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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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パートナーがネットゲーム、スロットにはまっています。 給与の半分近くつぎ込んでいます。 生活費は、何でも高い!と

解決済みの質問:

パートナーがネットゲーム、スロットにはまっています。
給与の半分近くつぎ込んでいます。
生活費は、何でも高い!とか言って、必要な物も買いません。
私の金銭的、精神的負担が大きく、
どうしたら、やめるでしょうか?
何かストレスからでしょうか?
考えられる原因や、治療方法はないでしょうか
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

依存症なので話し合いは無意味です。

実際にその方を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、診断としては「病的賭博(http://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/200609/tobaku.htm)」が当てはまる可能性が高いでしょう。

心理的・環境的な原因はありません。
依存しやすい脳の脆弱性がおありなのだと思われます。

ご本人には問題意識があり、精神科医療機関に通ってでも依存を治したいとおもわれているのでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

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質問者: 返答済み 2 年 前.
ありがとうございます。
ネットゲームに関しては、私が、やめれないかとお願いしましたが、
金額を減らすと約束してくれました。
がやめる気はないようです。
ガチャポンみたいな物さえ、2回位欲しい物がでなければ、
諦めると思うのですが、4回5回とやり続けたりします。
スロットに関しては、もう20年以上もはまっているようです。
何かスイッチのような物があって、賭け事やゲームになるとそのスイッチが入って、歯止めがきかないそんな感じをうけます。
生活用品は、必要な物すら、必要ないと言うくらい、無駄使いをしませんが、スロットなどで勝つと色々プレゼントしてくれます。が、折角だから
生活の物を買ってもらおうとすると安い物でも機嫌を損ねます。
そんなところ以外は、仕事も生活もキチンとしています。
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
> 金額を減らすと約束してくれました。
その約束が果たされることはないでしょう。

相談者様がなさっていることは、アルコール依存症患者様を酒量を減らすように説得するのと同じです。
彼らは、一口でもお酒を口にすれば約束など頭から吹き飛んでしまいます。
だから、アルコール依存症の治療ゴールは「減酒」ではなく「断酒」なのです。

病的賭博の治療のゴールも賭博を完全に止めることになります。
「金額を減らす」という目標は絶対に達成できないとお考え下さい。
まずこのことをパートナー様に理解していただき、治療意欲を持っていただくことが治療のスタートになります。
しかし、病的賭博の場合、一般的には、周囲は困っていたり心配したりするものの、患者様ご自身はご自分が病気であることを認めたがらないため、治療に導入できないことが少なくありません。
ネットゲームもスロットも違法ギャンブルではないため、法的にこれを止めさせる手段もありません。

結局のところ、患者様ご自身がお困りにならなければなかなか治療には繋がりません。
借金がかさんで取り立て業者に付きまとわれたり、仕事に支障が及ぶ、家庭生活に支障が生じて離婚を迫られる、といった切迫した状況になって(それを繰り返して)初めて患者様は治療の必要性を感じ始めます。

治療を行う場合、外来治療も入院治療も行われますが、患者様の治療意欲が無い段階ではどちらにせよ長続きはしませんし、効果も現れません。
強制的に入院させても退院すればその足でスロット店に向かうかネットを始めますから、入院治療を受けられるとしても、これはご本人がそれを望んだ場合ということになります。

基本的にこれはご本人の責任なのですが、依存症の場合、ご家族が、患者様が「依存症者でありつづけることを許容する環境」を整えてしまっている場合が少なくありません。
依存を止めてほしいと願いながら、その一方で、ご家族が依存症の遷延をサポートしてしまっているような場合です。
そのようなご家族を、「イネイブラー」と呼びます。
憚りながら、相談者様は、相談者様にとってのイネイブラーになってしまっていると思います。
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-056.html

私の金銭的、精神的負担が大」きいとのことですが、「肩代わり」は、病的賭博患者様に対して決して行ってはならない行為です)。

現状では、パートナー様自身が困って何とかしたい、とはなかなか思わないのではないでしょうか。

相談者様がとるべき最善の行動は、極端に聞こえるかもしれませんが、もういい大人なのだから、全ての責任は自分でとるように告げて、いっさいの援助を止めることです。

ただし、パートナー様が「病的賭博」という病気にかかっていると認識しており、その治療をしたいというのであれば、それには力を貸す、とは伝えて下さい。

病的賭博は自然治癒することがない進行性の病気です。
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-27.html

病的賭博の治療は専門の医療機関でなければ行うことができません。
例えばこのような病院があります。

【菊陽病院】
http://www.kikuyouhp.jp/disease/gambling.html

しかしこうした病院は、日本ではまだまだ限られており、通院可能な範囲にギャンブル依存症の専門的治療を行っている精神科/心療内科がある可能性はきわめて低いでしょう。
もし探されてみて見つかるようなら、迷わずその病院を受診されるべきです。精神科医療機関の情報は、地域の精神保健福祉センターで得ることができます(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。

もうひとつの方法は患者会に入って活動することです。
またGA(ギャンブラーズ.アノニマス)という、ギャンブル依存症から抜け出したい人が集まる団体がありますので、是非参加なさるべきでしょう。
依存症治療において、こうした集団精神療法的なアプローチは不可欠かつ有効です。

【GA(ギャンブラーズ.アノニマス)】
http://www.gajapan.jp/

現在の状況から抜け出すためには、出来うるすべての手段を試みる必要があります。

以上、ご参考になれば幸いです。

*************************************************
現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における病的賭博の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

【病的賭博】

以下のうち5つ(またはそれ以上)によって示される持続的で反復的な不適応的賭博行為

1. 賭博にとらわれている
例)勝ったときのことを生き生きと再体験したり、賭博をするための金銭を得る方法を考えたり、次の賭けの計画を立てることなどにとらわれている。

2. 興奮を得たいために、次第に掛け金の額を増やす。

3. 賭博をするのを抑える、減らす、やめるなどの努力を何度もやったが成功しなかった。

4. 賭博をやめていると落ち着かずイライラする。

5. 問題から逃避する手段として、または不快な気分
例)無気力、罪悪感、不安、抑うつを解消する手段として賭博する。

6. 負けると取り返そうとする(深追いする)。

7. 賭博したことを隠すために嘘をつく。

8. 賭博の資金を得るために法律に触れるようなことをしたことがある。

9. 賭博のために、重要な人間関係や教育、職業上の機会を危険にさらしたり失ったりした ことがある。

10. 借金して賭博をする。賭博による経済的な問題を他人に解決してもらったことがある。
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