JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14368
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 神経科 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

初めまして。お世話になります。不安神経症と診断されて12年くらい経ちます。その後様々の症状がでました。心臓がばくばく

解決済みの質問:

初めまして。お世話になります。不安神経症と診断されて12年くらい経ちます。その後様々の症状がでました。心臓がばくばくしたり呼吸が苦しくなったこともありますが、それは少なくなり、たまに出てきてもやり過ごすことができるようになりました。最近は自己表現が不器用なため女性の職場であるスーパーで口をきいてくれない人がいたり、私はうわさ話に入るのがいやなので、その辺の一斉メールにいれてくれなかったりととても孤独を味わっています。考えてみる女子は昔から賑やかで噂好き。そしてグループができます。また、ボスも生まれます。私はそういうことが昔から好きではありませんでした。ほどよくおつきあいできたらいいけれど、「あなたは冷静よね」と見られたり仲間はずれにされたりしていま した。1人でお茶をしてほっとすることもあるのですが、職場での口をきかないことや仲間はずれにはとても心が苦しくなります。もう51歳で、転職してもきっとできる仕事は限られてくるでしょうし、対人関係ではこれの繰り返しになると思うと、ここが正念場でこらえなければいけないのかと抗不安役を飲みながら仕事に行っています。どうしたらいいでしょうか。集中力はとぎれ、布団の上げ下ろしもおっくうになり、生活のリズムもかなり狂ってしまっています。心療内科の先生には、薬では気持ちは和らげることができるでしょうが、根本的な解決にはならないし、転職か、或いは仕事にいっている間だけ割り切るか、或いは距離を縮める努力をするか…しかし人間関係マイナスからのスタートはきついでしょうねと言われました。よろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
【「返信」「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使われてしまうユーザー様が少なくありません。回答にご不明の点がおありの場合は、まず「返信」機能でお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします】


こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

まず、「集中力はとぎれ、布団の上げ下ろしもおっくうになり、生活のリズムもかなり狂ってしまっています」という部分が、とても気になりました。元の病気は不安神経症、今でいうパニック障害に近い病態だったのかもしれませんが、相談者様はうつ病をはっしょうされているかもしれません。
実際に診察ができませんのでこのような方法になってしまいますが、下記のサイトで質問に答え、中等症以外のうつ病の可能性がある点数であった場合、主治医と、うつ病としての治療を開始する必要がないか相談されるべきでしょう。
https://www.cbtjp.net/qidsj/question/01/

次に本題である、相談者様の人間関係上のストレスの受けやすさについて述べます。
「そういうストレスを大きく感じ すぎてしまう私の癖があることに気がつきました」とご自身述べていることから、既にお気づきかもしれませんが、対人関係でストレスを強く感じることにも相談者様の側にある種の問題があるのかもしれません。

認知療法という心理療法が、相談者様にはとても合っているのではないかと考えます。

認知療法の根底にあるのは、周囲の環境を変えられなくとも、自分が周囲を理解する(認知する)方法を変えればストレスは軽減される、という思想です(無理にポジティブシンキングをしろという意味ではありません。念のため)。

人間は世界のありのままを観ているのではなく、その一部を抽出し、解釈し、帰属させているなど 「認知」しているのであって、その認知には必ず個人差があり、客観的な世界そのものとは異なっています。
認知療法では、そのため、誤解や思い込み、拡大解釈などが含まれた自らに不都合な認知をしてしまい、結果として様々な嫌な気分(怒り、悲しみ、混乱、抑うつ)が生じてくると仮定しています。
不快な気分や 不適切な行動の背景として「考え方」つまり「認知」に着目し、この不都合な認知⇒気分の流れを紙などに書いて把握すること、また、それらに別の観点を見つけるべく紙に書いて修正を試みる事が認知療法の根幹になります。
ステレオタイプな認知を歪みと命名したりします。相談者様が仰られるところの「癖」です。

認知療法では認知の歪みに対し、反証や多面的解釈を生み出す手助けをします。このように自らが認知を修正することによって、身体反応が軽減したり、苦しみの少ない方向に情動が変化したり、より建設的な方向に行動出来るようになったりするとの説があります。

認知療法を受けるには、インターネットなどで検索してこの治療法を行っている心療内科やカウンセラーを探す必要があります(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。
実際のところ、昨年からうつ病に対する認知療法は、保険診療の対象となっています。これはうつ病に対する有効性を厚生労働省が認めているということで、他にそのような扱いを受けている心理療法はありません。

認知療法的な思考方法を身につけるためには、一般の方向けの書籍がたくさん出版されていますから、それを読み、独習するだけでも一定以上の効果が期待できます。

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
http://www.amazon.co.jp/gp/product/442211283X/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=polyhedron00-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=442211283X

心のつぶやきがあなたを変える―認知療法自習マニュアル
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791103548/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=polyhedron00-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4791103548

あたりが推薦図書です。
人間、すぐに変われるものではもちろんありませんが、事態を好転させる努力は続ける必要があるでしょう。

本当は複数の選択肢が残されていることがほとんどです。
ただ、それをみつけるには、相談者様が新たな視点を手に入れる必要があるかもしれません。
「良くなりたい」のであれば、認知療法的なアプローチはその一助になると思うのですが。

以上、ご参考になれば幸いです。

※無料でダウンロード、閲覧できる資料として、以下のものがあります。ご参考まで。

【認知療法】

MHLW(厚生労働省)患者用マニュアル

慶応大学版マニュアル
猫山司をはじめその他名の神経科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 5 年 前.

早速のご回答ありがとうございました。私も森田療法を少し学び自分の考える癖を知りました。しかしこのようにまだまだ苦しい日々をすごしております。先生が推薦してくださった「こころが晴れるノート …」を先日買いました。まだ読み始めたばかりですが、自分で進めて行くのは継続が難しいと感じました。やはり認知療法に通ってみるのが早く脱する方法なのかと改めてかんじました。ありがとうございました。

神経科 についての関連する質問