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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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仕事・離婚・失恋と問題が重なり、仕事面で集中できない。したくない精神状態が続いてます。 食欲は多少出てきましたが、

質問者の質問

仕事・離婚・失恋と問題が重なり、仕事面で集中できない。したくない精神状態が続いてます。
食欲は多少出てきましたが、夜は寝れない。一人になると空虚感により、不安定な精神状態になります。
どのようにしたら良いか正直に悩んでおります。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。

本来なら、少し補足情報をいただき、必要と判断すれば心療内科を紹介することになる可能性が高いと思いますが、心療内科では通常、薬物療法中心の治療になります。

「試行済み」の内容を拝見する限り、それはあまり望まれていないということでしょうか?

※回答は午後以降になる可能性があります。ご了承いただけますと幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。

非薬物療法でうつ状態に有効な心理療法としては、近年では認知療法の実績が蓄積されています。

認知療法という精神療法の根底にあるのは、周囲の環境を変えられなくとも、自分が周囲を理解する(認知する)方法を変えればストレスは軽減される、という 思想ですので、相談者様の状況には合っているのではないかと思います(無理にポジティブシンキングをしろという意味ではありません。念のため)。

人間は世界のありのままを観ているのではなく、その一部を抽出し、解釈し、帰属させているなど 「認知」しているのであって、その認知には必ず個人差があり、客観的な世界そのものとは異なっています。
認知療法では、そのため、誤解や思い込み、拡大解釈などが含まれた自らに不都合な認知をしてしまい、結果として様々な嫌な気分(怒り、悲しみ、混乱、抑うつ)が生じてくると仮定しています。
不快な気分や 不適切な行動の背景として「考え方」つまり「認知」に着目し、この不都合な認知⇒気分の流れを紙などに書いて把握すること、また、それらに別の観点を見つ けるべく紙に書いて修正を試みる事が認知療法の根幹になります。
ステレオタイプな認知を歪みと命名したりします。

認知療法では認知の歪みに対し、反証や多面的解釈を生み出す手助けをします。このように自らが認知を修正することによって、身体反応が軽減したり、苦しみの少ない方向に情動が変化したり、より建設的な方向に行動出来るようになったりするとの説があります。

認知療法を受けるには、インターネットなどで検索してこの治療法を行っている心療内科やカウンセラーを探す必要がありますが、昨年から認知療法は保険がきくようになりましたので、このスキルをもった医師を探すことが出来ればかなりお得です。

認知療法的な思考方法を身につけるためには、一般の方向けの書籍がたくさん出版されていますから、それを読み、独習するだけでも一定以上の効果が期待できます。

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
http://www.amazon.co.jp/gp/product/442211283X/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=polyhedron00-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=442211283X

心のつぶやきがあなたを変える―認知療法自習マニュアル
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あたりが推薦図書です。
人間、すぐに変われるものではもちろんありませんが、事態を好転させる努力は続ける必要があるでしょう。

本当は複数の選択肢が残されていることがほとんどです。
ただ、それをみつけるには、相談者様が新たな視点を手に入れる必要があるかもしれません。
認知療法的なアプローチはその一助になると思うのですが。

以上、ご参考になれば幸いです。

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