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arinko
arinko, 獣医師
カテゴリ: ペット
満足したユーザー: 186
経験:  小動物のの臨床医療を16年しています。
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質問者の質問

14歳になる猫です。レントゲン検査により、肺がんの疑いがあると動物病院でいわれました。高年齢なので、手術ができるかどうかといわれ、悩んでいます。食事は20日くらいほとんど食べていません。点滴をその間2回しました。お水は1日に1~2回程度飲んでいます。非常に病院嫌いのうちの猫に負担を少しでも軽くしつつ治療したいのです。どのような方法がありますでしょうか。教えて下さい。今日、H40という水を注文してみたのですが。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: ペット
専門家:  arinko 返答済み 5 年 前.
こんにちは。

 治療方法の決めるには、レントゲン検査で写った物が何なのかによります。それがわからないとどのような薬を使うかなどの治療方針がたてられず、対症療法だけの治療になります。もう少し詳しく検査をしてもらった方がいいと思います。

 「肺の状態はぼやけていて、角が丸みを帯びています」という情報から推測すると 慢性的な胸水の貯留が疑われます。
 胸部のレントゲン検査だけでなく、胸部の超音波エコー検査をしてもらったほうがいいのはないでしょうか。超音波エコー検査は 相当暴れなければ 麻酔は必要ありませんし、痛くありません。この検査により、肺がボヤけて見えるのが、肺そのものに異常があるのか否か、肺の周りに液体が貯まっている(胸水)のか否かが解ります。もしも胸水なら ちょっと‘チクッ’としますが 液体を除去することにより、呼吸が楽になり、そして、除去した液体を調べることにより 診断の手掛かりを掴めるかもしれません。
 また、シコリとして存在しているのであれば 場所によっては 超音波エコーを見ながら針で細胞診のための採材ができると思います。 
 超音波エコー検査の時、今後のために ついでに心臓も診てもらった方がいいです。

 高齢だからといっても麻酔ができない理由にならないと小生は考えます。もちろん 高齢になると様々な臓器の機能が低下するのは事実で リスクは高くなりますが、血液検査や心臓の機能検査で異常が無ければ、麻酔をすることは出来ます。ただし、特異体質によって検査をしても発見できない異常(アナフィラキシーなど)もありますが、このような特異体質には年齢は関係ありません。

 この子に先ずすることは食餌です。ネコは長期にわたり食欲が無いと 以前の血液検査で肝臓が異常なくても 後に肝臓が悪くなるので、何とか食餌を摂るように努めてください。体力が無くなると 治療方針が決まっても 回復困難に成りやすく、肺の障害より先に他の臓器が悪化することもあるからです。
 食餌を人肌位に温めたり、ネギ類やニンニクなどを使っていないスープの素を薄めて霧吹きで振り掛けてニオイ付けをするなど工夫をしてもいいでしょう。
 また、病気の子用の高カロリーの食餌(ヒルズのa/dやロイヤルカナンの栄養サポート・退院サポートなど)を利用するのも一つの方法です。この食事は動物病院で売っています。少量でも多くのカロリーが摂取出来、比較的嗜好性が高いので利用価値はあると思います。

 嘔吐がある場合、一食分絶食してお腹を休めるのがイイのですが、この子はもともと食欲が無いので、掛かり付け医に嘔吐止めの注射もしくは内服など処方してもらってください。メトクロプラミド(商品名:プリンペラン 等)は嘔吐中枢を抑え 消化管の動きを整える制吐薬で 少し食欲が出る事があります。大抵の動物病院ならこの薬(または類似薬)はあると思います。

 H4Oの使用経験が小生は無く、調べてみたのですが、作用機序などが良くわからないので、この子に効果があるかわかりません。

 クォリティー・オブ・ライフ(生命の質)の向上した この子と飼い主さんの生活が長く続くことを祈っています。

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