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yokoyoko
yokoyoko, 獣医師
カテゴリ: ペット
満足したユーザー: 13
経験:  北里大学獣医学科卒業後、みずの動物クリニックに勤務中
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もともと野良のオス猫です。生後1ヶ月ちょっとで保護。ポロポロとおもらしをするようになり、その後膀胱がパンパンになるま

解決済みの質問:

もともと野良のオス猫です。生後1ヶ月ちょっとで保護。ポロポロとおもらしをするようになり、その後膀胱がパンパンになるまで尿が貯まっても出せないようになりました。圧迫してもダメ。極端に細い尿道で一番細いカテーテルも通らず。尿道途中に腫瘤もみつかり、尿道の奇形ということで陰茎からの排泄をあきらめました。尿道を第4乳頭に繫ぎ、そこから排泄するようになりましたが、寝ている間に排尿する状態です(ペットシートで)。遊んでいてもジワジワ漏れており、常に彼のお腹は濡れています。膀胱アトニー気味ということで投薬しましたが、変化なし。頻繁なペットシートの交換と遊んでいる部屋の床の拭き掃除でしのいでいますが、なんといっても個体がおしっこ臭い。頻繁な入浴は良く無いと言われますが毎日お風呂に入れたくなる臭さです。で、ついお湯で洗ってしまいます。いかがなものでしょうか。食欲元気ともあり、大便は必ずトイレでします。現在3ヶ月、1.5キロを越えました。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: ペット
専門家:  yokoyoko 返答済み 2 年 前.
初めまして、獣医師の横山と申します。
1ヶ月ということで尿道に腫瘤があるということは先天的な異常も疑われますね。尿検査や画像診断で尿結石症の可能性は否定できていますか?
また、腹壁尿路造瘻術(お腹に尿道開口部を作る)を行なっている子はペニスが無いため、外尿道口の締まりがわるく常に造瘻尿道口周囲が尿道中から出切らず残った尿がじわじわ出て尿焼けにより炎症を起こしてきます。
術前にそういったインフォームドコンセントは獣医師の方からはありましたか?
また膀胱アトニーという事ですが、術後も膀胱がパンパンになっても自力排尿が難しい状態なのでしょうか?
情報をいただけると幸いです。
質問者: 返答済み 2 年 前.

尿検査を1週間ごとにしています。現在血尿や菌など腎盂炎のような症状はありません。入院してすぐに結石も見ましたが、最初は小さいものが見られたようです。この月齢で、栄養バランスからくる結石は考えにくいとのことでした。膀胱の収縮機能が残っていれば、垂れ流し状態にはならないかもしれないが、やってみないとわからないということでした。現在膀胱内に残っている尿はほとんどなくて、カテーテルを通し吸引しても少ししか出ません。ということは膀胱は収縮しているということでしょうか。おっしゃる通り、炎症を起こしてしまい、毎日消毒をしています。抜糸後カラーをしているので自分では排尿口をなめることが出来ない状態です。

専門家:  yokoyoko 返答済み 2 年 前.
返信ありがとうございます。若齢でも尿結石症により、尿道閉塞を起こすことは多くはないですが見られます。体質的にシュウ酸やマグネシウムやリンといった結石の成分が尿中に出てしまうことが多くの場合は尿結石症の原因としてあります。これは体質的なものですが栄養性(食事性)と言える物です。栄養性ではない場合、腎臓や上皮小体といった臓器に先天的な異常、あるいはリウマチや骨肉腫の様な血中Ca濃度が上がるような疾患がある時に栄養性ではない尿石症が発生してきます。
結石はストラバイトでしたか?ストラバイトであれば長期の畜尿により出現したり、一時的な場合も考えられます。レントゲン、超音波検査で結石所見が見られたのであれば、膀胱であれ、尿道であれ、まずは石を取り除く手術をするのが一般的です。画像診断では石は見つかりませんでしたか?
アトニーに関して超音波で膀胱壁の肥厚が見られる時はアトニーとなっている可能性も考えられますが、今肥厚がなく膀胱内畜尿が無く、お漏らし以外に尿量がまとめて出ているようであればアトニーは言えないかも知れません。
質問者: 返答済み 2 年 前.

