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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14342
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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はじめまして。 8歳の息子がいますが、未だに私が添い寝しないと眠りにつくことができません。 夜に目を覚ました時に

解決済みの質問:

はじめまして。
8歳の息子がいますが、未だに私が添い寝しないと眠りにつくことができません。
夜に目を覚ました時に私が横にいないと「ママ!ママ!寝れない!」と泣きます。半年後にある学校での初めての宿泊学習を本人もとても不安がっています。
日中は至って普通で、学校も楽しく通っており、人前での発表や質問なども嫌がりません。
夜、寝る時になると、私や自分の死の ことを考えてしまったり、泥棒が入ってくるかもしれないとか、不安なことを想像してしまいます。
私たちは仕事の都合で5年前より海外で暮らしているのですが、こちらに来て1年半ほど経った時に大きな地震にあいました。家族や友人は皆無事で、知り合いで亡くなった人はいません。ただ、地震時に息子は小学校に居て、私と下の娘は家に居たのですが、かなり大きな地震だったので、家の周りが液状化し危険な状態だったため、会社に居た主人が小学校に息子を迎えに行きました。会社から学校は車で30分ほどかかるため、到着した時にはクラスのほとんどの子供が既に帰宅しており、息子は随分と不安だったようです。迎えが遅いので「ママは地震で死んでしまった。」と思ったと言っていました。
また、息子は4歳の時にこちらに来ましたが最初は英語が全く分からない状態で幼稚園に通うことになり、今思えばその時の精神的負担は大変大きかったのだと思います。
以上のような状況から、息子は分離不安障害なのではないかと思い悩んでいます。
新しい環境に慣れるのに時間のかかる子ではありますが、一旦慣れてしまうと学校も習い事も楽しく通っているところをみると今は深刻な事態ではないのかなとも思います。ただ、夜の状況は普通ではないような気がします。
今は夜寝る時に背中をさすって安心させたり、「大丈夫だよ。」と声をかけたりしていますが、このままでよいのかと思っています。
不安がらずに一人で寝られるようになるには、どのように親として対応していけばよいでしょうか。
どうぞよろしくお願い致します。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんばんは。猫山です。
ご指名ありがとうございます。

ご記載からは、ご賢察の通り、分裏不安障害である可能性が高いと私も考えます。
http://health.goo.ne.jp/medical/data/041135000_14.html

経緯を考えれば無理からぬ部分もあるように思いますし、相談者様が現在行っている対処は適切なものであると考えます。

①「私や自分の死の ことを考えてしまったり、泥棒が入ってくるかもしれないとか、不安なことを想像してしま」うようになったようのは、地震に遭ってからですか?

②日中はそうした不安は全く現れないのでしょうか?

③ご子息ご自身は、現在のご自分の状態をどのように理解しているようですか?

④ご子息が「半年後にある学校での初めての宿泊学習を」不安がっているのはなぜでしょう? ご子息ご本人はその理由を具体的に述べますか?

⑤そちらで児童精神医学の専門医にかかることは可能でしょうか。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で、回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承下さい。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.


猫山先生、ご返答有難うございます。


 


①地震にあったのが5歳半の時ですが、その時から急にということではないと思います。私自身が息子のこのような状況を「病的なもの」と気付いたのが最近なので、いつからというのを明確に覚えていないというのが正直なところです。地震の直後に急にではないと思いますが、地震より後に言い始めたと思います。ただ、それまでも一人で寝ていたわけではありません。


地震にあった後、余震も長く続いたのですが、余震があるとクラスでも人一倍怖がっていたと先生から聞きました。また、この地震でたくさんの人が亡くなったので、「死」というものを強く意識するきっかけになったのではと思っています。


 


②日中はそういうことはありません。ただ、海に行ったりすると「今、津波が来たらどうしよう。」などと言ったりはしますが、その後は普通に海に入り遊びます。高い建物の横を通ると「今地震があったら、死んじゃうね。」などと言ったりすることもありますが、怖くて通れないとかそこまでではないです。


 


③自分では病的なものだとは思っていないようで、頑張って夜も一人で寝られるようになりたいと思っているようです。友達はみんな一人で寝ているのを知っているし、友達同士で家に泊まりに行ったりしているのを知っているからです。「なんで僕はこんなに色んな事を心配してしまうんだろう。」と言ったりもします。


 


④自分でも母なしで寝られないことが分かっているからだと思います。宿泊学習の夜が不安なのだと思います。


 


⑤可能だと思いますが、4月から日本に帰国することになっているので、専門医にかかるなら、できれば日本でかかりたいと考えています。私の言葉の問題もあるからです。息子も4月からまた日本の学校に転校になるので、息子の症状がより悪くなるのでは、と(私が)心配しています。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

純粋な分離不安というよりは、死恐怖症(タナトフォビア)の要素も混ざっているように思われます。
http://tell-me.jp/q/471131

現状、日常生活に問題が無いのであれば、このままの接し方で問題は無いと考えますが、恐怖症が根底にあるのであれば、精神医学的な治療が必要になるかもしれません。

⑥4月に帰国されるということは、「半年後にある学校での初めての宿泊学習」とは、日本での行事ということですか?

