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kikurage
kikurage, 獣医師
カテゴリ: ペット
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4歳4ヶ月 雄猫 雑種 2009年暮 尿路結石というのでしょうか、入院しカテーテルでの治療をしました。 退院して

解決済みの質問:

4歳4ヶ月 雄猫 雑種
2009年暮 尿路結石というのでしょうか、入院しカテーテルでの治療をしました。
退院して投薬治療をしていました。良くなっているように見えていたのですが、
年が明けた頃トイレが長いので良く見ると尿がポタポタと水滴が落ちるようにしか
でておらず、お医者様も分からないようで、抗生剤、餌、カラーで様子 を見ることになりましたが、
なにも変わらず、薬を続けるのもと通院もやめました。
尿意があると排尿に3,4回かけトイレを出たり入ったり。ポタポタ排尿した後トイレから早く出たいのか
思い切り飛び出ると同時に尿も飛び散ってこちらも大変。お尻もよく舐めています。この子の負担を軽くしたいと、色々なトイレを用意したりとしていますが、思いは届きません。諦めていましたが、今そちらを知りまして祈る思いです。現在餌は ロイヤルカナンPHコントロール と ベッツプランメールケア を使用しています。
兄弟が2匹 13歳雄猫 がいます。
ご助言宜しく御願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: ペット
専門家:  kikurage 返答済み 5 年 前.

こんにちは。

経過が長い排尿障害ですね。大変なこととお察しします。猫ちゃんもまた、とても不快なことでしょう。

最初の診断は尿結石症で尿道に砂状のものが詰まってしまって尿が出なかった、ということでいいでしょうか。カテーテルを入れて、おしっこを出しやすくしながら抗生剤と消炎剤、点滴などで治療をした感じでしょうか?

また、それ以前には尿がぽたぽた漏れるようなことはなかったでしょうか?

 

若い雄猫の場合はストラバイト結晶という尿に石の成分の結晶がたくさん出る病気がよく見られます。

こちらは、体質によるところが大きく、飲水量が少なかったり、細菌感染を併発したり、トイレを我慢したりすると膀胱炎を発症し、また、尿道の細いところに砂状のものが詰まっておしっこが出なくなってしまいます。おしっこが出ないまま24時間ほどたつと腎不全も併発する怖い病気です。

また、治療によって良化しても、食事療法は数年単位の長期的に続けなければまた結晶ができて同じことを繰り返す病気でもあります。

定期的な尿検査と食事療法によってかなり予防できます。ちょっと気になったのはphコントロールだけではなく、メールケアを使用していることです。もし、ストラバイト結晶による症状が継続しているのであれば、治療食以外のフードが少しでも混じってると結晶が消えないコが結構たくさんいます。(同居の猫ちゃんのフードを食べることもだめです。)また、尿検査でphが高ければさらにphコントロールスターターやs\dといったキツイ処方食に切り替えなければ尿結晶をなくすことができず、膀胱炎症状を治められない可能性もあります。

これらの経過を見るためには定期的な尿検査(最初は1週間ごととか)が欠かせません。

その際に、細菌感染を併発している場合は抗生物質の投与も継続が必要です。

 

次に、尿検査でストラバイト結晶がそれほど出ていないのに膀胱炎のような症状が続くケースとして、同 じく猫ちゃんに多くみられるのは特発性下部尿路疾患です。これは、人間の間質性膀胱炎と似ていて、細菌や石などが関与していないのに、勝手に膀胱炎を繰り返してしまう病気です。こちらは軽いケースでは治療をしなくても勝手に5日間くらいで治ってしまいますが、ひどくなると、尿道が腫れておしっこが出なくなるなどの症状がでてしまい、腎不全を伴ってしまうこともあります。こちらの治療は主に消炎剤の治療とグルコサミンのサプリメントの使用などです。また、phコントロール、c/dなどの治療食はこの疾患にも対応していますので、食事療法の継続も効果的です。飲水量を増やす工夫も必要です。トイレのストレス回避も大切。。。。(トイレを増やすなど)

 

