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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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私はパチンコ依存症だと思います。一種類の台にとことん突き込んで一日で10万円無くしたこともあります。止めないと思い一

解決済みの質問:

私はパチンコ依存症だと思います。一種類の台にとことん突き込んで一日で10万円無くしたこともあります。止めないと思い一時的にはパチンコ屋さんから離れることができて前を通っても平気ですが、始めてしまうとセルフコントロールが出来なくなり、ナンジカンモ5時間以上もパチンコを續けてしまいます。初めて借金をしてしまいその合計も50万円になりました。ネットなどでカウンセリングが必要など書いてありますが、十数年前から統合失調症で医療機関には掛かっており、カウンセリングも受けていますが、パチンコの話をしても重要視して貰えません。『行かない事だね』で終わってしまい、それから相談していません。医療機関を代えるべきかとも思いますが、紹介状を医師に依頼できないです。自分で勝手に別の医療機関に行っても良いのかもしれませんが、経過が長いのでそれを一から説明することも体力を使い、躊躇しています。今のDrには十年近く掛かっています。信頼関係は成立しているつもりでいます。パチンコ依存症のグールプミーティングをしているところをさがして、そこへ行った方が良いのかとも考えていますが、借金があるのでお金がありません。生活費は定職付いているので、決まった収入はあります。でも、貯金ゼロの状態では、一応老後の蓄えもしなくてはいけないと思っています。文章にまとまりがなく、何を相談したいのか文章からは分かりにくくなってきましたが、パチンコ依存を治したと思っています。その為に必要な事を教えて戴きたいです。40代女性
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

パチンコ依存症の治療を行うのであれば、その専門性がある医療機関でなければ意味がありません。

一方で、統合失調症の治療は統合失調症の治療で続ける必要があります。

統合失調症は現在の病院で治療し、パチンコ依存症は他院で治療を受けられることは考えられていないのでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
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質問者: 返答済み 3 年 前.

迅速のご回答をありがとうございました。アデクションはアデクションとして専門の医療機関に掛かった方が良いのですね。統合失調症の方では自立支援を受けていますが、複数の同じ疾患?問う言うか精神科にかかることは問題ないのでしょうか?職場では中間管理職をしており、最近人間関係が絡んだ問題が起きて、スタッフが2名辞めてしまうと言う事件があり、神経をすり減らしていました。一時的なストレスがその代償がパチンコだったのでしょうか?その2名が辞めたことで職場は一応落ち着き、自分自身もストレスが改善されたように思っています。

自分だけの力でパチンコ依存症を治すことは難しいのでしょうか?完治という事はあるのでしょうか?

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

自立支援法による外来通院医療費の補助は、1つの医療機関でしか受けられません。
よって、現在の病院以外に別の病院を受診されるのであれば、その分は、通常の医療費を支払うことになります。
それでも、パチンコで借金が増えることを考えれば、より有益な投資だと考えます。

パチンコは日本にしかないので、国際的な診断基準では、パチンコ依存症は「病的賭博」と診断されます。

他の依存症同様、病的賭博は難治です。
完治はありえますが、治療と自助努力が必要です。
しかし病的賭博の治療は専門の医療機関でなければ行うことができません。
例えばこのような病院があります。

【菊陽病院】
http://www.kikuyouhp.jp/disease/gambling.html
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

しかしこうした病院は、日本ではまだまだ限られており、通院可能な範囲にギャンブル依存症の専門的治療を行っている精神科/心療内科がある可能性はきわめて低いでしょう。
もし探されてみて見つかるようなら、迷わずその病院を受診されるべきです。精神科医療機関の情報は、地域の精神保健福祉センターで得ることができます(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。

もうひとつの方法は患者会に入って活動することです。
またGA(ギャンブラーズ.アノニマス)という、ギャンブル依存症から抜け出したい人が集まる団体がありますので、是非参加なさるべきでしょう。
依存症治療において、こうした集団精神療法的なアプローチは不可欠かつ有効です。

【GA(ギャンブラーズ.アノニマス)】
http://www.gajapan.jp/

病的賭博は自然治癒することがない進行性の病気です。
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-27.html

現在の状況から抜け出すためには、出来うるすべての手段を試みる必要があります。

以上、ご参考になれば幸いです。

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現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における病的賭博の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

【病的賭博】

以下のうち5つ(またはそれ以上)によって示される持続的で反復的な不適応的賭博行為

1. 賭博にとらわれている
例)勝ったときのことを生き生きと再体験したり、賭博をするための金銭を得る方法を考えたり、次の賭けの計画を立てることなどにとらわれている。

2. 興奮を得たいために、次第に掛け金の額を増やす。

3. 賭博をするのを抑える、減らす、やめるなどの努力を何度もやったが成功しなかった。

4. 賭博をやめていると落ち着かずイライラする。

5. 問題から逃避する手段として、または不快な気分
例)無気力、罪悪感、不安、抑うつを解消する手段として賭博する。

6. 負けると取り返そうとする(深追いする)。

7. 賭博したことを隠すために嘘をつく。

8. 賭博の資金を得るために法律に触れるようなことをしたことがある。

9. 賭博のために、重要な人間関係や教育、職業上の機会を危険にさらしたり失ったりした ことがある。

10. 借金して賭博をする。賭博による経済的な問題を他人に解決してもらったことがある。
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