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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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82歳(実母)、 2011年12月3日によだれ、ふらつき、全身の脱力感があり、12月5日病院に 点滴入院をしました

解決済みの質問:

82歳(実母)、 2011年12月3日によだれ、ふらつき、全身の脱力感があり、12月5日病院に
点滴入院をしました。
陳旧性脳梗塞(多発性脳こうそく)発症に付き、血液をサラサラにする薬を投与していただき、2週間後、
退院しました。

以前のように、自力で歩けなくなりましたので、老人保健施設に12月29日ー4月16日まで入所し、
リハビリも月―金で、1日20分やっていただきました。

今年2月、「左足が鉛のよう」と本人が訴えたので、老健、医師に看ていただいたところ「パーキンソニズム」
と診断され、その薬を今も毎朝2錠飲み、左足の柔らかさは毎日のマッサージで、何とか保っている状態です。

その2月に一気に左足が内反尖足状態になり、今に至ります。
左足の小指・薬指・中指が床に着く状態で、平行棒に捕まれば、腕の力で歩ける状態です。
立位を1人で保つことは出来ず、車椅子生活をし ております。
内反尖足のほかに、腰椎5番、胸椎10、8、7、6を圧迫骨折しており、体のバランスが悪いです。


4月16日から在宅介護(介護4、の認定。実際は介護2程度ですが痴ほう症も入っておりアリせプト服用中)
をしております。
長女(私)が月―金、毎日8-20時、介護に通っております。夜間はヘルパーさんによるおむつ交換を
していただいております。 日中は尿意があるので、トイレに車いすで連れて行っております。
金ー月は老健さんのショートステイでお世話になっております。


さて、ご相談なのですが、
医院に看ていただきました所(レントゲン)、そちらでは、これ以上打つ手がないので、必要があればやや大きな病院を紹介します、というだけでした。

➀ 大きな手術(全身麻酔)をする価値があるものなのか
➁ 入院手術だと、高齢者はリハビリで回復できるのか → 入院中、認知症が進むのではないか?
    歩けなくなるのではないか?
➂ 短足器具を使った方がいいものなのか
④ 靴、を作っていただけたら、歩きだせるのか
⑤ お勧めの病院を教えていただけないでしょうか

当方は神奈川県、横浜市緑区、という所に住んでおります。
私は娘の小島、と申します。

どうぞ、よろしくお願いいたします
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。
お母様のような脳血管障害、パーキンソニズム、認知症などの疾患を日常的に診察しています。

回答の前に確認させていただきたいのですが、「大きな手術」というのは内反尖足の手術のことを指しているのでしょうか?
現主治医は、「大きな手術」によって何が期待できると仰っているのでしょう?
質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山先生、よろしくお願いいたします。

「大きな手術」とは

内反尖足の足を3方向から開いて手術をする、とおっしゃられていました。

ただいま、母は血圧を下げる薬、アリせプト、パーキンソニズム用の薬、柔便剤

を服用しています。

80歳時に、 16歳の時に盲腸で手術を受けた所から脱腸したため、シリコン?みたいなものを入れてもらう手術(全身麻酔)をしました。

81歳時に、両目の白内障手術をしました。

両方とも、完治をしております。

小島です。よろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

ご返信・追加情報ありがとうございます。

 

結論から申し上げると、手術を行うメリットは小さいのではないかと考えます。

経過からは、脳梗塞が関係した、痙性麻痺による内反足であると推察します。

 

最初の箇条書きしていただいたご質問に即して回答します。

 

> ➀ 大きな手術(全身麻酔)をする価値があるものなのか

もともと多発性の脊椎圧迫骨折があること、内反足発症前から左足の不調を訴えられていたこと、後述の理由でリハビリテーションが行えない可能性があることを考えると、手術がうまくいったとしても歩行が再び可能になる可能性は高くないように思います。

もちろん、手術で得られる利益(歩行が可能になる可能性)に関しては執刀医に判断を仰ぐべきですが、ご高齢の患者様に全身麻酔をかけて「大手術」を行うリスクに見合うものかどうかはよく確認されるべきでしょう。


> ➁ 入院手術だと、高齢者はリハビリで回復できるのか → 入院中、認知症が進むのではないか? 歩けなくなるのではないか?

陳旧性の多発性脳梗塞がありますし、ご高齢ですから、転院・手術によって高率に術後せん妄を発症されるであろうと予想します。

http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000800/hpg000000773.htm

これに対して鎮静をかけたり、拘束したりしなければなりませんから、その間に認知症が進行する可能性が大です。せん妄が長引いたり、認知症が悪化すれば、リハビリテーションを受けることは難しくなるでしょう。

内反足は、手術だけしても、リハビリテーションをしっかりと行わなければ歩行可能にはなりませんから、認知症の悪化によるリハビリテーション実施不可能の可能性については、大きなリスクとして認識されるべきでしょう。


> ➂ 短足器具を使った方がいいものなのか

短下肢装具のことを仰っているのだと推察しますが、手術よりは装具で対応した方がリスクが少ないと考えます。


> ④ 靴、を作っていただけたら、歩きだせるのか

上述の装具と同様、足底板が入った内反足用の靴は歩行の助けになるでしょう。

ただ、全体を通じて申し上げられることは、歩行不能の原因が内反足ではなくパーキンソン症状や脳梗塞による麻痺である場合は、内反足の対処だけを行っても歩行は可能になりません。

 

> ⑤ お勧めの病院を教えていただけないでしょうか

JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。

もしも手術を受けられるのであれば、足外科の専門医がいる病院がいいかもしれません。

 

【日本足の外科学会 病院情報】

http://www.jssf.jp/general/hospital/index.html

 

以上、ご参考になれば幸いです。

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