⑦帰国後の日本での在住地はお決まりになっているのでしょうか?

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.


猫山先生


 


ご返信有難うございました。


 


⑥ 4月の帰国は9割方決定していますが、辞令が出るまでははっきりとは分からず、息子には「帰る可能性が高いよ。」と話しています。こちらに居ても、日本に帰っても、半年後くらいに宿泊行事があります。


 


⑦ 日本では、大阪に住むことになると思います。


 


死恐怖症のリンク読ませて頂きました。


確かに死を怖がることはあるのですが、誰しも死は怖いものであると考えると異常なほどではないのかなと息子に関して感じています。


自分の死、死後はどうなってしまうのか、、、ということもよりも、私や主人の死のことを考えているようです。でも、それが分離不安障害から来るものなのか死恐怖症から来るものなのか分かりません。


 


今のところ、日常生活に支障をきたしているのは夜の眠りにつく時だけなので、今のままの対応を続けて安心させてあげるということでよいでしょうか。もし、地震の経験の影響があるとしても、時間と共に改善していくことが期待できるでしょうか。


1年ほど前に一度だけ、友達に誘ってもらい友達宅に泊まりに行ったことがあります。その時も不安そうでしたが、自分でやってみようと覚悟を決めて遊びに行きました。結果、夜はやはりなかなか眠ることができず、泣いてしまったようですが、友達のお母さんになんとか寝かせてもらったと聞きました。私としては、お泊りも一度経験すれば自信につながるのでは、という思いもあったのですが、もし分離不安障害であるとするとこのようなことをまた勧めたりするのは逆効果になるでしょうか。


学校の宿泊行事は、その時までに症状が改善しなかったとすると嫌がっても行かせたほうがいいのでしょうか。


 


宜しくお願い致します。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

診断あっての治療ですので、診断が確定していない現時点で、ああするのがよい、こうしてはいけない、ということを申し上げるのは困難です。

ご子息が分離不安障害を呈しているという前提で回答するならば、「友達宅に泊まりに行った」りすることは、やり方さえ間違えなければ有効なアプローチになりえます。
ただし、ショック療法的に突き放すのは逆効果です。相談者様と離れて過ごすことの不安感を助長する結果になりかねないからです。

例えば、お泊りにいくお友達のご両親にも事情を説明し、最初は相談者様もそのおうちに一緒に行かれて一緒に泊まる⇒寝付くまでは一緒に過ごし、寝付いたら相談者様は帰宅する⇒ベッドに入るところまでは見届けて、その時点で相談者様は帰宅する……といったステップを刻めば、次第にご子息が相談者様と離れて過ごすことに慣れていくことが期待できます。
重要なのは、このステップのすべてをご子息と共有し、ご子息の納得の上で各ステップを刻むことです。ご子息が嫌がるのに次のステップに移行することは避けなければなりません。
一方で、ご子息にも治療意欲があるわけですから、万全の自信が無くても次のステップに進む踏ん切りも必要です。
こうした押し引きの見極めは難しいのですが、試行錯誤を繰り返すことは必要です。

一方で、「時間と共に改善していくこと」も十分に期待できますので(ご子息が32歳になっても相談者様と一緒でなければ眠れない、という事態は想像しがたいですよね)、日本に帰るまでは現在のやり方を続けても問題はありません。

ただ、診断を確定する必要はありますから、児童・思春期精神医学の専門性が高い医療機関を受診はされるべきでしょう。普通の精神科や心療内科の病院・クリニックではこの年齢のお子様の問題、特に分離不安障害には対応できません。
しかし日本ではこの領域の専門家は少なく、どこの専門施設も予約が一杯で2ヶ月待ち、3ヶ月待ちがざらです。現時点で予約だけでも入れておかれるべきです。多くの場合、紹介状が必要ですので、現在住まれている土地のGPに、帰国前に紹介状を作成してしてもらってください。
以下のサイトから検索できる児童青年精神医学会の専門医がいる施設を受診されることをお勧めいたします。

【児童青年精神科専門の医療施設一覧】
http://child-adolesc.jp/nintei/ninnteii.html

帰国前に行動療法的なアプローチを試みるか、経過観察して帰国後に専門医を受診された上でアプローチを決められるか、これはご子息をよく話し合われて決められるのがよいでしょう。
8歳ともなれば、親御さんが思われているよりもずっとしっかりした考え方を出来る場合が少なくありません。ご子息の決断を尊重されてよいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。
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