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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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飛行機恐怖症です。7月に国内2時間半フライトするのですが、気が気でなりません。 安定剤を服用しての搭乗を考えていま

解決済みの質問:

飛行機恐怖症です。7月に国内2時間半フライトするのですが、気が気でなりません。
安定剤を服用しての搭乗を考えていますが、過った考えでしょうか?見解によってはパニック障害と診断されるかもしれませんが、過呼吸等のパニック発作は未経験です。アドバイスの程宜しくお願い致します。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  Nyarlathotep 返答済み 2 年 前.
こんばんは。

あなたのようなケースの場合、多くの精神科医が飛行機搭乗前の精神安定剤の服用を勧めると思います。

心療内科を受診されて事情を話せば処方を受けられると思いますので、受診されることをお勧めいたします。
質問者: 返答済み 2 年 前.
再投稿:その他.
対処療法的な捉え方で付き合って行く症状なのか、治療が必要なのかをアドバイス頂きたいです。
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.

こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

相談者様の当初のご質問は「安定剤を服用しての搭乗を考えていますが、過った考えでしょうか?」であって、前回答者はそれに過不足無く回答しているように思います。

JustAnswerは、相談者様が質問料金を提示して質問を投稿し、専門家はその質問が自分の専門知識が及ぶ範囲のもので、回答にかける手間や時間が提示された質問料金に見合うと考えれば回答する、というサイトです。

「対処療法的な捉え方で付き合って行く症状なのか、治療が必要なのかをアドバイス頂きたい」ということで再質問されているのはその意味ではあまり適切ではないと考えますが、それが本来お訊きになりたかったことであると理解してよろしいでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】

質問者: 返答済み 2 年 前.
初回利用の為、先生方側の都合を考えずに操作していたかもしれません。
ご指摘の通り、質問に対する回答は得ており、その点に関しては満足です。次の質問も発展した質問であり、後出しジャンケン的な印象を与える事は理解しています。ただ、なぜその見解に至られたのかをご説明頂けなければ、多くの精神科医が言うからyesであるとしか解釈できません。
その点においての評価でした。
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

なぜその見解に至ったというと、広場恐怖の症状に、精神安定剤が対症的には良く効くことが広く知られているからだと考えますが……

実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、私も相談者様が「広場恐怖」の診断基準を満たしている可能性が高いと思います。
以下、その前提で回答致します。

この病名を自らお示しになるくらいですからご存知だとは思いますが、「広場恐怖」における「広場」とは、広い場所、という意味ではなく、「何かが起きてもすぐには逃げ出せない、助けを求められない場所」という程度の意味です。飛行機などは典型ですし、電車、バス、地下鉄、人ごみなどもこれに当てはまります。

治療は薬物療法が主体になりますが、それだけでは広場恐怖が治りきらないこともあります。

相談者様の場合も、まず薬物療法で恐怖感を一定以上までコントロールした後に、行動療法を用いて行動範囲を広げていく必要があると思います。
つまり、本来的にはその時その時の対症療法ではなく、根治を目指す(目指すことができる)疾患です。

広場恐怖の薬物療法の定石は、まずSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と呼ばれるカテゴリーの薬剤と安定剤を適切に用いて発作をコントロールすることです。安定剤だけでは駄目です(依存性があるために長期使用ができないからです)。

薬物療法が一定の効果を現わせてきたあたりで、行動療法を並行して行います。

ここでは、もっとも多く見られ、説明もしやすいので、「1人で電車に乗れるようになる」ことを目標とした例をあげますが、これを患者様ごとにアレンジしたものが行われます。

具体的には、以下のように行います。

安定剤を飲んだ30分後に空いている時間帯に各駅停車に1駅分、誰かと一緒に乗る。
⇒これで恐怖感が起こらなければ、同じ条件で2駅分乗る
⇒やはり恐怖感が起こらなければ、安定剤を飲んだ30分後に各駅停車に2駅分、1人で乗る
⇒安定剤は飲まず、しかし持参して(水なしでも安定剤を飲めるようにしておくと便利です。できなければペットボトル持参)、恐怖感の予兆があったら服用することにして各駅停車に2駅分、1人で乗る
……というふうにステップアップしていきます。

元も子のない、というか、ある意味わかりやすいアプローチではないでしょうか。

これを行動療法的アプローチといいます。行動療法で大切なのは「成功し続けること」です。

電車に乗って恐怖感が起こると、次に乗るときも「また恐怖感が起きるのではないか?」と無意識に思ってしまうでしょう。

これを「予期不安」といいます。

予期不安は恐怖感の呼び水となり、発作を起こしやすくします。そのような状態で電車に乗れば、また恐怖感が起きてしまいます。
すると、「やはり電車に乗ると恐怖感が起きるんだ」という確信が深まってしまい、その次に電車に乗る時の予期不安をより強いものにし、より発作が起こりやすくなります。
このようにして条件反射の悪循環が生じ、電車に乗るのが怖くなってしまうのです。

行動療法はこの循環を逆に回し、電車に乗っても恐怖感が起きない経験を積むことで予期不安を小さくしていきます。
日本では、SSRIを広場恐怖の治療用に適切に使える精神科医は少数派で、行動療法となると、行われている施設すら限られますが、インターネットなどで検索し て、この標準治療を行える医療機関を受診されることをお勧めいたします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介は行っていません)。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14290
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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