JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: がん治療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに がん治療 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

父が内視鏡検査により胃がんが見つかり、入院しております。 入院当初より、もう1回内視鏡検査をすると言っては検査をし

解決済みの質問:

父が内視鏡検査により胃がんが見つかり、入院しております。
入院当初より、もう1回内視鏡検査をすると言っては検査をし、その度に「胃に内容物が残っていてよく見えなかった」という結果ばかりが伝えられ、かれこれ4回も検査をしております。
結局よくわからなかったようです。
次に胃の造影検査をしようということになり、検査当日父が検査着に着替えて待機していると、今日は担当の先生がお休みなので検査はドタキャン。翌日検査をしたものの、またもや「よく見えなかった」だそうです。
大きく成長したがんが、胃をふさぎきっている為食事がとれず、栄養を首からカテーテル(?)で入れることになり、それを行った昨日から39度の熱が出てしまいました。

高熱の原因は「首から入れた管のところから菌が入ったのかも」と言ってみたり、「インフルエンザかもしれないから検査します」と言ってみたり、わけがわかりません。

「菌が入ってしまったのかどうかが血液検査でわかるのは日数がかかります」と言いながら、「熱が下がれば来週にも手術しましょう」と言っており、熱さえ下がってしまえば何かの菌が入ったのか判明しないまま手術に踏み切っても良いものでしょうか?

内科の担当医が「切るのは難しいかも」とだけ父に言ったようで、詳しい説明もなくそんな風に言われてしまい不安になってしまったようです。外科の先生からは何もお話はありません。

そんなことをしているうちに既に入院から10日経過してしまいました。

検査結果がいつもあいまいな説明ばかりで不信感ばかりがつのります。
がん治療は医師との信頼関係が大事だと思いますが、この病院に父を任せるのはとても不安です。
がん患者に対しての対応とは普通こんなものなのでしょうか。

検査しない日もあるのに無駄に入院、検査、をしているようにしか思えないのですが・・・。

なんだかまとまりのない文章で申し訳ございません。
もしご回答いただけるようでしたら、よろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: がん治療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。

常識的に考えてその病院でこのまま手術を受けられるのは避けるべきでしょう。

結局、その病院では内視鏡でもバリウム造影でもがんを特定できていないわけですから、そもそも胃のどこをどれくらい切ればよいか、 事前に術式を決められないでしょう。敢えて申し上げれば、内科医が仰っていたように、既に手術が不可能なほどに進行している可能性もあるわけです。
何の術前評価もなく、とりあえずお腹を開けるというのは乱暴に過ぎます。

転院をお勧めしますが、問題はお父様が高熱を出されていることです。
恐らくこれはカテーテルからの感染でしょう。
首から入れるカテーテルは中心静脈栄養という点滴のことです。心臓に繋がる太い静脈にカテーテルを入れるので、末梢の静脈からの点滴よりもずっと濃い点滴液を送り込むことができますが、この管を入れる操作過程で清潔を保てなかった場合、深刻な感染症を起こすことがあります。
インフルエンザならば簡易検査で一定の信頼性がある結果をすぐに得られますから、これを持ち出してくるのは見え透いた嘘です。
いずれにせよ、高熱が出ている間は転院は難しいので熱が下がるのを待つしかありませんが、その病院で手術を受けられることだけは避けるべきでしょう。

検査技術がなく、カテーテルを入れれば感染を起こし、その説明も不明確な外科医が、手術だけ飛び抜けて優れている、ということは無さそうに思われます。

紹介元の内科医に相談し、状況を説明すると共に、別の病院の紹介を希望されるべきであろうと愚考いたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司をはじめその他名のがん治療カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山先生。再度質問させていただきます。

カテーテルからの感染症につきまして、あれから私なりに調べてみましたが

中心静脈カテーテル関連血流感染症(CLABSI)と呼ばれているものでしょうか?

調べれば調べるほど死亡率が高く、恐ろしいものということが私にもわかりました。

このままでは、ガンではなくこの感染症の方で命を落とす可能性も出てきてしまったんですね・・・。先程父から連絡があり、「血液に真菌というカビの一種が入っていた。それが発熱の原因とはいいきれない」とのことでしたが、これはCLABSIに間違いないですよね?

