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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: がん治療
満足したユーザー: 14036
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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1年半前、乳がんの手術をしました。早期発見、グレード1、ホルモン陽性で、タモキシフェンを飲み続けていましたが、卵巣の

質問者の質問

1年半前、乳がんの手術をしました。早期発見、グレード1、ホルモン陽性で、タモキシフェンを飲み続けていましたが、卵巣のうしゅが大きくなり、のうしゅだけとる手術をしましたが、4ヵ月後痛みがあるので超音波検査したところ、卵巣にのうしゅが再発し、 子宮体も怪しく厚くなっていることがわかりました。外陰の痛みは、4ヶ月前からあり、今は足の付け根やおしりの下の方も痛みます。骨盤の中も毎日痛みます。子宮体がんでしょうか?タモキシフェンを、すぐストップしたほうがいいでしょうか?子宮体がんは、進行が早いのですか?痛みには、鎮痛剤を飲むしかないですか?

それから生理がストップしたのが、更年期のせいか、薬のせいかわかる検査があるとききましたが、どのような検査なんでしょうか?一般の病院ではできないのでしょうか?

アロマターゼ阻害剤の副作用も教えてください。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: がん治療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんばんは。猫山と申します。

ご質問が多岐にわたっていますが、おおよそ以下のようなことをお考えなのかと推察します。この理解で問題ないでしょうか。

1) タモキシフェンの副作用として子宮体がんのリスクが上昇することはご存じである。

2) よってアロマターゼ阻害薬への治療薬変更も考えたいが、アロマターゼ阻害薬が有効なのは閉経後の乳がんであることもご存じである。

3) 現在無月経だが、これがタモキシフェンの副作用なのか閉経なのかがわからないので、アロマターゼ阻害薬使用の可能性を知るためにもその鑑別をしたい。


また、これらは全て主治医に相談したほうがよい内容のご質問であるように思いますが、そのための予備知識を得るためのご相談でしょうか?
それともこうした質問がしにくい主治医なのでしょうか。

以上、確認されていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

ご返答ありがとうございます。前野と申します。

 

猫山先生が、ご理解されているとおりです。そして、主治医に聞くべき事なのですが、私は現在オーストラリアに住んでいて、こちらでは、専門医に診てもらうまで、予約をして1,2ヶ月待たなくてはなりません。今回は、まだ早くて12日後にあえますが、いてもたってもいられず、とにかくドクターに聞いてみたかったんです。

 

もちろん、日本ではどういう治療をするのか、いつも気になっていますし、主治医にこういう検査はできないかと、よく質問していますので、予備知識を得るための相談でもあります。私は、主治医を信頼していますが、あまりにも検査をしないので、日本との違いを感じています。

 

どうか、ご回答よろしくお願いします。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。
そういうご事情でしたか。合点がいきました。

整理して回答していくつもりですが、12日後に診察を受けられるのであれば、今現在、何か緊急のアクションをとる必要が無さそうです。このことだけは初めに申し上げておきます。

まず、タモキシフェンと卵巣嚢腫の関連はあまり心配する必要が無いでしょう。
卵巣嚢腫の種類が不明ですが、タモキシフェンで卵巣嚢腫が起こることはありません。再発性の卵巣嚢腫、外陰部痛、足の付け根やおしりの下の方も痛み、骨盤の中の痛み、といった症状に関しては、タモキシフェンの副作用や子宮体癌の症状というよりも、子宮内膜症を疑います。この場合は卵巣嚢腫は卵巣チョコレート嚢胞ということになります。
対症的な治療としては鎮痛剤を服用することになります。
http://www.jemanet.org/08_medical/index2.php
http://www.itotec.com/naimaku/naimaku.html
次回受診では症状を伝えられ、子宮内膜症(endometriosis)の可能性について主治医に尋ねられるべきかと考えます。

次からが本題ですが、昨日来システムが不安定ですので、一度ここで回答を区切らせていただきます。
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
次に、タモキシフェンによる子宮体癌の発症リスクについてですが、若干乱暴にまとめると以下の通りになります。

1) 閉経前の患者様ではタモキシフェンしようによって子宮体癌が増加するというevidenceは無い。

2) 閉経後の患者様では、タモキシフェンの長期内服により、子宮体癌の発症リスクが年間約0.2%増加し、子宮体癌による死亡が最終的に0.5%増加する。一方で乳癌による死亡が5~10%減少する。よってホルモン受容体陽性の乳癌患者様にとっては、タモキシフェンを服用している方が利益が大きい。

とはいえ、乳がんも子宮体癌も防げる/治せるのがベストなわけですが、現在不正出血が無いのであれば、タモキシフェンを直ちに止める必要はありません。
仮に万が一、子宮体癌があったとしても、タモキシフェンを止めたからといって増大速度が低下するわけでもありませんし、タモキシフェンを継続していたからといって急速に増大して12日後に取り返しのつかないことになる心配は皆無です。

乳がん再発予防のためにはタモキシフェンが必要ですから、相談者様個人の損得を考えても、少なくとも次回受診まではタモキシフェンを服用し続けていた方が利益が大きいでしょう。
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
次に閉経の判断ですが、タモキシフェン服用中であっても血液検査によって判断は不可能ではありませんし、日本であればクリニックレベルで施行できる検査です。
具体的にはEstradiolとprogesterone、FSH、LH、estradiol、progestroneといった複数の女性ホルモン値を測って総合的に判断します。
この判断が、特にタモキシフェン服用下では難しいことは確かです。これも主治医に要相談事項でしょうね。

アロマターゼ阻害薬の主な副作用は、関節炎、筋肉痛、骨粗しょう症の増加で、タモキシフェンでみられた子宮体癌、不正出血、おりもの等の増加は認められません。
オーストラリアの承認状況を存じませんが、日本で承認されているアロマターゼ阻害薬の添付文書情報のリンクをご参考までに以下にお示ししておきます。
アフェマ:http://www.e-pharma.jp/allHtml/4291/4291008F1026.htm
アリミデックス:http://www.e-pharma.jp/allHtml/4291/4291010F1031.htm
アロマシン:http://www.e-pharma.jp/allHtml/4291/4291012F1022.htm

全体的な印象としましては、相談者様が現在子宮体癌を発症されている可能性は低く、タモキシフェン服用を継続されて良いのではないかと思います。
ただ、これらに関する判断は、主治医とよく相談され、必要な検査を受けられたうえで下されるべきものです。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: がん治療
満足したユーザー: 14036
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
猫山司をはじめその他名のがん治療カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 4 年 前.

猫山先生

 

詳しいご回答ありがとうございました。たいへん参考になりました。今日から眠れそうです。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

医療制度・習慣の違う異国での闘病は大変でしょうが、ご自愛ください。

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