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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14256
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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家内に関する問い合わせです。私は6月より単身でカリフォルニアのパロアルト市に赴任しています。4月ごろ赴任が決まった際

解決済みの質問:

家内に関する問い合わせです。私は6月より単身でカリフォルニアのパロアルト市に赴任しています。4月ごろ赴任が決まった際一緒に来ることを相談した時、4-5年前から電車に乗った時に軽いパニック症状がでることがあるので飛行機に乗るのが辛いとのことを初めて聞きました。合わせて5月に子宮の全摘出手術を受け(これはもう解決しています)、年齢的に更年期障害が出だしたということが重なり、かなり強い不安症?の症状が見られるようになりました。手術が終わって約2か月 、私が赴任して約1.5か月経過しましたが、現在も熟睡ができない、食欲が全くないという症状が継続しているようです。毎日SkypeでVideo会話をしておりますが、会話/表情は昔と変わらず全く正常に見えます。(手術直前は私の赴任日が近いこともありかなり辛そうに見えていました)。現在は心療内科医から処方されたリーゼ錠5mgの服用、睡眠時にユーロジンを二錠服用、更年期障害の漢方薬の服用、自分で学んだ心を落ち着けるタッピング手法、できる範囲での運動等に取り組んでいるようです。彼女は現在56歳、今までは全く元気で4月までは老人ケアの仕事をしていました。今年一月には新幹線で仙台/松島まで旅行をしましたが、食事もお酒もいつも通り嗜んでいました。その彼女が突然はまった症状に正直困惑しております。彼女自身なかなか症状が全快しないことに少しずつストレスが強くなってきているようです。八月初旬に一時帰国しますので、どのような方向で症状に立ち向かっていくのかを彼女と相談したいと思っていますが、どのようなアドバイスをすれば良いのか、掛かりつけ医でなくもっと専門性の高い病院に連れて行くべきか等にアドバイスをいただけませんでしょうか?個人的には気候も環境も最高のここカリフォルニアの地へ早く連れてきてあげたいと考えていますが、焦らせてもいけないと思っています。長文になりましたが、よろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

奥様の診断と経過について確認させて下さい。

奥様は「4-5年前から電車に乗った時に軽いパニック症状がでることが」あって、そのため「飛行機に乗るのが辛い」のでカルフォルニアに行けなかった。5月以降それが強まって「かなり強い不安症?の症状が見られる」、と理解しています。しかし「今年一月には新幹線」には乗れている。

既に心療内科にかかられているとのことですが、これはいつからなのでしょう?
お薬が処方されているということは診断がついているはずですが、その診断は?
「その彼女が突然はまった症状に正直困惑しております」とのことですが、「突然はまった症状」とは何を指しているのでしょうか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.
少し補足させて下さい。4-5年前に経験したパニックとは朝の満員電車で強い不快感を感じたことがありそれがトラウマとして残っていた程度の話でした。その経験から長時間のフライトに不安感を感じ心療内科を訪問しました(4/4) そこでデプロメール25を毎晩4錠飲むように処方されましたが、強い不快感を感じ飲むことをやめたと同時に薬に対する恐怖感が生まれたようです。5月の子宮摘出手術の予定、私の赴任が手術直後に早まった事などが重なり、その頃から以前は元気だった彼女が急激に不安感を表情に表す様になりました。これが最初に記載した突然はまったと私が感じた状態です。そこで、掛かりつけの内科医は心療内科も開業しているため 、薬を嫌がった彼女ですが自分が連れて行きました。これが5月初めのことです。ここでリーゼを処方され、それなりに効果があったようで彼女も今でも継続的に飲んでいます。その後、手術は無事に終了、私の6月赴任と続きます。かかりつけの医者は症状が落ち着いて来ていると判断されリーゼの継続服用を勧めらたとのことですが、明確な病名は提示されていません。ご相談は、一見安定した状況に見えますが、眠れない、食べれないは続いているため、このままの状態が続くと後戻りしてしまうのではないかという心配です。日本に戻ったさい、改善には時間が必要だからいまのままもう少し頑張ろう!と励ますのか、もう少し踏み込んだ治療を勧めるのかの判断に迷います。今のまま頑張ろう!と言った場合、何を改善の指標に捉えるのかを説明してあげないと、がんばりきれないのでは無いかという危惧を持っています。以上が補足説明です。必要であれば日本に戻った後、彼女にこのサイトと契約して継続的に相談するように進めます。よろしく回答ください。お願いします。
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございました。

結論から申し上げますと、奥様はちゃんとした精神科か心療内科(ちなみにこの両科は本来は異なる診療科ですが、現在ではほぼ同義と考えていただいてかまいません)にかかられ、パニック障害とうつ病(限られたご記載からですが、奥様の診断としてこの両疾患を疑います)の標準的な治療を受けられるべきでしょう。