発熱の原因とはいいきれないとは本当にそうなのでしょうか。

本日もまだ39度の高熱が下がっていないようです。

仮に本当にCLABSIだとしたらこれは医療ミスにあたるのでしょうか。

それともカテーテルを使用する医療現場ではままあることなのでしょうか。

カテーテル使用前に感染症の説明などは皆無でしたので納得がいきません。

胃がんで入院しているのにもかかわらず、この感染症にかかり余計な点滴、投薬が必要になり、いつまでなのかわからない入院期間がさらに延長されるわけですから、担当医から納得がいくよう説明をしていただこうと思っております。しかし、こちらに医療知識がないのをいいことにまた適当な返事をされてしまわないようにしたいので、もう少しご教授いただけますでしょうか。

ご回答いただいた内容はあくまでいただいた知識として私の頭の中で使用し、先生にご迷惑をおかけしないと誓います。よろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

一読して絶句いたしました。

 

中心静脈カテーテル関連血流感染症(ライン感染)で間違いないと考えます。

血液中の真菌というカビというのはカンジダで、それがほぼ100%、発熱の原因です。血液中に細菌や真菌はいないので、お父様は感染症の中でも重症の「敗血症」を呈されていることになります。

普通はカテーテルを一定期間以上留置した場合に感染が起きてくることが多いのですが、挿入したその日に発熱が起きたということは、挿入時の清潔操作に問題があったと考えられます。

 

中心静脈栄養を行う場合に起こりうる合併症ではあり、医療過誤とまで言うのは医療者にとって酷ですが、「ままある」ものではありません。何より問題は事前に説明がなされていないことです。最近は訴訟沙汰になることを防ぐために、意識の高い病院であれば、以下のような説明同意文書を用いてご本人、ご家族に説明するのが半ば常識化しています。

http://www.fukuhp.yokohama-cu.ac.jp/about_hospital/approach/pdf/catheter_explanation.pdf

 

問題が複雑化していますので、 担当医に説明を求める際には、胃がんそのものの話とライン感染のお話に分けて、整理して説明を求めるべきでしょう。

 

世知辛い話になりますが、主治医からの説明は録音しておくべきです。

先方から文書で説明、謝罪されることはほぼありえないように思えますから、質問項目をまとめた紙を用意し、目の前で説明をひとつひとつ書き留め、最後にそれを見せて内容に間違いがないことを確認し、担当医のサインを求めるのが確実です(拒否されたらそれはそれで仕方がありません)。

 

大切なのは、感情をできるだけ抑えることです。現時点で医療訴訟を起こそうと思っているわけでも示談金を頂こうとおもっているわけでも「当然」なく、ただただ、お父様の身に何が起きているのかを知りたいだけであることを強調すべきでしょう。

また、先方が院長や事務長同席で面接を求めてくるかもしれませんので(その場合はイコール先方がミスをしたと自覚している可能性が大ですが)、相談者側も計2~3名で面接に臨むべきです。

 

胃がんについては、

①転院後、4度施行された内視鏡検査では全て十分な情報が得られていないこと。

②造影検査がドタキャンになったこと。

③翌日の検査でもやはり十分な情報を得られなかったこと。

を、まず確認すべきでしょう。

相手が、「いや、十分な情報が得られている」と言ったら、「では父の癌の状態について詳細に説明して欲しい。具体的にはどのような手術になるのでしょうか」と聞くべきでしょう。

相手が十分な検査結果が得られていないことを認めたら、「それなのに来週手術を行うことが本当に可能なのですか? お腹を切り開いてから初めてどこを切るか決めるつもりだったのでしょうか」と聞いて下さい。

その上で、ライン感染が解決したら、という前提で、今度どのように検査を進め、どのような手術を行う予定なのかを改めて説明してもらえばよいでしょう。

 

ライン感染については、

①首からカテーテルを入れたその日に発熱して、血液から真菌が検出されたのだから、これはカテーテルの挿入による感染症ですよね?

と、まずは直球で訊くのがよいでしょう。

もし否定するか、言葉を濁すようなら、「カテーテルからの感染でなければ発熱の理由は何なのか」「血液の中に真菌がいて、それが発熱の原因にならないということがありうるのか?」と問いを重ねて下さい。

②その結果、しぶしぶライン感染を認めたり、初めから認めた場合は、「事前にそういったリスクがあることを説明されていませんよね?」と説明義務違反について触れて下さい。あるいは上述の他院の説明同意文書を示して、「他の病院ではこういった説明がなされるみたいですが」と揺さぶってみてもいいかもしれません。

ただ、このパートの目的は、お父様に適切な治療がなされることです。なので、あまり先方の態度を硬化させるように追い詰めるのは得策ではないことを念頭に置いておいて下さい。

ライン感染についても、治療方針と回復見込みについて、詳細に説明を求めて下さい。

 

初回の面談は、これくらいを聞ければ十分かと考えます。

 

以下のスレッドは、やはり病院側と揉めた事例について私が助言を行ったやりとりです。相談者様のケースとは様相がやや異なりますが、医療関係のトラブルが起きた場合の相談機関についても記載がございますのでご参考まで。

http://www.justanswer.jp/medical/5yo2j-.html

猫山司をはじめその他名のがん治療カテゴリの専門家が質問受付中

がん治療 についての関連する質問