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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14382
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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昨年12月18日に 脊柱管狭窄症とすべり症とのことで 手術をしましたが 右臀部より右足首まで痛みが走り入院中に2月

解決済みの質問:

昨年12月18日に 脊柱管狭窄症とすべり症とのことで 手術をしましたが
右臀部より右足首まで痛みが走り入院中に2月初めにブロック注射を打ちましたが2-3日で痛みは復活しましたが2月22日に退院しました最高でも2月29日までしか入院出来ないと2月14日に言われま痛みを持ったまま退院しましたが4月3日再診薬を処方箋して頂きましたが痛みは一向に無くならず4月10日に仙骨にブロック注射を打ちましたがベッドから起きた途端に右お尻から右足首まで激痛が走りました担当医二お伺いをしたところブロックをしても効かないのなら心身症だから其処え行っても無駄だと言われました ちなみに蒲郡市民病院 整形外科です どこの病院に行ったらまともに見てもらえますか
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。

少し補足情報を下さい。

①右臀部から右足首までの痛みは、手術前には無かった症状でしょうか? それとも手術前からあった症状でしょうか。

②脊柱管狭窄症とすべり症の自覚症状が現れてから手術を受けられるまでにどれくらいの時間的感覚がありましたか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で、回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承下さい。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.

右臀部から右足首までの痛みは手術まえから有りました


痛みがひどいので手術を急いでいただきました


脊柱管狭窄症は10年来のものですが 痛みがひどくなったのは2013年9月です 医者からはまだ手術は早いと言われていました

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

つまり、手術後に新たに症状が現れたわけではなく、手術をしても症状が改善しなかったのだと理解してよろしいでしょうか?
質問者: 返答済み 3 年 前.

大変ご返事が遅くなり申し訳ございません

痛みは手術前からのものです

追伸 手術後入院中起床時 両足太ももの裏側が筋肉痛の様な痛みが続きましたが今では右足にのみ痛みが残っています 担当医は太ももの痛みは解らないとのことです

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
おはようございます。
ご返信ありがとうございます。

相談者様の場合、手術のタイミングが遅すぎたのだと考えます。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。
脊柱管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。
相談者様の場合は、「腰椎変性すべり症による脊柱管狭窄症」であったということになるでしょう。

狭窄した脊柱管によって圧迫され続ける神経には、時間経過とともに不可逆的な変化が起こり続けます。不可逆とは、元に戻らないという意味です。
脊柱管狭窄症は、もちろん、初期には保存的治療(非手術的治療)が行われます。手術に踏み切る際のひとつの目安になる症状は、安静時にしびれや痛みが現れているかどうかです。

「持続した圧迫による不可逆性の神経障害のために起こる安静時のしびれは手術でも改善が得られにくい。手術を考慮するのであれば、安静時のしびれが出現する前 が適応であることを常に念頭におくべきである。久留米大学における調査では、手術を受ける患者の約95%が、安静時にも常に痛みやしびれを感じている重症 例で、約70%が歩行距離が100m以下という結果であった。高齢者が多いため、手術を望まない患者が多い現実が反映されているものと考えられる」(http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/ds-pharma/prorenal1113.pdf より引用)。

「手術では神経を圧迫しているものを取り除きますが、取り除くだけでは背骨のずれなどが余計にひどくなりますので、金属を使って背骨を固定しなければなりませ ん。除圧だけの手術よりも規模がやや大きくなります。手術の結果、8 割程度の症状はなくなり、たいていの方には満足、あるいはほぼ満足と答えていただけます。不満足と回答された方の問題は、手術の時期が遅すぎたために神経が麻痺してしまったことによる遺残症状、あるいは他の病気が合併していることから腰の問題が解決しただけでは日常生活動作が改善しない方々です。 (中略)骨粗鬆症がひどくなると手術後にトラブルが生じる危険性があります。年齢が高くなりますと、内臓の予備能力が低くなりがちです。今回、お話しいた します病気は自然経過が大体判っている病気ですので、体力があまりなくならないうちに、また、症状が不可逆性にならないうちに手術を選択するグループが出現し始めました」(http://www.fujita-hu.ac.jp/~fushimin/11th.pdf より引用)。

昨今は、上述のように、「日常生活に支障はあまりない」うちに手術に踏み切る方向に舵が切られ、これが主流となっています。その方が後遺障害が遥かに少なくて済むからです。

相談者様の場合は、自覚症状が現れてから手術までに10年以上が経ち、日常生活に支障が生じるようになってからやっと手術をしたために、神経に不可逆的な変化が起こり、そのために手術をしても後遺症として痛みが残存しているのだと思われます。
神経ブロック注射が効かないのも、ブロックした神経そのものが変性してしまっているからです。

もちろん「心身症」ではありませんが、手術そのものは成功したのだと思われますから、整形外科に行ってもこれ以上の変化は望めない可能性が高いでしょう。
整形外科主治医に紹介状を作成してもらい、ペインクリニックを受診されることをお勧めいたします。
リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法が有効な場合がございます。

下記のサイトから、ペインクリニックを検索することができますので、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【全国|ペインクリニック≪痛みの治療専門医≫検索|PAIN.NE.JP(ペインクリニックジャパン)】
http://www.pain.ne.jp/

以上、ご参考になれば幸いです。
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