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カテゴリ: 産婦人科・婦人科
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子宮内膜そうは術で、硬膜外麻酔をするはずが、産婦人科医の未熟さ?のためか、硬膜を突き破り、脊髄くも膜下麻酔となってし

質問者の質問

子宮内膜そうは術で、硬膜外麻酔をするはずが、産婦人科医の未熟さ?のためか、硬膜を突き破り、脊髄くも膜下麻酔となってしましました。その際、麻酔薬も10mlと脊髄くも膜下麻酔としては多量に注入したことになり、麻酔が覚めるまで6時間ほどかかりました。また、退院後、1日めから体を起こすと激しい頭痛があり、調べると脊椎麻酔後頭痛(PDPH) ではないかと疑われ、再入院させブラッドパッチを行い、現在は症状はかなり改善され、経過観察の状態です。このサイトに問い合わせ、適切なアドバイスがいただけ感謝しています。
 そこで質問ですが、麻酔をしたのは産婦人科の若い女医さんです。事前に麻酔についての説明はあったものの、その後の合併症についてまでは同意書に書いてあるだけで、詳しくは聞いていませんでした。医療過誤に問えないとはいろいろ調べ認識していますが、若い産婦人科医に麻酔をさせた主治医とともにその女医さんにもせめて謝罪をしてほしいと思っています。医者にとって今回のような麻酔の失敗はあたりまえで罪悪感などはまったくないものなのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 産婦人科・婦人科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

おはようございます。猫山と申します。

 

前回のご質問と、docmmart先生の正確・明確な回答は拝読しておりました。
本来、このご質問もdocmmart先生に向けられたものだと考えますが、ささやかながら私論を述べさせていただきたく回答いたします。いつでもオプトアウトして下さい。

 

今回のご相談については、非常に複合的な問題であるように思われます。

 

「医者にとって今回のような麻酔の失敗はあたりまえで罪悪感などはまったくないものなのでしょうか?」というご質問に関しては、「その医者による」というのが偽りのない答ということになろうかと存じます。
その若い産婦人科医も主治医も、個人的には罪悪感を感じているかもしれませんし感じていないかもしれません。


日本の医者の世界には古くから「3人殺して1人前」という格言があります。いささか乱暴で極端な表現ですが、医学と言っても、特に手技的な部分については、経験を積むことでしか技術を修得できないという側面があるのは確かです。
硬膜外麻酔などはその典型的なもので、黄靭帯を貫いて硬膜外に針先が達した感覚は、数例かもしくは十数例の経験後にようやく確信できるものですし、体型や状態が異なる色々な患者様に高い精度でこの手技を行えるようになるまでにはさらなる症例数で経験を積む必要があります。ただ、硬膜外麻酔に関しては熟練の麻酔科医でも「打率10割」は難しいと言われています。
だからこそ、成功だけでなくまた、失敗の経験も「必要」です。「硬膜外麻酔をするはずが脊髄くも膜下麻酔」になってしまうのも、PDPHも、その医師が今後硬膜外麻酔を行っていく限りは遭遇しうるトラブルです。そうしたトラブルを迅速に検知し、対応できるようになるためには、自分でその失敗をしたことがあるという経験が大いに役に立つからです。


医師個人個人のレベルで言えば、「とはいえ失敗は失敗だから患者様に謝罪すべき」と考える者もいれば、「誰でも最初は初心者だし、初心者が熟練者になるためには経験が必要。熟練の麻酔科医に麻酔してもらい、熟練の外科医に手術してもらいたいと希望するのは、いいとこどりで(その麻酔科医や外科医も他の患者様で多くの失敗を重ねて熟練者になったわけなので)、患者のわがまま。失敗したらその経験を次の患者に生かせばよい」とまで割り切る者もいます。

 