最後にあまり、多くはない原因として、尿道の慢性的な炎症(カテーテル挿入や、結晶が詰まったことに対しての2次的損傷など)や、排尿筋に関する神経の損傷、1歳前から症状があるのであれば、異所性尿管(尿管のついている位置がちょっとずれている)などの解剖学的問題が絡んでることがあります。

こちらは、尿カテーテルの挿入検査や、X線逆行性尿路造影、腹部超音波診断などである程度診断が付きます。

(神経に対する損傷については診断が難しいので、診断的治療になると思います。)

治療法としては、解剖学的な問題を伴っている場合は外科手術適応になることもあります。

また、尿道の狭窄のみが主に先っぽで起こっている場合は、尿道切開術を行うことによってかなり良化することがあります。

すべての検査で問題がなく、神経損傷などを疑うときは排尿筋に支配する神経の作動薬などを内科的に使用し、良好することもあります。

 

ご質問内容を見る限り、もう少し検査や治療などやってあげられることがあるように感じられますので、あきらめずに病院に受診されることをお勧めします。もし、近くに泌尿器を得意とされている病院さんや、大学病院などあいましたらそちらを受診されてはいかがでしょうか。以上のような検査、治療をしていただけることと思います。

kikurage, 獣医師
カテゴリ: ペット
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  • 命が危ないから、すぐ病院に生きなさい、とご指導頂き、直ちに夜間診療に走り、尿道結石、並びに膀胱炎で、重篤な病状が見つかり、一命を取り止めました。本当に嬉しかったです。本日退院予定です。有難うございました。先生が、すぐ病院へ、とご指導して下さらなかったら、一日延ばしていたと思います。背中を押して下さった先生に大感謝です。 岐阜県大垣市 清水
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  • 命が危ないから、すぐ病院に生きなさい、とご指導頂き、直ちに夜間診療に走り、尿道結石、並びに膀胱炎で、重篤な病状が見つかり、一命を取り止めました。本当に嬉しかったです。本日退院予定です。有難うございました。先生が、すぐ病院へ、とご指導して下さらなかったら、一日延ばしていたと思います。背中を押して下さった先生に大感謝です。 岐阜県大垣市 清水
  • 貴重なセカンドオピニオンをいただいた。 かかりつけ医師の診断結果を鵜呑みにしていたらペットは衰弱して死んでいた。このサイトでアドバイスを受けて、遠くでも良い医師の診断を受ける選択肢があることを知った。 今回のケースではギリギリ手遅れにならずに手術を受けることになった。地元に医師を軽んずる訳ではないが、別の専門医の意見を聞くことは重要と痛感した。 このサイトに出会えて良かった。かかりつけ医師の診断方法、投与薬、診断結果から技術不足を見抜いた。結局レントゲンをすれば原因はすぐわかることだったが、思い込みから実施しなかったと思われる。 いずれにせよ、このサイトの先生のアドバイスは納得のいく説明であった。 大阪府 別所
  • 緊急性があるな!!って思ったら仕事休んでも、夜の救急病院にでも行くと思いますが、あれ…!!何か様子がちょっと変か も…の状態が続き、仕事も忙しく、とにかく病院に 連れて行くのが大変!!!どうしようか迷いながら心配で仕事していても落ち着かない、もう一匹が病院に かかり2日間で五万、六万とお金がかかったばか り。そんな時ネットで調べていて、こ ちらにお世話になりました。救急では無く今の状態が飼い主の私自身が納得したかった。明け方でも夜中でも親切に対応して頂きそしていろんな症状も想定され納得しました。安心して仕事に出掛けれました。ありがとうございました。何かの時はまた利用させて頂きます。 東京都 藤田
  • まずは親身になって回答をして頂ける専門家であったこと。説明が簡潔でわかりやすく、質問者が気持ちの整理をしやすい配慮が伺えた。 岐阜県 石川
  • 短時間で的確なアドバイスを受けることができ、かつ、回答に対する質問に対しても直ちに真摯な回答が得られました。 大阪府高槻市 川嶋
  • 専門知識のある経験豊富な方に出会う機会のない人でも、このサイトで実現出来ることは素晴らしいことだと思いました。 専門家が辛抱強く回答をしてくださる姿勢にも感謝いたしました。 茨城県日立市 池田
 
 
 

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