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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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会社での言葉のいじめが原因でうつ病を再発し、治療中に転換性障害による失声症を併発しました。失声症を併発して1年になり

解決済みの質問:

会社での言葉のいじめが原因でうつ病を再発し、治療中に転換性障害による失声症を併発しました。失声症を併発して1年になりますが現在も発声が困難で日々の生活において支障があります。転換性障害とPTSDを因果関係として結びつけることができるのでしょうか。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

経過のご説明が「うつ病を再発し、治療中に転換性障害による失声症を併発しました」で、ご質問が「転換性障害とPTSDを因果関係として結びつけることができるのでしょうか」ですが、PTSDという診断はどこで出てきたのでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 4 年 前.

言葉によるいじめをした加害者の夢を見て目が覚めたり、また感情をむき出した発言をされると動悸がしたり体の震えが起こることがあります。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
PTSDは自己診断ということでしょうか。

相談者様が、PTSDを患われているという前提でさらにお尋ねしますが、「転換性障害とPTSDを因果関係として結びつけることができるのでしょうか」というご質問は、日本語としては、

①転換性障害が原因で、PTSDがその結果として生じているのでしょうか?
②PTSDが原因で、転換性障害がその結果として生じているのでしょうか?

のどちらかの意味になります。

ご質問のご真意は、転換性障害とPTSDが原因と結果の関係(因果関係)にあるのか? ということなのでしょうか。

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

自己判断ではありません。


うつ病の再発で転換性障害による失声症と診断されました。当時は勤務していましたが症状が悪化し何度も倒れ体重も39㌔まで減少し限界だと思いました。それで退職しましたが、現在も症状は変わりません。加害者が私にしてきたことと重なることが起きると、恐怖心がわき震えたり、涙が出たりします。何度も夢を見ては魘されます。うつ病から転換性障害は起こるのかと思いますが、PTSDと判断するには至らないのでしょうか。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

ご返信ありがとうございます。

現在の診断基準では相談者様はPTSDの診断基準を満たしません。
PTSDの診断基準を満たすためにはまず第一に「実際に、または危うく、死ぬ、または重傷を負うような出来事(戦争・暴行・性的暴行・事故・火事・山火事・地震・洪水・台風)を経験して、強い恐怖感や無力感・戦慄を感じたことがある」必要があるからです。一般に職場でのパワーハラスメントや言葉の暴力は、これには当たりません。

http://www.dr-maedaclinic.jp/check/qg001.html

PTSDの診断は置いておいて、相談者様のご相談の眼目は「うつ病から転換性障害は起こるのか」「転換性障害とPTSDを因果関係として結びつけることができるのでしょうか」という部分だと考えます。

ある精神疾患Aが原因となってBが起こり、さらにBが原因となってCが起こるというような連鎖は、この場合は成り立ちません。
職場での言葉の暴力が「誘因」となって、AもBもCも起きたと考えます。つまり、「転換性障害とPTSDを因果関係として結びつけること」はできません。どちらも、「結果」です。

また、精神疾患における「原因」という言葉の定義については整理して理解されておく必要があると思います。
精神疾患は脳の病気であり、精神疾患になりやすい脆弱性を持った方が、一定以上のストレスに晒されると発症に至ると考えられています。
したがって、精神疾患の「原因」といった場合はこの生来もっている脳の脆弱性を指し、発症のきっかけとなるストレス(相談者様の場合は「言葉の暴力」)は「誘因」と呼びます。
また、どんなエピソードをどれくらいストレスフルに感じるかは人によって異なりますが、このストレス耐性を決めるのがご本人の性格であったり、養育環境によって後天的に獲得されるストレス処理能力ということになります。
つまり、脆弱性がなければ精神疾患にはならないし、脆弱性があってもストレス耐性が高い方は精神疾患を発症しないし、ストレス耐性が高くてもストレスがあまりに過大であればやはり精神疾患を発症する、という関係があります。

相談者様のうつ病も転換性障害も、相談者様の体質が「原因」で、職場での言葉の暴力を「誘因」として発症したことになるでしょう。

一般的に、精神疾患に対して労災認定等が検討される場合も、この考え方が用いられます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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