病院・クリニック側の姿勢としては、勤務する医師や看護師に「安易な」謝罪はさせない方針をとるところが多くなってきているように思います。
これは、日本でもも医療訴訟が増えてきているという背景によります。どこの医療機関にも顧問弁護士がおり(個人の開業医でも医師会経由で弁護士に相談できます)、何かミスが発生した場合に、謝罪する前に速やかに上長を通じて院長や事務局に相談すべし、という内規がある病院もあります。
謝罪するということはミスを認めたということで、それが示談や訴訟で不利な材料になることを恐れるからです。最初は謝罪していた医師や看護師が、後に院長や事務長同伴で家族への説明を行う際には前言を翻してミスを認めない、といった話は、臨床の現場でもこのサイトでもよく耳にします。
個人的には、医療ミス(ここでは回避不可能な「仕方が無い」ものから、医療過誤に近いものまでを含みます)が発生して、患者様やそのご家族とトラブルが起こる場合、その多くは「謝罪せずにあれこれ理屈を弄して却って感情を逆なでした」とか、そもそもの医師-患者関係をきちんと構築していなかったことに原因があることがほとんどであるように思います。ただ、患者様にも色々な方がおられ、時に大きな(風説を含めて)トラブルを招く可能性があるため、一律「硬い」対応をする医療機関が増えてきているようです。

 

また、今回の問題は、産婦人科医が主体となったエピソードであることも重要なファクターでしょう。
昨今の産婦人科(特に産科)医不足で、お産をする場所がなく、「出産難民」なる単語まで生まれているのは相談者様も見聞されたことがあるかもしれません。
時間的に不規則な上に激務、訴訟リスクも突出して高い産婦人科を、若い医師は回避する傾向があり、産科医の数は減少の一途をたどっています。
http://research.goo.ne.jp/database/data/000680/

このような状況で、若い産婦人科医、特に女医は(患者様が女性であるため、内診等を伴う産婦人科診察において女医を希望することが多いので)、「金の卵」です。

その金の卵に傷をつけたくない、負荷を負わせたくない、早い時期に産婦人科に悪印象を持たれて辞められるようなことがあっては困る、という空気が、あるいは医療機関側にあるのかもしれません。

 

推測に推測を重ねたものであって、どこまでが相談者様のケースに合致するかはわかりませんが、上述のような様々な因子が重なった結果、不愉快な事態になっているのではないかと愚考致します。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 4 年 前.
再投稿:回答の質.
専門家:  docmmart 返答済み 4 年 前.
質問が再投稿に上がっていますので、私の意見を書かせていただきますね。
猫山先生のご意見も拝見いたしました。

この麻酔の件で、問題になる点が二つあると思います。

まずは、同意書は交わされたが合併症等に関する説明がまったくなかったことです。
合併症に関しては同意書には書かれていたと解釈しますが、医療関係者ではないあなた方に、説明のない限りは合併症等を理解することはたいへん困難だと思います。

次は再診の際に取り合ってもらえずうちで寝ていれば治ると言われて帰宅され、あなた方がネットで症状を検索してPDPHではないかと疑問をもたれた部分です。
再診の際にPDPHの可能性を医師から言及されなかったのはなぜか?

医療過誤とまでは行かないであろうとあなた方も認識されていますが、処置を施される前から、PDPHの治療を受けられるまでの間に上記の2点については病院側から詳しい説明を聞く権利があると思います。どこまで持っていきたいのかにもよりますが、病院側からの謝罪のみを期待しているのであれば可能だと思います。

一応ここまででとめておいてあなたのご意見を伺いたいと思います。
そこから、またお話させてくださいね。
専門家:  docmmart 返答済み 4 年 前.
追加ですが、硬膜外麻酔に関する合併症ですが、どんなに気をつけていてもつまりベテランの麻酔医であってもこのような合併症は起こり得ます。
私は、そのような合併症で見えた患者さんを救う立場にあって麻酔を打つ立場にはいません。
ですが、似たような処置で腰椎穿刺というのがあるのですがそれに関しては何百回も行った経験がありますのでよく知っています。
若い経験の浅い産婦人科医による麻酔だったということですよね。
でも、ベテランでもこれは起こりうると思いますね。

一応ご参考までに。
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専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
すいません。間違えました。誤操作です。これは無視してください。

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