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Japavet
Japavet, 獣医師
カテゴリ: ペット
満足したユーザー: 6510
経験:  獣医師
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解決済みの質問:

9歳9カ月のオスの柴犬(16.6キロ)です。先日リンパ腫(多中心型)と診断されました。
顎の下、左足の付け根、首の付け根、とシコリが見つかりました、尿に結晶がでていたので月に1度程度、尿 検査に行っていたので、かかりつけ医もワンちゃんの様子を都度見ていて、何も言わなかったので、安心していたのですが、顎が二重になっていて気になっていました。太りすぎでダイエットするように言われていたので、シコリはあったのかもしれませんが、触っても判りませんでした、数か月以上過ぎましたが、どうも気になり、検査したところ上記の診断でした。顎の下にはシコリがありました、急激に大きくなった可能性があるとのことです。
病理専門医を紹介され今後の治療について説明を受け、ワンちゃんの性格などを考え対処療法を選ぼうと思いましたが、呼吸が苦しそうです。化学療法でシコリは消えるのでしょうか、再燃すれば、やはりまた、もとの症状に戻ってしまうのですか?
気が動転していて、説明を熱心にしていただいたのですが、理解できていません。
ご回答よろしくお願いします。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: ペット
専門家:  Japavet 返答済み 6 年 前.
多中心型リンパ腫はワンちゃんに比較的多い悪性腫瘍です。
その中でも悪性度の高いものとそれほど高くないものにわかれますが、一般的に無治療であれば平均2カ月くらいといわれています。

治療の方法は
・一番強い治療法(CHOPL)などとよばれる4種の抗がん剤の組み合わせ
 余命6か月から2年くらい
 副作用が多少出るかもしれない
 毎週1日預かり点滴
・COPLなど少し副作用の強い抗がん剤を使わない方法
 少し効果が落ちることが考えられるが副作用は少なめ
 他は同じ
・飲み薬の抗がん剤のみの療法
 効果は落ちるがワンちゃんのストレスは少ない
 おそらく余命は3~6か月
・ステロイド剤のみ
 抗がん剤は使わないので副作用は少ない
 通院もあまり多くなくてすむ
 効果は?で劇的な縮小効果はのぞめないがQOL(生活の質)は上がることが多い
 余命は伸びな い

といった感じで、飼い主さんの意見とワンちゃんの性格、抗がん剤に耐える体力があるかどうかによって色々な選択肢があります。
基本的にリンパ腫に使う抗がん剤は何種類かあるの(飲み薬、注射、点滴など)それらを組み合わせて使っていきます。

対症療法でしたらもしかするとステロイドだけかもしれません。

僕は呼吸が苦しそうなのであれば最低限、ステロイドとLアスパラギナーゼと呼ばれる背中への注射(皮下注射)ができる抗がん剤を使うことをお勧めします。
これは一度の注射だけでもかなり効果があることがあります。
ただし、2度目3度目になると効果がかなり落ちます。

しこりに関しては抗がん剤の治療があればかなり縮む子が多いです。
ただし、必ず再発します。
しこりがある程度残っても抗がん剤が効いている間はかなり元気に生活が遅れる子も多いので、性格や体力が許すなら抗がん剤を少しでも使えるといいのではと思います。

おそらく個々の薬や治療成績などはインターネットにかなりの量出ていますので、犬 リンパ腫 治療などで調べるともう少し詳しいことが分かると思います。
分からないことは聞いてください。

最後に。
やはり最終的に治療を決めるのは飼い主さんです。
いままで10年近く一緒に暮らしてきたワンちゃんにとってどんな治療法が一番いいのか、主治医の先生とじっくり話して決めてください。

 
質問者: 返答済み 6 年 前.

化学療法ができる病院は車で50分近くかかりうちの子は車が嫌いで病院へ行くのもストレスになっています。

朝、預かって頂いて夕方までという点もうちの子にはかなりのストレスで、この点も対処療法を選ぼうと考えた理由です。

どちらのドクターもステロイドは単独でLアスパラキナーゼは化学療法をもちいたときのみ3回使用できるとおしゃたと思うのですが、併用できるのでしょうか?

それと飲み薬での抗がん剤の選択肢は提示されませんでした。

どんなものがあるのか教えてください。

よろしくお願いします。

専門家:  Japavet 返答済み 6 年 前.
Lアスパラギナーゼは単独でも使えますし、他の薬(ステロイドや他の抗がん剤)との併用も使えます。
Lアスパラギナーゼの良い点は
1.単発でも効果が高い
2.皮下注射なので預かり点滴が必要ない
3.副作用が少ない
ということです。
逆に
1.2度目以降の効果があまり高くない
2.稀にアレルギー(アナフィラキシー)をおこすことがある
という欠点もあります。

ただし、お話を聞く限りでは質問者さんの家のワンちゃんには あっているのではないかと思います。
ただし、アレルギーが出た時のために、午前中に注射して病院の近くで2時間くらい待機することや注射の前にステロイドを飲むあるいは注射するなど万全を期しておいた方がいいでしょう(僕の病院では普通は預かってアレルギーが出ないかどうか見ていました)。
いままでかなりのワンちゃんに使って、僕個人では副作用らしい副作用(アレルギーを含む)は見たことがありませんが、副作用として必ず一番にアレルギーというのがLアスパラギナーゼに関しては言われますので、一応注意が必要です。


それから飲み薬に関してはサイクロホスファマイド(商品名エンドキサン)というものがあります。
これはそれほど強い薬ではありませんが、飲み薬を希望された飼い主さんにステロイドと併用して使うことがあります。
副作用としては消化器症状や膀胱炎、骨髄抑制があることがありますので、使う場合は週1回くらいの血液検査はしておいた方がいいと思います。


現在一番治療成績がいいのはやはりCHOP+Lとかウィスコンシンとかといった多剤を組み合わせて点滴などでやっていく方法だといわれていますが、点滴ができなくても選択できる治療法というのはあります。
現在首のリンパが腫れて苦しそうであれば、早めに何らかできる手を打っておいた方がいいと思います。

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