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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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初めまして。横浜の金谷です。現在62歳で30年ほど前に交通事故で首を捻り右腕に2.3日軽い痺れが出た事がありました。

解決済みの質問:

初めまして。横浜の金谷です。現在62歳で30年ほど前に交通事故で首を捻り右腕に2.3日軽い痺れが出た事がありました。
去年の10月末から五十肩の症状で右腕が上がりにくく、箸は持てますが物を掴んで持ち上げたり口に運ぶのが上手く出来かったり、顔を洗うとき水を手に受け てから上げたり前後に動かす事などが出来ません。何人かの知人に聞いたところ、無理しないで動かしていれば治るとの事で、病院には行かなかったのですが、最近は腕は上げられるようにはなりましたがその他の動作は一向に回復しません。先週、近所の整形外科で診て貰ったところ、頚椎の3,4,5番目が狭くなっているので牽引しましょうと言われ、通っていますが、それだけで回復するのでしょうか?ある知人は腕立て伏せが良いと言いますが、その様なリハビリの運動があるのでしょうか?宜しくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。

3、4、5番目の頸椎から出ている神経(C4とC5)は肩の筋肉の動きを司っていますから、腕を前後に動かせないという相談者様の症状とは神経解剖学的に矛盾しません。
//f01.justanswer.com/ref/http_pds.exblog.jp/pds/1/201203/09/64%252Fa0238864_21561979.jpg
診断としては変形性頸椎症による頸椎症性神経根症ということになるでしょう。

【変形性頸椎症】
http://kotobank.jp/変形性頸椎症

相談者様は感覚障害は起こされていないようですから、牽引療法による神経の除圧が行われているのは一般的な対処方法です。症状が重い、治りづらい場合はカラー(ムチウチ症の患者様が付ける首輪です)を装着することもあります。神経の圧迫を和らげ、神経の炎症を抑えることがこうした治療の目的です。
積極的に変形性頸椎症の症状を改善させるようなリハビリテーションは行われません。頸部の筋肉の強化を行う場合もありますが、首に力を入れるとむしろ頸椎による神経圧迫が強まりますから、これは医師と相談され、理学療法士の指導の下に行われるべきものです。

根本原因が頸椎の摩耗ですから、これをリハビリテーションで改善するのは困難です。
保存的治療が効を奏さない場合には、手術が行われます。

首を逸らす動作が含まれますから、腕立て伏せなどはむしろ相談者様にとって禁忌といってよい運動です。
整形外科受診のタイミングや、症状への対処について、随分と「何人かの知人」「ある知人」の助言を受けられてきたようですが、その知人の方々が医師でない限りは、まず整形外科を受診されて医師の助言を仰がれるべきでしょう。
頸椎についてはカイロプラクティックや整体といった民間療法も含めて、色々な人が色々なことを言い、情報が錯そうしています。
しかし頸椎は脊髄が通る、人体の中でももっとも重要で、そして弱い箇所の一つでもあります。医学的に間違った方法をとって首から下が麻痺した頸椎症患者様もおられるのです。

医師に指導された以上のことはなされない方が安全ですし、結局は良好な予後につながると考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。
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