨化症と複数の理由によって起こる狭窄の総称ですが、これらのいずれの疾患も加齢に伴う背骨の変形、もしくは、背骨のずれ、軟部組織の骨化によって生じますので、進行することはあっても、非手術的治療で治ることはありません。

リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、相談者様の服用されているメチコバール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、 運動療法やブロック注射といった対症療法が行われますが、次第に進行し、最終的には手術が必要になります。

手術は、脊柱管の狭窄が骨の変形によるものであれば、骨を削る、あるいは切除することで、神経の圧迫を解除します。腰椎すべり症によって脊柱管の狭窄が起きている場合は、椎体の固定術が行われます。
通常、椎弓切除術、開窓術、脊椎固定術という術式が採用されます。

AKAや運動療法によって症状が緩和できるのは脊柱管狭窄症の初期~中期に限られ、進行した場合には効果は期待できません。
スポーツ医を受診されても特別な筋力強化法を指導してもらえるということはありません。脊柱管狭窄症はスポーツ外傷ではありませんので、全くの畑違いです。

神経症状(坐骨神経痛)の出現は、脊柱管狭窄症の手術の必要性を示すサインとされています。
脊髄が通る脊椎にメスを入れることに対する心理的な抵抗は理解いたしますが、むしろ手術は早期に行った方が予後は良好です。
神経の圧迫が長期間に渡るとその時点で(最後の手段として)手術をしても、神経症状が残存するからです。

最初に受診された脊椎手術が専門の整形外科医を再診されて治療方針を相談されることをお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
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質問者: 返答済み 4 年 前.

猫山 先生


わかりやすく適切な説明をいただきよく理解できました。


今の症状から病気の進行状況を把握することでより良い治療方法につながるのだと理解しました。


年齢と体力も考えると手術をするタイミングなのだろうとも思います。


病院については、信頼感を寄せられる先生と術後のケアの体制が整ったところを早急に選ぶつもりでいます。


丁寧に説明いただきありがとうございました。

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