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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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夫が強迫性障害と診断され2年半程通院治療をしています。 しかし、症状の改善はあまりなく、今年に入り症状も悪化してい

解決済みの質問:

夫が強迫性障害と診断され2年半程通院治療をしています。
しかし、症状の改善はあまりなく、今年に入り症状も悪化しているように思います。
それとともに会社も休みがちとなり、8月下旬頃から、週に1.2日行く程度です。

以前は家にいた時は、休みのほとんど寝たきりで過ごしていたのですが、その件を主治医に伝えたところ、エピリファイという薬を処方され覚醒している時間は増えたのですが、その分強迫行為が増えたように思います。(薬は他のも現在、メイラックス・ルーラン・デプロメールも飲んでます)
強迫行 為もポピュラーな手洗い行為は症状のひとつとし分かるのですが、それ以外もひとつの物をジッとみたまま行動が止まる行為が多く、何を気にしてるの?と問うても答えは返ってきません。
何十分も行動が止まって日常生活のも支障をきたしてます。

強迫性障害の他にも何か精神科疾患があるのではないかとも考えています。
うつ病はあるとは思いますが、それ以外の精神科疾患で。
病院も違うところでも診てもらった方がいいのかとも思うのですが、本人が変化を好まないところもあり、協力的ではありません。
かといって、現在通院している病院が気に入ってるわけではなく、行かない時期もあったりします。
病識もあまりなく、どうせ昔からだから治らないと投げやりになることもしばしばです。
強迫性障害の本を購入してみて、本人にすすめたりもしたのでが、全く興味を示しません。
私自身もどう関わっていくべきか悩んでます。
どうしたらいいでしょうか。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

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おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

ご記載を拝読する限りは、ご主人の症状は(「ひとつの物をジッとみたまま行動が止まる行為」も含めて)強迫性障害(OCD)と考えて矛盾はしません。
少し補足情報を下さい。

①現在42歳ということは、ご主事は30代の終わり頃にOCDを発症したということでしょうか? もっとお若い頃には症状はなかったのでしょうか。「どうせ昔からだから治らない」と仰っているということですが……

②発症前後で性格も変わってしまったということですか? もともとはどのような方だったのでしょう。

③会社に行けていない理由は主に何ですか?

④主治医の治療方針を教えて下さい。

⑤現在服用されているお薬の1日量(mg)を教えて下さい。

以上、確認させていただけますと幸いです。

※回答は遅い時間になるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 4 年 前.
1 いつから発症かは定かではありませんが、学生時代からその兆候は、あったようです。
ただ、外面がいいこともあり、他者には気付かれないようで、私も付き合ってた頃は気付かず、一緒に暮らすようになって症状に気
づきました。 それは、30代後半ですが、多分前からあった行動だったようです。
 
2 性格は、ホント外に対しては、気遣いもでき、気を使いすぎる位でした。
そのため、私と知り合った頃は、そんな感じでした が、一緒に暮らしてからは、暴言もあるし、家の事も全くしません。
しかし、暴言を吐いた後に、突然何もなかったように、普通に振る舞ってきたりで、対応に困る事も多々あります。

3 会社の仕事内容には、数年前から今の部署に配属されてから不満はあったようです。それでも、それなりに頑張ってきたようですが、もう本当にいやになってきた感じもあります。ただ、ここんとこ、夕方には、明日は行くといつも言ってるのですが、やっばり朝になると起きて来れず、もしくは、起きても強迫行為が続き過ぎて行くのがイヤになってくる感じです。
それと、先月から私の仕事内容が変わり、彼より先に家を出てしまう事も、彼が家から出れなくなってる要因でもあるようです。
それは、彼自身も分かっているようで、頑張って、早く行く必要性もないのに、私と一緒に家を出ようとしてくる事もあります。
でも、それも一筋縄では行かず、私自身もイライラしてしまう事も多々あります。  
ただ、週末のゴルフには、必ず行けてます。

4 主治医の先生は、基本的には内服薬での治療のみで、症状を伝えて薬が増減したり、若干変更になる感じです。

5 現在の内服薬は、
  エピリファイ6mg 朝
  メイラックス2mg 就前
  デプロメール75mg 就前
  ルーラン4mg 就前







専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

ご記載を拝読する限りは、ご主人の診断は強迫性障害(OCD)で矛盾しないと考えます。
ただし、病歴が20年近くに及び、その間に適切な治療を受けていなかったことで、ある種の人格変化が起きてしまっている可能性が高いでしょう。
実のところ、OCDの標準治療を行える精神科医は多くはないので、ご主人のように、強迫性障害が主、自分が従、になってしまっている慢性期OCD患者様は少なくありません。

OCDの治療は、必要十分量のSSRIを用いた薬物療法と、行動療法(曝露-反応妨害法)の組み合わせが国際的な標準治療です。

SSRIは、具体的な薬剤名としては、ルボックス(デプルメール)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロのことです。
脳内のセロトニンという物質を増やすことで、強迫観念を消褪させると考えられています。通常の精神安定剤(例えばメイラックス)にその作用は期待できません。
高用量を用いることが重要で、デプロメールなら150mg/日は必要です。

行動療法も、単独では非常に患者様の心理的負担が大きくなりますので、まずSSRIを用いて強迫観念を緩和して上で、行動療法で強迫行為にアプローチする方法が主流です。
患者様ご自身の病識(自分が病気だという認識)と治療意欲を認識させたうえで、初期には家族や治療者の誘導で、治療が進んでからはご自身の意志で、強迫観念が生じた際に強迫行為を行わないようにするのがOCDの行動療法です。
行動療法的なアプローチの基本概念はこのサイトが参考になると思います。

【九州大学病院精神科行動療法研究室】
http://www.npsybt.jp/

日本では、SSRIをOCD治療用に適切に使える精神科医は少数派で、行動療法となると、行われている施設すら限られますが、インターネットなどで検索し て、この標準治療を行える医療機関を受診されることをお勧めいたします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介は行っていません)。
かなりこじれてしまっていますから、治療には時間がかかるかもしれませんが、少なくとも現在の治療をいつまで受けていても改善は期待できないでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
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