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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 整形外科
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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74歳女性です。 3年前に脊椎管狭窄症(L4すべり症)と診断されました。 オパルモンとメチコバールを服用していま

解決済みの質問:

74歳女性です。
3年前に脊椎管狭窄症(L4すべり症)と診断さ れました。
オパルモンとメチコバールを服用していますが、歩行距離は徐々に短縮、今は600m強です。
手術の術式とタイミングについて教えて頂ければ幸いです。
TVの知識ですが、早期手術の方が予後が良いので、500m歩けなくなったら手術を考えてもよいとおっしゃる先生もいらっしゃるようで、術式は椎弓切除との事でした。
今診てもらっている開業の先生は早期手術には反対とのこと、膀胱直腸障害などやむを得ない場合に限るべきだとおっしゃいます。
今の趨勢はどうなのでしょうか?
私の素人考えでは、狭窄の進行が辷り症の刺激による炎症→器質化による硬膜肥厚が原因とすれば、早めに手術して解放するほうが、狭窄の進行もむしろ遅くなるのではないか?と思いますがどうなのでしょうか。
(手術のリスクとの兼ね合いだとは思いますが…)
またすべり症に対して椎体を固定する手術はあまり行われないのでしょうか?
よろしくご教示をお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 整形外科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。

脊椎管狭窄症は単一の疾患ではなく(椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症と複数の理由によって起こる狭窄の総称です)、それぞれの原因疾患について手術適応や必要とする術式が変わってきますし、当然、手術を行うのに好適な時期も変わってきます。

すべり症に対して椎体を固定する手術(椎体間固定術)は、現在でも行われます。PLIF(後方進入椎体間固定術)という術式がもっとも一般的です。
脊柱管狭窄の原因が腰椎変性すべり症である場合は、椎弓切除術+椎体間固定術が必要となる場合が少なくありません。

日本整形外科学会で統一された手術時期のガイドラインはないのですが、一般的にわれわれ神経内科医が整形外科に手術目的で患者様を紹介する基準は、変性すべり症では、「『間欠性跛行』によって100m以上続けて歩けない場合や、『会陰部の不快感、勝胱障害、直腸障害』のある場合」とされています。
つまり、相談者様が現在かかられている主治医とほぼ同様の見解ということになります。

脊髄や神経根の損傷、髄液漏といった合併症が、もちろん確率は低いながらも起こる手術ですから、手術適応は個々の患者様の活動度等も考慮に入れて慎重に検討がなされます。手術が早いほど狭窄の進行を遅れさせることができるという事実は知られていません。

一方で医師によって、もしくは施設によって手術に踏み切るタイミングに差があるのも確かです。
一度、専門医を受診されてセカンドオピニオンを受けられてみてもよいのではないかと愚考致します。

【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医名簿】
http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html

【日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医】
https://www.jssr.gr.jp/jssr_sys/shidoi/listInitTop.do

以上、ご参考になれば幸いです。
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