「掛かりつけの内科医は心療内科も開業している」というのには慎重になられるべきです。
標榜は自由なので、精神科や心療内科の専門的な勉強をしていない内科医が、開業する際に付け足したように皮膚科や心療内科を診療科目に入れた看板を掲げることがありますが、その掛かりつけ医もその類の方ではないかと考えます。

リーゼはベンゾジアゼピン作動薬と呼ばれる、もっとも広く用いられている抗不安薬のひとつですが、本来はパニック障害に対しては対症療法として、期間を区切って、もしくは頓服で使用されるべきお薬です。
ベンゾジアゼピン作動薬は依存性が強く、「継続的に」服用されるのは望ましくありません。
ベンゾジアゼピンはパニック症状に即効性があり、患者様ご本人も「効いた」という実感がもてるためついつい服用を継続しがちなのですが、それはその場しのぎを継続することになり、のちのちより大きな問題が生じることになりかねません。
このベンゾジアゼピン依存は昨今一般マスコミでも扱われ社会問題になりつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60619&from=popin

明確な病名が提示されていないこと、ベンゾジアゼピンの漫然投与が行われ標準治療が行われていないことから、この掛かりつけ医が精神科疾患に関する十分な知識を有していないことは明らかであるように思います(診断も提示されず、疾患についての説明もないまま処方されたお薬を服用し続けること自体が、インフォームド・コンセントの観点から問題があると考えます)。

「このままの状態が続くと後戻りしてしまう」というご懸念は現実的なものですし、現主治医にそれに対応する実力は無さそうに思われます。

内科医がおまけで標榜している心療内科ではなく、精神科医が診療を行っている心療内科を受診されることをお勧めいたします(話が複雑になりますが、現在では事実上、精神科=心療内科です。精神科と標榜すると患者様が受診しづらいので、精神科医が心療内科を標榜しているのです)。
JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介はしておりません。ご了承ください

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.
回答ありがとうございました。参考にさせていただきます、ただ分かり難かったかもしれませんが、なんとなく彼女が最初に一人で初めて行った心療内科で投与された薬の副作用が強かったこと辺りから悪くなって行った気がしていました。かかりつけの内科医はご指摘のとうりご専門ではないのかもしれませんが、ずっと見てもらっていて彼女も強い信頼感を持っています。専門の心療内科の先生も合うあわないがあると思うので、どのような基準で先生を探せば良いのかアドバイスは頂けませんか? 頂いた回答を直接彼女に見せると不安に思うといけないので慎重に伝える事にします。
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。

難しいところで、実は最初に行かれた心療内科の処方が、うつ病に対してもパニック障害に対しても標準治療です。
いきなり4錠処方したのも良くなかったとは思いますし、副作用の事前説明も十分ではなかったかもしれませんが、使ったお薬自体は正しいのです。

同じようなご質問はこのサイトでしばしば受けるのですが、精神科医・心療内科医の8割はヤブで外れクジを引く可能性の方が高いので、腕と相性が良い医師がみつかるまでは2~3件かかるくらいのつもりでいて下さいと回答することにしています。
治療成績が公表されているわけではありませんので、実際に当たってみるしかありません。
奥様の診断がパニック障害であるという前提でお答えすれば、以下のような治療を行う医師を選ばれるべきでしょう。

***************************
パニック障害の標準的治療は、まず薬物療法でパニック発作を抑制し、平素は発作が起きなくなったら次第に薬を減らしながら行動範囲を広げていき、最終的には薬を飲まずに元通りの生活が送れるようになることを目指します。

薬物療法はSSRI(選択的セロトニン再取り込阻害薬)と呼ばれる抗うつ薬/抗不安薬と精神安定剤の併用で開始し、SSRIを増量しつつ、次第に安定剤を頓服薬にするなどして減らしていきます。
SSRIは、具体的な薬剤名としては、ルボックス(デプルメール)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロのことです。
脳内のセロトニンという物質を増やすことで、不安を消褪させると考えられています。
SSRI は服用を開始して十分量に増やしてから有効性が現れるまでに数週間かかります。今日飲んだら明日効くというタイプのお薬ではないのです。
一方で安定剤は、飲めばその時その時でパニック発作に効きます。一方で定時服用を数週間以上続けたら依存が生じます。
この2つのタイプの薬の特性をうまく利用し、SSRIが効くまでは安定剤で繋ぎ、SSRIが効いてきたら依存が生じる前に安定剤を減量していくわけです。

SSRIを速やかに増量して、改善後は速やかに減量するのがパニック障害の治療における薬物療法の良手です。
調子が悪い状態が長引くと二次的・三次的に種々の問題が生じてきますので、早期治療が大切です。
猫山司, メディカルアドバイザー
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経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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