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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: がん治療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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がん治療

85歳の母です。一昨年胃癌の手術をして2/3切除しました。約1年後に大腸と小腸に転移して今年一部を切除しました。退院

85歳の母です。一昨年胃癌の手術をして2/3切除 しました。約1年後に大腸と小腸に転移して今年一部を切除しました。退院後、点滴と内服を組み合わせて3週間サイクルの抗がん剤治療を受けています。現在、訪問看護士来てくれているのですが、その方の指示で多量の下剤を飲んでいます。その理由は形のある便は良くないということですが、常にドロドロの下痢便で、1日に何回もトイレに行き、間に合わない時もあります。下剤は一日3回の錠剤を多数と、時には水薬も併用しています。水薬を併用したときは特にひどい下痢です。食欲もなく気力体力も減退してきています。本人は術後の腸閉塞の可能性があると言われていますので下痢状態を我慢しています。このまま多量の下剤を服用してもろしいのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: がん治療
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返答済み 4 年 前.

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おはようございます。猫山と申します。

お母様の胃がん・腸切除の手術の術式や、術後の腸の通過障害の程度がわかりませんので、確定的なことは申し上げられません。

一般論としては、術後に延々と、便失禁をきたすほどの量の下剤を使用し続けることはありません。


水薬とはラキソベロン液(か、そのジェネリック薬)だと推察しますが、非常に強力な大腸刺激性下剤です。強度の下痢を起こしても無理はないでしょう。
下剤は、便を柔らかくする緩下剤と、腸を動かす刺激性下剤に分かれますが、刺激性下剤は耐性を形成しやすく、効きが悪くなり、連用すると、どんどん量が増えていってしまう傾向があります。
http://www.gezaiguide.com/fukuyou/gezaikikime.html

一般に消化管の手術後に、いずれかの場所に狭窄が生じている場合でも、目指す便の高度は粘土便と呼ばれる程度の硬さ、ブリストルスケールという尺度で言うところの5~6程度です。
http://www.carenavi.jp/jissen/mechanism/shouka_03.html

現在、お母様のQOL(生活の質)は下痢のために大きく損なわれているようにお見受けします。
下痢によって電解質異常(特にカリウムの喪失)と脱水を生じやすく、「食欲もなく気力体力も減退して」も全く不思議ではありません。ただでさえ抗がん剤治療を受けられているところに、下痢による精神的・身体的ダメージが加わることで、全身状態の悪化も懸念されます。

訪問看護師が独断で便通のコントロールをしているとは考えがたいですから(と申し上げたいところですが、「便通のコントロールは医者の仕事ではない」と考えて看護師に丸投げする医者も少なくありません)、まず主治医に相談をされ、多量の下剤の必要性の程度を確認されるべきでしょう。
その結果、例えば、お母様の腸の狭窄が高度で、水様便にしなければ排泄が出来ない状態なのであるということであれば、現在の下剤の使用方法もやむなしということになります。
そうでないのであれば、適度な便硬度と便排泄の頻度が達成されるよう、下剤の種類と量を調整してもらうべきです。
原則としては、看護師に指示を出すのは医師ですから、まず主治医と話さないことには問題が解決しません。

以上、ご参考になれば幸いです。

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