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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14294
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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私は56歳女性です、三年前に色々な事が重なり、動悸や不安、食事が通らない、不眠、頸の痛み、懲りなど様々な症状が出て1

解決済みの質問:

私は56歳女性です、三年前に色々な事が重なり、動悸や不安、食事が通らない、不眠、頸の痛み、懲りなど様々な症状が出て1週間ほど仕事を休みました看護師です、肥大性心筋症が悪化したのかと思いましたがそんな に悪くないと病院で言われました。神経内科ではパニック障害と言われ、鬱の薬を飲みましたが眠れず、再度病院に行くと「この薬を飲むとみんな眠いと言うのに眠れないのは鬱ではない」と言われ、薬はそれから中止になりました。それからも色々症状はありましたが仕事は普通にできました。デパートやスーパーに行くと気分が悪くなります、ならない時もありますが調べるとこれはパニック障害なもと思えますどうでしょうか、意見を聞かせて下さい。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です

精神科(心療内科)と神経内科は、名前も似ていますし扱う疾患にも重複がありますが、基本的には別の科で、パニック障害(やその関連疾患は)は精神科で取り扱われるべき疾患です。

また、その神経内科の医師の「眠れないのは鬱ではない」という説明には全く根拠が無く、うつ病を否定する理由にはなりえません。向精神薬は作用の出方にも副作用の出方にも大きな個人差があるからです。

少し補足情報を下さい。

「パニック障害と言われ」、そののちに「鬱ではない』と言われ」た、とのことですが、結局のところ神経内科では相談者様はパニック障害として治療されていたのでしょうか。それともうつ病として治療されていたのでしょうか。

処方されていたお薬と、それぞれの1日量(mg)を教えて下さい。

実際に診察ができませんのでこのような方法になってしまいますが、下記のサイトで質問に答え、最後に表示される点数を教えていただけないでしょうか?
https://www.cbtjp.net/qidsj/question/01/

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は夜明け以降になります。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 4 年 前.


3年前の処方なのではっきり覚えていませんが パキシル1錠 2×とソラナックス 3×だったような気がします。2週間ぐらいしか飲まなかったようなきがします


 

質問者: 返答済み 4 年 前.


すみません先ほどの追加です、診断名はパニック障害と言われました。点数は4点です。この頃は調子もよく、良く眠れます。先日義父の怪我と手術で気を遣い、仕事も重なり疲れていました、その時にショッピングセンターで買い物中に気分が悪くなりました、以前にもたまにありました。又3年前のように調子が悪くなるのかと心配しましたがそうでもないようです。わかりにくくてすみません。三年前は結局その後は薬も飲まず症状は軽減していました。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

相談者様がお困りになられている「デパートやスーパーに行くと気分が悪く」なるという症状はパニック障害によるものである可能性が高いと思われます。
細かくは、「広場恐怖を伴うパニック障害」という診断が付くでしょう。
この場合の広場とは、広い場所、という意味ではなく、「発作が起きてもすぐには逃げ出せない、助けを求められない場所」という程度の意味です。飛行機などは典型ですし、電車、バス、地下鉄、人ごみなどもこれに当てはまります。

治療は薬物療法が主体になりますが、それだけでは広場恐怖が治りきらないこともあります。

相談者様の場合も、まず薬物療法でパニック発作を一定以上までコントロールした後に、行動療法を用いて行動範囲を広げていく必要があると思います。

パニック障害の薬物療法の定石は、まずSSRI(パキシルもこれに含まれます)と呼ばれるカテゴリーの薬剤と安定剤(ソラナックスはこれに含まれます)を適切に用いて発作をコントロールすることです。
ただし、安定剤には依存性があるので、発作時に頓服として用い、即効性はありませんが、SSRIを中心とした処方にすべきです。パキシルなら40mg/日までは用いるべきだったでしょう。

平素は発作が起こらなくなってきたあたりで、行動療法を並行して行います。

ここでは、もっとも多く見られ、説明もしやすいので、「1人で電車に乗れるようになる」ことを目標とした例をあげますが、これを患者様ごとにアレンジしたものが行われます。

具体的には、以下のように行います。

安定剤を飲んだ30分後に空いている時間帯に各駅停車に1駅分、誰かと一緒に乗る。
⇒これで発作が起こらなければ、同じ条件で2駅分乗る
⇒やはり発作が起こらなければ、安定剤を飲んだ30分後に各駅停車に2駅分、1人で乗る
⇒安定剤は飲まず、しかし持参して(水なしでも安定剤を飲めるようにしておくと便利です。できなければペットボトル持参)、発作の予兆があったら服用することにして各駅停車に2駅分、1人で乗る
……というふうにステップアップしていきます。

相談者様の場合は、「デパートやスーパーに行く」という課題でこの方法をアレンジすればよいでしょう。

これを行動療法的アプローチといいます。行動療法で大切なのは「成功し続けること」です。

電車に乗ってパニック発作が起こると、次に乗るときも「また発作が起きるのではないか?」と無意識に思ってしまうでしょう。

これを「予期不安」といいます。

予期不安はパニック発作の呼び水となり、発作を起こしやすくします。そのような状態で電車に乗れば、またパニック発作が起きてしまいます。
すると、「やはり電車に乗ると発作が起きるんだ」という確信が深まってしまい、その次に電車に乗る時の予期不安をより強いものにし、より発作が起こりやすくなります。
このようにして条件反射の悪循環が生じ、電車に乗るのが怖くなってしまうのです。

行動療法はこの循環を逆に回し、電車に乗っても発作が起きない経験を積むことで予期不安を小さくしていきます。

薬物療法だけではなく、行動療法も指導してくれるような心療内科/精神科に通われるのがベストと考えます。
そうした医療機関が見つからなければ、ご自分で行動療法的に行動範囲を広げていく努力をされるようにすべきだと考えます。

くれぐれも失敗しないように、ですが。

パニック障害のような病気は、治療が進むにつれて医者や薬の果たす役割は減っていき、患者様自身の病気との向き合い方が重要な要素になっていきます。

以上、ご参考になれば幸いです。
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