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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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先週12日電車の中で混雑で気分が悪くなり途中で降りて新幹線に乗り換えました。新幹線は大丈夫でした。 その日家に帰っ

解決済みの質問:

先週12日電車の中で混雑で気分が悪くなり途中で降りて新幹線に乗り換えました。新幹線は大丈夫でした。
その日家に帰って、周りが暗くなると不安になってきました。ドキドキするというか体がチリチリしているような感じです。気分が悪くなると、水を一口飲むと少し落ち着きます。夜眠れない日が18日くらいまで続きました。
何かあったら隣の家に駆けこもう…なんて思ったりもしました。
それが今週初めからは、もう治ったと思うくらい 朝7時までぐっすり眠れていました。
昨日23日の夜また眠れなくなりました。11時に寝て1時頃目がさめて、寝ていると気持ち悪いので4時頃まで起きていました。ずっとどうでも良いパソコンをみていました。何かに集中していると気持ち悪いのを忘れて大丈夫になります。朝4時頃になったら気分が落ち着いてきたので布団に入り7時頃まで寝られました。
これは病院に行って診てもらった方が良いですか。更年期障害なんでしょうか。
それとも、もう治りかけているのでしょうか。これから先も続きますか。
今は、もう外は真っ暗ですが、ドキドキもなく落ち着いています。
54歳女
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
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こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

身体疾患は無いという前提で回答いたしますが、相談者様が経験された不調はパニック発作である可能性が高いと思われます。

以下がパニック発作の診断基準ですが、当てはまる項目があれば教えていただけないでしょうか?

**********************************************
現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)におけるパニック発作の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

強い恐怖または不快を感じるはっきり他と区別ができる期間で、そのとき、以下の症状のうち4つ(またはそれ以上)が突然に発現し、10分以内にその頂点に達する。
 (1) 動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
 (2) 発汗
 (3) 身震いまたは震え
 (4) 息切れ感または息苦しさ
 (5) 窒息感
 (6) 胸痛または胸部の不快感
 (7) 嘔気または腹部の不快感
 (8) めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
 (9) 現実感消失(現実でない感じ)または離人症状(自分自身から離れている)
 (10) コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖
 (11) 死ぬことに対する恐怖
 (12) 異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)
 (13) 冷感または熱感


以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は遅い時間になるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.

 (1)動悸


 (4)息苦しさ


 (5)窒息感…鼻の奥が盛り上がってくる感じ 


 (6)胸の不快感…ゲップが出そうで出ない


 (7)たまに吐き気
  暗くなると不安になる


 


などが今までの症状です。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

まず、相談者様が経験された不調はパニック発作である可能性はやはり高いでしょう。

パニック発作はパニック障害のみならず、複数の精神科疾患で症状として現れますが、更年期障害の直接的な症状として認められることはありません。
しかし、更年期は、ホルモンバランスの変動によって脳機能にも影響が及び、ある種の精神科疾患が起こりやすく時期ですから、パニック発作の間接的な引き金にはなったかもしれません。

パニック発作は、消長を繰り返す症状です。いったん治ったように見えても、何かのきっかけでぶり返すことが十分に考えられます。そのうちに、「またパニック発作が起こるのではないか」という不安(予期不安といいます)が強まり、生活範囲が狭まっていくことがしばしばございます。

早い時期に精神科・心療内科を受診され、確定診断と治療を受けられることをお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

どんな治療をしますか。


完治は、しますか。


電車に乗らなければ、ぶり返しは無いですか。


 


 

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
電車に乗れるようにならなけえば完治したとは言えません。
よって、「完治は、しますか」というご質問と「電車に乗らなければ、ぶり返しは無いですか」というご質問は矛盾していて両立しません。

診断がパニック障害であるという前提で回答するならば、初期に適切な治療を受けられれば完治する(電車にも乗れるようになる)疾患です。

相談者様のパニック障害は、「広場恐怖を伴うパニック障害」という診断が付くでしょう。
この場合の広場とは、広い場所、という意味ではなく、「発作が起きてもすぐには逃げ出せない、助けを求められない場所」という程度の意味です。飛行機などは典型ですし、電車、バス、地下鉄、人ごみなどもこれに当てはまります。

治療は薬物療法が主体になりますが、それだけでは広場恐怖が治りきらないこともあります。

まず、パニック障害の標準的な薬物療法について説明します。
薬物療法はSSRI(選択的セロトニン再取り込阻害薬)と呼ばれる抗うつ薬/抗不安薬と精神安定剤の併用で開始し、SSRIを増量しつつ、次第に安定剤を頓服薬にするなどして減らしていきます。
SSRIは、具体的な薬剤名としては、ルボックス(デプルメール)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロのことです。
脳内のセロトニンという物質を増やすことで、不安を消褪させると考えられています。

SSRI は服用を開始して十分量に増やしてから有効性が現れるまでに数週間かかります。今日飲んだら明日効くというタイプのお薬ではないのです。
一方で安定剤は、飲めばその時その時でパニック発作に効きます。一方で定時服用を数週間以上続けたら依存が生じます。
この2つのタイプの薬の特性をうまく利用し、SSRIが効くまでは安定剤で繋ぎ、SSRIが効いてきたら依存が生じる前に安定剤を減量していくわけです。

SSRIを速やかに増量して、改善後は速やかに減量するのがパニック障害の治療における薬物療法の良手です。


次に、非薬物療法的アプローチについて説明します。
相談者様の場合は、広場恐怖を伴っていますから、薬物療法でパニック発作を一定以上までコントロールした後に、行動療法を用いて行動範囲を広げていく必要があると思います。

薬物療法によって、相談者様にとっての「広場」以外では平素は発作が起こらなくなってきたあたりで、行動療法を並行して行います。

ここでは、もっとも多く見られ、説明もしやすいので、「1人で電車に乗れるようになる」ことを目標とした例をあげますが、これを患者様ごとにアレンジしたものが行われます。

具体的には、以下のように行います。

安定剤を飲んだ30分後に空いている時間帯に各駅停車に1駅分、誰かと一緒に乗る。
⇒これで発作が起こらなければ、同じ条件で2駅分乗る
⇒やはり発作が起こらなければ、安定剤を飲んだ30分後に各駅停車に2駅分、1人で乗る
⇒安定剤は飲まず、しかし持参して(水なしでも安定剤を飲めるようにしておくと便利です。できなければペットボトル持参)、発作の予兆があったら服用することにして各駅停車に2駅分、1人で乗る
……というふうにステップアップしていきます。

これを行動療法的アプローチといいます。行動療法で大切なのは「成功し続けること」です。

電車に乗ってパニック発作が起こると、次に乗るときも「また発作が起きるのではないか?」と無意識に思ってしまうでしょう。

これが前述の「予期不安」です。

予期不安はパニック発作の呼び水となり、発作を起こしやすくします。そのような状態で電車に乗れば、またパニック発作が起きてしまいます。
すると、「やはり電車に乗ると発作が起きるんだ」という確信が深まってしまい、その次に電車に乗る時の予期不安をより強いものにし、より発作が起こりやすくなります。
このようにして条件反射の悪循環が生じ、電車に乗るのが怖くなってしまうのです。

行動療法はこの循環を逆に回し、電車に乗っても発作が起きない経験を積むことで予期不安を小さくしていきます。

薬物療法だけではなく、行動療法も指導してくれるような心療内科/精神科に通われるのがベストと考えます(JustAnwerでは、特定の医療機関の紹介・推薦を行っていません。ご了承下さい)。

以上、ご参考になれば幸いです。
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