ストラバイトかわかりませんが、術前の初診以外でも毎回尿検査後に顕微鏡でドクターが菌などがいないか見ていますが、石があると言われた事はありません。まとまった量の尿が寝る度にペットシートに残ります。(10センチ大のシミが1つか2つ) カテーテルを通すとスッと入り、4センチ位先にはもう膀胱があるようなので、やはり締りが悪いため、生成された尿がそのまま出て来てしまっているように思います。吸引してもほとんど残っていませんし。漏らすのはこの子のせいではないので構わないのですが、皮膚をとても痛がっており、抱っこの姿勢を変えるだけでうなりますので、なんとかしてあげたい。カラーが完全に取れれば(なめすぎても荒れるので1日20分くらいから少しずつ外す時間を延ばすように言われています)自分でなめて、肌の調子を整えて行けるようになるものでしょうか。術前に尿道を大腸につなげるという方法もあったと言われましたが、いつも下痢では可哀想とおっしゃっていました。でもこんなに痛がり、また臭うなら(人間の都合です、すみません)その方がよかったのかなと考えたりもします。

専門家:  yokoyoko 返答済み 2 年 前.
お返事ありがとうございます。
石がないのと、意識的な排尿で尿量は出ているようなので安心しました。膀胱アトニーではなくおっしゃる通り、尿道部の締まりの関係で尿がちょろちょろと出てきてしまっているのだと考えます。
術式は今とられた方法で間違いは無いと考えます。他にその尿道のシコリがある部分だけ部分的に切除する方法もありますが、腹壁への造瘻術のほうが手術のリスクや再発の懸念など踏まえ最適なのかなと考えます。直腸への造瘻に関しては、直腸からの尿道への上行性感染の可能性が高いため、予後は良い物ではありません。
尿道口周囲の炎症とは付き合って行かなければなりません。今現在痛がるような皮膚炎が起こっているようであればバルーンカテーテル(先が風船のように膨らんで抜けないようになるカテーテル)を皮膚炎がある程度落ち着くまで留置して、洗浄と保護を行なって行く必要があると考えます。カラーを外すのはその後でも遅くはないと考えます。
抗炎症、鎮痛剤も猫ちゃんの苦痛をとってあげるためにしばらく使用が推奨されます。イサロパンなど塗布薬も使用してあげて下さい。あとはカテーテルから尿が常に出る状態にしてもらったら腹巻や皮膚炎の性状次第(DryなのかWetなのか等)で包帯による保護もしてあげて下さい。(定期的な交換が必要です。)
ある程度皮膚炎が落ち着いたら、皮膚炎がひどくならないように尿道口周囲のこまめな洗浄が必要となります。しばらくした尿の漏れもなくなるかも知れませんが、フローリング等で飼養されていると尿と皮膚が密着する時間が長く皮膚炎を起こしやすいので、しばらくはかわいそうですが下に敷き網のある空間での飼養が望ましいかも知れません。(動物病院の入院室のような環境)
尿の臭いに関してはとてもお辛い思いをされていると考えます。今は皮膚炎が起こっている状態のため、しっかりと洗浄できなかったりよりひどくなっている状態と考えますが、痛みが少し落ち着いたら低刺激のシャンプーを使用して洗ってあげると良いかも知れません。
臭いだけのことをお話しすると、尿臭を抑えるメジサルと言うサプリメントもあります。(劇的効果はありませんが...)また、尿量が増えるのは維持が大変かも知れませんが、ウロアクトの使用やpHコントロールというフードの使用により、飲水量の増加により尿の濃さを薄くするのも有用かも知れません。ただ、初め尿検査で見つかった細かい石が「シュウ酸Ca」だった場合はあまりお勧めできないフードになります。
とても管理の難しい病気ですが、定期的な洗浄や保護を続けてあげれば皮膚炎のコントロールもうまくできる可能性もあります。良好な維持ができる事を祈っています。
お力になれるか解りませんが...またご相談に乗れることがあればお気軽に質問して下さいね。
お大事にして下さい。
yokoyoko, 獣医師
カテゴリ: ペット
満足したユーザー: 13
経験: 北里大学獣医学科卒業後、みずの動物クリニックに勤務中
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  • 命が危ないから、すぐ病院に生きなさい、とご指導頂き、直ちに夜間診療に走り、尿道結石、並びに膀胱炎で、重篤な病状が見つかり、一命を取り止めました。本当に嬉しかったです。本日退院予定です。有難うございました。先生が、すぐ病院へ、とご指導して下さらなかったら、一日延ばしていたと思います。背中を押して下さった先生に大感謝です。 岐阜県大垣市 清水
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